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バカですか?

1 :バカ ★:2020/02/20(木) 19:30:12 ID:baka
【ここの板の基本ルール】

1 本スレでの予想は禁止、雑談は基本避難所で
  →3行を越える長文、内容が投下内容の本筋に沿わないもの等は禁止です
    安価付雑談は全て避難所でお願い致します。
2 補足説明はok
  ・そこから発展した議論と雑談は避難所でやること。
3 誤字、脱字に関する書き込みは推奨
  →訂正元についての安価をつけて下さい
4 自治不要
  →違反者はその都度☆凜が対処するから自治レスは禁止

1.補足
9408 :◇PxpsTgDRu. ★ :2015/12/01(火) 20:46:14 ID:hosirin334


まではおk
2〜3行の空白は目を瞑って差し上げろ
ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1447586846/9408

すごく便利だけでなく、サーバーへの負担も低減されます。
まだの方はご検討の程をお願い致します。

その他、雑談所で自重するように言われたもの
*共産主義、資本主義等の**主義関連、宗教関連
 その他加熱し易い話題は禁止。
 他スレの話題は常識の範囲内で許可。
みんな仲良くの原則に外れそうな話題はやめましょう。

作者さんより 「少しの気遣いでみんなが幸せになれるという事です。」

直近の過去スレ
ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1528552038/

774 :バカ ★:2020/08/24(月) 00:14:16 ID:baka
                        -─-
                   /      \
                       /
                   l  ⌒ヽ )(ノ⌒ヽ l
                   | ( ● 八 ● ) |                やる夫、彼女を愛してやれ。
                   |  (  人  )  .|
                   |     ´ ̄`    .|
                  l     ⌒    |
                -一| \     /. |ー-
              /     |  ` ー一'  ::: |..   \
            -─∠    ...::小 \::::::::::::.::::: 人::..   \
      /           ´ ̄ ー-ミヽ /二ニ=一---< ´ ̄`ヾ¨ ヽ          、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
     /   爪                V´         }       \       )                           (
            ヽ   ( /     `寸  -‐          }:..    V      )                           (
    {   弋彡  ≧=く     ー=ミi/     弋 ル    ノ:::    '      )      なんでやねん!!!!    (
     〉  ⌒{  ⌒ヽ  ヽ.       |         >   <:::_  ム |      )                            ,  、 、
            ー--ミム      |辷一     /      j  Y  `ヽ     )                         ○ll○)lヽ
    {  l (          > 、.___ノ二辷_ _ {    イ  ノ::.         ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ (人__)l|llノ
    ∨ | リー=辷二 ̄ ̄       _,込  ヽ `><     `ヾ   }
    ∨小ム 〈                    リ  リ/         }   ′
      ∨   Y      ー--==-‐ ´  ム-=ニ            ノ  /
      弋   人            ..:r<                ハ
       `¨¨ヾ ー─      ィ<  |二_    __二     イ   ノ
            T ー─‐<___.{____|     ̄ ̄           フ´
              |       :{   :|: ≧=ー--   __ ニ=‐
               圦        ::ト ー┼一 ┤     ノ
             {ヽミ     :{:  :|:   :}:  彡´ }
             人   ` ̄¨¨¨ ┬─┬  ̄   人
             /    ̄`¨'辷─┴─┴─=ニ二´ ∧




      ____
    /  ノ  ヽ\
   /  (○)}liil{(○)          なにをどうしたらそんな結論に至るんだよ!!!
 /     (__人__) ヽ
 |       |!!il|l|   |
 \        lェェェl /          やる夫じゃなくてお前が愛してやればいいだろうが!!!
  /         ヽ
  しヽ        ト、ノ
    |    __    |
    !___ノ´  ヽ__丿

775 :バカ ★:2020/08/24(月) 00:15:14 ID:baka
              ,. -‐- 、
             /       ヽ
           {     ,、 ',
           ヽ ノ `フノ-‐ュ',                    そうしたいのはやまやまだが……
           〈゙y'´ ´ '´,≠-,                            俺には彼女を愛する資格がない。
                i     ,r ´i ` ー‐‐‐- 、 _
           /    ノ _ノ    ; _,-‐x'ニ=、 `丶.          彼女を強姦しようとしてしまったからな。
       ,. -‐ァ′  /´ー=、_r‐‐='´ ゝ、   ヽ  ハ
       /  /  / .,'     '.      ヽ    :  ゙i-、
      ,iゝ'´  , '   /     ;       `ヽ.  ム、.ム ヽ
      〃 / /   /     }           ,ハ爪⌒:´    ',
      ! , '´{    / o     ノヽ_   o  ノ ハ   ヽ  ノヽ ',
     Y´    ,/ ゙ゝ--‐= ´ ゙i!  `¬==.´  ,ノ \  v ⌒ヽ!
     ゝ-、___ノ.  ,ノ {,. -‐¬! ̄` ¬ヤ ∨   `ー/    / }
              ゝ. i  i      ;  ____.ム   i       ,'   , ' リ
              ゙} ├ '´ ̄ ; :´    i.ノ !      {,.  '   /
             i ハ,... ...ノ,.ヽ.__.. '´i   !   , '     /
              {  {    ¨     リ、  |_  /     /
            ゝ. ヘ       /:,.-‐‐' `¨   /
              人.\ヽ     ι/,.-     ィ
           /   `ヽ> 、.... -‐ ι',/> ,.、-- '




     ____
   /ノ   ヽ、_\
   /( ○)}liil{(○)\          今ここでそんな序盤の話が問題になってくるの!?
/    (__人__)   \
|   ヽ |!!il|!|!l| /   |       伏線だったのアレ!? もはやどうでもいいだろそんなこと!!
\    |ェェェェ|     /

776 :バカ ★:2020/08/24(月) 00:16:26 ID:baka
            /:/..ィ::(_)='´   /      ート=廴ヾミr)ヾミ;、 ::::',
           ィ彡》o(ト=''´ i    ,′         ̄廴ヾミ;、ヾミ:Z
          巛/::ハ ̄   1    ,             廴入 }::} ||
          Y::/}::}      |    i ,′                `Yハ⊥⊥
         /::/! }::!      !  | | ,′             `ーム>トト、
         ムチ廾:::!      |  1 .|:l                /:/!::八!
        ノ//:/i¨    i  ト、 | !:!        ,          /:/.ノ::{=彳
        j// !:j i    | 从_ヽ!八|         /  ,ィ     {:ム,':::ハ
        〃,′.// : |    ィ示圷ミト,..ハ     /! / 1     ¨7:://ム
       ,′ Li  !   1 弋ヾ ツミ ヽ   / ̄レム、!       ./::/ Li !
       ,′  i   !   i   ̄`    ヽ/ ,,ィチ示ミ、j      {::/!::イ !       不束者ですがよろしくお願いします!
       ,′  |   ! i、 |             弋ヾツ, / ,′  .L! L!  |
      ,′  .:|   i |ハj       ,       ̄,イ/ /  ,′     1
      ,′  .:::|   l | ハ   、            .///  .,′     1      、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 人
    ,′  ..::::::|   l |  .ム   ` - -     ./,イ    ,′      .|       )                           (
    ,′ ..:::::::: |   l | {::::::\         ,/ .,′  .,′      .|       )                           (
    ,′ ..:::::::::::: |   l | /:::::::::::::\_ . -_.≦:::/ .,′  .,′         |       )   レズ設定はどうしたお前!?   (
   ,′ .::::::::::::::: |   l rチ::::::::::::::::::::}}-='''´::::::: /  ,′  .,′         |       )                       ,  、 、
   ム,..----- .、 |   l l:::::::::::::::://|ト:::::::::::::::::{  ,′  .,′ ___  |       )                    ○ll○)lヽ
  :::::::::::::::::::::::::: : |   l∧::::::::〃//! ヾミ;、 :::::::: ム ,′  .,′ノ:::::::::::::::::::ヽ 1      ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ (人__)l|llノ
  :::::::::::::::::::::::::: : |   ll ヽ::::{{://!:! |:|::::}}::::::::::::::,′  .,′::::::::::::::::::::::: : Y
  :::::::::::::::::::::::::: : |   ll   ヽW i::! |:|::::}}ィイ´¨,′  .,′::::::::::::::::::::::::::::::::\




      ,//: :ヽ: : Y: /:、: : : : : : : :\: : : : : : : : \
    /: :/: : : ∧: : ;′1: : : : : : : : : l: : : : : : : : : :∧
   ∠二ィ: : : : l::∧: :!:::::l: : : : : : : : : :|: : :ヽ: : : : : : :∧
      /.: : : : :|::::::∨::::::l: : : : : : : : : :l: : : : ∨: : : : : :∧
    ,r': : : : : : 「¨¨`""¨1: : : : : : : : : l: : : : : ∨: : : : : :∧
    |! : : : : : : l       l: :;ィ: : : :∧ : | : : : : : ∨: : :ヾ : ∧
   イ!: : : : :i: : !.      !:/ l: : :/ ヽ: ト、 : : : : ∨: : : :\;ハ
   /l: : : :,∧:厶-‐、  レ' !‐ナ―-ゞ! ヽ、: : : :i: : : : : :l ヾ
    !.:!: : ;ィ: : ト1===ミ:、   l.:/彡==`=ミ:、ヽ : : l.: : : : : |          娘のことはよろしくたのむよ。
   l.;イ : ;ハ イl:i゙ '乍ミ1L..../;」i ィ卞ぅx、 ! ヽト、:l: : : : : :|
   レ'l: :/  リ |:|  ヒ;リ |「 ̄"゙1l  ヒzリ` l l`ゞ- 、.: : :lヽ:.!
    レ'’   ヾ ___ノ.'   ヾ: 、__.ノノ ´rハ !:、:| ヾ         、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_  人
          i ̄ ̄ i       ̄ ̄ ̄  ムソ:.;ハノ             )                                (
           、             r彡;〃´                )                                (
           ヽ   ヾニフ       ノレ'´              )   喋るなっつっただろうがテメエ!!!    (
            \          ´ ,L. -‐ 、_              )                           ,  、 、
              ヽ . _ ,   , ィ´   ,.、二ミ:ォ         )                              ○ll○)lヽ
               ,.-‐=ニj,.ィ'´   / ̄ "¨ヾ\L、        ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y (人__)l|llノ
             _r'´  レ"   _ニ=′    二ニ=   \
           rく ヽ   j ,-=ニ¨       イ=‐- 、    >"

777 :バカ ★:2020/08/24(月) 00:17:15 ID:baka
                       / ̄ ̄\
                     /  ヽ、_  \
        ____          (●)(● )   |
       /      \        (__人__)     |      美人の彼女ができてよかったなやる夫。
     /::          \     (`⌒ ´     |
    /::::::::::           \     {           |       うらやましいわ。
   |::::::::::::::::::          |    {        ノ
    \::::::::::::::::       /     ヽ     ノ
   /::::::::::::::::::::::      |       ノ     ヽ
   |:::: |:::::::::::::::::::::::   |:: |      /      |
   |:::: |:::::::::::::::::::::::   |:: |




















                                                           ,z=ミ、
                                                            /    i、_ '""
                            〃                           / \ィ7、 、  ,.ィ  ハ  ,, ' ' "
                         〃                                 〈     ∨ ゞ /   ノ `ミ   ´ ´ "
                       ,ィ'彡"    ィ"´                           `ト、   } /ヘ. /   , ヘ
                      ノ:::(´                                j ゞ=彡<  _/へ /   〉 ,,  ''"
                     ,:'"´  イ"    ,,,、ィ"′                  __,. =="ゝ、    ̄ゞ、_彡'"   /
                       ,’      ,ィ::::∠"               ,.ィ"´ ̄         `ヽ彡'"   ヘ三ゝゥ'"
        ,. =-─=‐-ミ、          ィ彡"´               /    _,,         ヘ      /
      ,. :'         \   ,''  "          ___,/ , -‐ '""              /`ー=彡'′
     /            \             /´ , -‐'"  / '"              /.     ! .i   `゙ヾ
   /                ヘ       ,.イ⌒ミ>'´彡イ    /                   /       { 〉
  /                  ',   /   ∠          i               /          〉 ハ`ヾゞ::、_''"´
  ,'     r               〉  'v'"     /   '"´ ̄ ̄`ミト=ゝ、         /─ミ、       { 〈ヽ  /ω 〉 ィ=、
 i      \     、   ,  _/   i     _,/ /         `>ゞ=、_    ,>'"-、   、`ヽ     ムイ` ̄ト、_// /
  {.       、{{ ̄`丶、_〉 ,{_//   }    "7           ノ´⌒ー=彡'"      `ーヘ   `ヽーィ´‐-ミ、    (´  /
 ィヘ       ゞ─-‐'´ゞ=イー'"   /    '"        ,>'"´                    ’,    〉        ゝ彡'"
   \      /      i   )   ,.'        ,イ=='"                     ゝ、   ,イ⌒ヽj厶彡'´
     \     ゝ、_ _ノ、_/ /     〉 /´j'′                          `ート    \
      `ー-=.,_ ゞ亠'^⌒´,.イ´        //  /  `゙ミ,,、  `ヾゞミ                     ゝ     ハ
             ` ̄ ̄´          /   /                                \    j
                      /     /       ``   `ヾ、```                     ゝ  /
 ゞミ、__                        /       ヾ                            (  /
      ̄                        /       `ゞヽ        `ヾ                     〉 /
                        /                         ┼ヽ  -|r‐、. レ |       厶イ⌒ j
                           /  ミ、  `ヾゞ、               d⌒) ./| _ノ  __ノ       〈__彡'′

778 :バカ ★:2020/08/24(月) 00:18:18 ID:baka
  い  こ  /      丶
   っ れ   !    \ヾ′
  た  は  ト      ヽ   教
  い     ‘       }  .授
  !?     ゚,     ノァ_ !!
        lヽヤ      / _,
 ィ、 /ミi∨ヾ \    ,.ィ彡ソrァ /
圭/圭r'’  ,r:.;:、   ,イ彡ミミミミ/ミミ
圭圭7}   frtr‐;   汚彡ミミミミミミ
圭フ〃  ヾ赱リ、...__ 寸(弋辷ー‐、
圭! i |   /リ:rュ:、j   7、` j ヾ’
シ^''/  }  ヤv:::i ,!  i/ } r''く-、  u
   /  トミ  ヽVノ   kイソ  ゙ー:rt_f
  /    !ゝ_  ・   ィリ´゚、   レ辷
''’    、 ヽ .._z‐ " 丶/ヾ、
       ` 、, ・    ゜,  ゚.
         、  、     、 {ヽ







           ,,rzttz:.._,,.rttz:.,
         _ノ圭圭圭圭圭圭圭k.、
      rf系圭圭圭圭圭圭圭圭圭ミi、
     ,イ圭圭圭圭圭圭"⌒ヾ圭圭圭圭ミi.
    f圭圭圭圭圭圭浙     ..r_ミ寸圭ik         . '" r !  ¨ ヽ
    |圭圭圭圭圭圭ツ  _, z斗__⌒ヾ:寸rマ.     . ゜   ||
    j圭圭圭圭>" .._イzイ;代ツ ヽ .! ヾi.ド,    /     ヽニフ.
    洲圭少" ̄:z斗=、_r‐ヤ.、 ̄   丿 ゙ミV}    .′..    _
    寸圭{ ,イ才 ,ィッアr{j´ ヾ廴__... ´   .や!    .l     「l`ニ′
    ヾ圭〃   ー '" じj    ¨_,、     X!    |     └'つ )
     `=ヾ.    ..'f r_::. '"    ¨ヽ    ヾ,    !        ̄
       ヤ、!` 一 ´  /   r_ -‐ ''’  }   }丶_   ‘      n
        弋z    、  イ" _..,,_,        }ヽ 、‘,     /厶__
        `゙、、     ‘  イ::''"      ノ  / !i  `ヽ   └'^ー┘
          \   ',   "゙       /j / .′   '. ` ._  _..'"¨フ
            ` 、         .イ:: '/   ′    i
             ヾ:ー::::-....-‐::":::: '゛,     ,′    |
              f゚;:::::::::::::::::::::: 〃/     ′    |
             ノ} ヽ:::::::::::::f  /      ′     .!
           / |   >__;::r,,´      ,.       l

779 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:19:00 ID:fTpKWNS70
終わったww
お腹痛いww
乙です!


780 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:19:24 ID:Y3mHXhDz0
おつでした
なんだか分からんがとにかく良し!

781 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:19:36 ID:FHaKjvhl0
怒涛の勢いとはこのことか

おつでした

782 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:20:03 ID:+SUbJULA0
何という疾走感・・・失踪・・?

783 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:20:19 ID:H9yu6uLr0
乙でした
これはひどいw

784 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:20:54 ID:Nxv/H+xE0
乙でしたー

785 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:21:15 ID:f8h+tUm40
乙でした
会話の振れ幅が激しすぎてピンボールの球になった気分だw

786 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:23:23 ID:7VqyvUYQ0
バカさん、貴方疲れているのよ……(スカリー感)

787 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:24:22 ID:Qb/HkaLt0
乙でしたーバカさんのキレッキレのセリフ回し、久しぶりに堪能しましたww

788 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:25:48 ID:17Fgf8Ne0
乙でした
勢いすごすぎて草ァ!

789 :難民 ★:2020/08/24(月) 00:26:09 ID:nanmin
乙でした。

790 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:26:18 ID:HphwB7Ng0
久々に疾走感全壊な投稿www

791 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:29:02 ID:IReB+VFVi
乙でした
バカさんあなた疲れてるのよ

792 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:43:00 ID:WFxHRViE0
(リアル共々)お疲れ様です。…俺は今何を読んでいたんだろう(哲学の領域in)。

793 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:53:09 ID:D1d6HUCz0
乙でした
バカさんの破壊力は衰えないなあw

794 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:54:35 ID:LHjcA7/v0
乙でした
遠心力ゥ……ですかねぇ……

795 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 00:57:14 ID:8jIueFlQ0
乙でした
なにこれ

796 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 01:33:19 ID:nTR7jcvl0
乙です
これだよこれ

797 :◇PxpsTgDRu. ★:2020/08/24(月) 04:10:29 ID:hosirin334
ああ、バカさんだ

798 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 04:27:50 ID:/GJ6M++10

流石としか言えないw

799 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 04:55:08 ID:HHaxk+TL0
乙でした
いつものバカさんだ。キレッキレすぎてマネできねぇバカさんだ(誉め言葉)

800 :バーニィ ★:2020/08/24(月) 05:35:31 ID:???
乙でしたー
バカさん凄いw

801 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 05:55:17 ID:6GVqvS9Z0
乙です【顧客が求めていたもの】がここに

802 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 06:10:25 ID:/W2yl7Np0
乙です
バカさんの凄い所は勢いだけの話に見えて何だかんだ精密に話が成り立ってるところですよねww

803 :手抜き〇 ★:2020/08/24(月) 06:13:51 ID:tenuki
乙でした
怒涛の展開すぎる

804 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 07:01:00 ID:x4M1UhQW0
乙です
最後まで常識人だったやる夫に幸あれ!

805 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 07:16:21 ID:Olp/uII0i
乙でした
みんなのバカさんが帰って来たな!

806 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 07:19:23 ID:eoUG+pL+0
オツでした。
いやー、すげぇw 凄まじい勢いを維持してるのにその中に緩急があってすげぇ。

807 :きび ◆1dTUfAn6/I :2020/08/24(月) 09:04:15 ID:aGmE6kpZ0
乙でしたー
本文24レス中、やる夫のツッコミ数約28回という狂気w

808 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 09:15:28 ID:iSece1hx0
乙ですw

809 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 09:57:21 ID:ua+gdh1Yi
乙 ああ、バカさんだ(この一言で全て説明がつく)

810 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 11:52:19 ID:msilZXeg0

つっこみおおすぎいw

811 :昭弘:2020/08/24(月) 12:24:03 ID:IkXwpzkO0
乙でした!
バカさんの切れ味は衰え知らずwwww

812 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 13:21:08 ID:hq09AFfJ0
乙でした
最後まで一気に見通して小一時間経つまでこの一連の出来事の舞台が公園だって事実が頭からスッポリ消えていましたw

813 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 13:49:33 ID:nVI5OTQb0
乙でした。

814 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 15:32:13 ID:76cokdH70
乙でしたーwww
ああ、バカさんの短編は本当にバカさんにしか作れんなぁwww

815 :きりんぱす ◆4soucrnAG. :2020/08/24(月) 17:49:04 ID:YiYJXU1d0
乙でしたーw

816 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 18:01:52 ID:/eZ9Osqz0
乙でした。
バカさんの至った境地は遥か果てにありすぎる。

817 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 18:20:01 ID:yX/e3s1Ki
乙です。この不条理ギャグを計算づくでかけるのが才能よな

818 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 18:56:44 ID:PSup08OQ0
乙でした
笑ったけど、山とかオチとかどこなんだろうw

819 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 20:08:15 ID:tlD6O87E0
乙でした。

820 :名無しの読者さん:2020/08/24(月) 20:21:28 ID:G/7eG7KL0
乙でした。ぶっちゃけこのテンポと切れを見るとホッとします。

821 :名無しの読者さん:2020/08/25(火) 15:57:33 ID:ENR76zo80
乙でした。

822 :名無しの読者さん:2020/08/26(水) 04:33:07 ID:9rUkx9fW0
乙でした
バカさんらしい怒涛の展開でしたw

823 :名無しの読者さん:2020/08/27(木) 01:30:37 ID:G2YuN6mf0

そして今更平穏の定義を述べよの続きが投下されてた事に気が付いた
やっぱ平穏の定義を述べよ最高だわ

824 :名無しの読者さん:2020/08/27(木) 21:08:12 ID:QAyAQDwi0
ない夫の定義では了承なしで穴に突っ込んだ完全な強姦罪が 処女膜破ってなければ「強姦しようとした」つまりは強姦未遂扱いなのかw

825 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:37:46 ID:baka
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               V::::::::::/:::   ト,       ,,z≠{:::::::{:::{  {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: }
               }::::::::::::::zzzx、,`ミ,   〃   \_:::::::.  \::::::::::::::::::__::::::::::::::::::/      NCによる加工で公差に入れるのに
                }::::::::::::;'|   `ヾ,、}l } l{  ,z竓芋\:\  ヽ:::::::/  ヽ::::::::/         祈祷力が必要になるのはどうにかしてほしい。
                 /::::/::::/ | (:l{;) ヾ ノ   〃 (:l{:)  }:::::}  }::::::{ /⌒l  }::::::{
              {:::r-- 'lf |ヽ,_____,/ r ≦   ___/}:::/  /:::::/ ┐ l  }::::::}
               j::::)  l{L|   /           /:/  /:::::/    ./ /::::/
                /イ  八_|   ヽ  、          {/ ./::/   __ /:: イ
               ⌒小                   }::/     /:::::/ {丶
                ⌒´_   マ¨¨二二二ニ77ア   }/     / }::::::{  {  \
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             /        V{、__,ノV./       /  /:イ(    \ /´
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826 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:38:34 ID:baka
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                     \/   ソ -、           三           |
                     /\   i=-、   ,r==‐一   `ミミ           |
                         _r==≠ー‐' r‐テ宍ぃ,___ヾミ     ヽ、 !
                        └}− i 亠}⌒ヽ{ 、_  ̄´ }r───―r‐rイ ⌒トi }| |
                          ヽ_!`_j   ヽ _ _ノ'_ノ'´   ノ ミ! i片 l//ll |
                            ヽ }   '´ `!       /  ミ!  し'ノ/l!lリ
                       \/  、ヽ _ r‐- ノ  `ヽ、       i_,ノヘ川
                       /\   川从川从川从  !  i       !   ノル{
                              ヽ‐ー→―ー‐ァ'’ j   !      ! }   {_
                      ×      ヽi`ー─−^'´/  !      / /    ソヽ
                               い、____,.   /      /l  }   / /ヽ
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                      ×        ``=ニr‐ '"/      /  /
                    /  \   \/         }  /   /
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    'll ,,,,l''''     ,ll ,lllll lll  ,,,,,,     ,ll '''''ll,,,,,       ll l lll ,ll          'll ,,,,l''''     lllllllll,,, lll''        ,l'' ,lll,,        ll' ll' lllllllll' ,,,,,ll
    ll' ,ll        ,ll l ll l ,,ll'',,ll     lll ll'''ll,,,llll      ll lll ll ,ll          ,ll l'        ,,,,,,,ll'' 'll,       ,l'' 'l,, 'll ,,,,,,   ll' ll,,,,,  ll l
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  lll',,,l''        lll,,,l''' 'll,,,,ll'''         'll lll           ,,l'' ,ll''       ,ll'l,,ll'           'll,,,ll''''''''lll    ,lll ,,l''  'l,,,''l,,,ll'     'll,,,,ll,,,lllll,,lll,,,lll
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                  '''l,,,l''''ll,     ,ll' ,ll''  ll, ''',,,ll'    ''l,,,l''''''''''''lll     'll,,,,,l''            'll,,,''''''''l,,,l'''      ''ll,,'''ll
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827 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:39:36 ID:baka
   ┏                  ┓  / //:f   //:  ///.:     //     |:|: : :| : :|: : : :
   ┃  前回のあらすじ  ┃  //ハ:{   ':/:::  //|:| ::.   {:{    |:|: : :| : :!: : : :
   ┗                  ┛ |:|  ||  |:| :: // !:! ::.   ヾ:、   /;ハ : '、: : ヽ : : :
          /: :/: i: : |: :i ___|:|_ ||  |:l :. |:|  ヾ: 、r;   :}:}  //  {: : : :ヽ: : :, : :
          :{ : f: : |:r,:|: :l:  ̄`!:{ヾ;リx、j:j :. |:|    i:|   ,x://≠{:{:x、 :|: 、: : : i : | : :
           }: :|: :|:,ハ: |:   ヽ:Y `'//:、 ヾ、   |:| 彡'/'´   ヾ:, ヾ!:,ハ: : | : | : :
           {: :|r; :|: |: ;|:|、_,≧:x|:|、.// ヾ  __}}_  |:|  _,x:≠=<、 i  |{ |: | : | : :
          |: :!: : |: |/'|:l´ ̄ ̄:!:!`{:{x.__,/; {{::. \|_〃_ _f:入ハ `'x,ノ  |i: :| : | : :
          |:,ハ: |:|: | |:| :   |:| ノ'   .: :{ ,リ}:: {:{ ヾx, 弋Yツ` 、}}彡 ,リ: :! : ! : :
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           ヾ/:∧:、:\:! :.   ,ノノ.: :.   /   {:   l|    ` ー .::   / //-、:/ : :/    │  アルトリアさん、賊を狩る │
           /,:イ: : i:| ヽ:ヽ:.  {:{.:    / {:  ;ハ:.  :!   r;    :. /  //'⌒ } : /     └───────────┘
          i∧:|ハ: :ヾ:,  ':| : |:|   // `   }:   '、 .:     /     !:!   /: ,:
          |! :|: :i : : : ',|| : |:|   :{ { '^: '^; ハ   ヽ:.   .′   ,:|:| /: /|:|
          |! :|: :|: : :i: :| ||  ヾ,  :}  :.__.:         :,   i     /,ハ∨: f !:!
          |i :l: :|: : :l: :| ||    i|   /_ _\      |  :|    // ∧ : | ヾ:,
          ||  ∨: ハ:!:|l| r;   | _//ー'┬'┬くヽヽ     |  :|  ///:/: i: :|   }     ┌─────────┐
         ヾ:, |: } :|: :! :|   r; | `ヾ二二二` <} }     !  :! //: : / : : |: :|   ,′    │ パパの胃が荒れる  │
           }} | : | }: i:`|、  | ::'"´ ̄`:: ` ー'^:   ,'  ,.ィ!:! : : { : : : !: :! /      └─────────┘
              ,リ | : | {: :ヽ ヽ. /  ::.     :.     .:  / / ノ|:| : : ハ: : :,: / /
          〃 ': :| ヽ|: :}   f\ .:       :.  .:  ,. ´/ | ヾ、: : :} /:/ /
          {{   ':{   :!: ハ:. | ` 、    ..::   .: / ,.ィf: : : :|: : ;ハ : 〃/ {
                  ヾ、 |:{  \  ー‐ヽ. ___ ,   ´ /: :!|: : |: | : { |/:|{ |   )
               } ヾ、   }`ー;;;rく⌒ヾ._ . イ;;;;;;}: :,ハ: :| : 、: ∨: 八|
                     ノイ/{;;{ } } };;;;;{  {;;;/´} :! }: !: |ハ: ∨  \
                       };j ノイ八:;;;}  };;} /:, | |: |/ ,ノ: }:}
                            };};}   };} |/从 :|/ /イ://
                              {;j;{  {;j    ノ   ノィ/
                      {;j    };}
                             {;{
                           };}
                            {;{
                          o   };j
                     {;j
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828 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:40:35 ID:baka
                 。 - 。
               。 ゚     \ __         ,-‐ ≧s。
               /     > ~     ~   ≧s。ュ r  ‐-、  \ /
               /     ./   /           >   .ヽ .∨
 /⌒ヽ                , '    ./             \   ヽ   }. |
 { O  }/⌒i         /              ヽ  .ヽ ┌──────────────────────────┐
  \゚    ./  rv'`ヽ                   ',    │  アルトリアさんの創設したよく分からない部活に          │
   \___/   .|   ゝA.{.    |  /i          :l   │      男目当てで入部したネロは入部したその日から      │
           八  /  }|     |. / .| | ト、  ト、 . |ヽ|   │                         熱烈アピールをしていました │
          `¨7  / |∧ |ヽ|/- .レ' )ノ \| ヽ| l    └──────────────────────────┘
          /  /:::::/. |イ.x≠ミ     x≠ミ  /   ..}  , |\i:/:::::::::::'   〉
          〉  /:::::/  { ヽヽヽ      ヽヽヽ /   /`ヽ/ . |i:i:i|:::::::::::::::::::}  .〈
            〈  ,ヘ/  .八      ャ'  ̄ `ヽ   /    /___丿/li:i:i:|::::::::。r≦≧=-ゝ
          ゝ' /      /\   人___   /  /    /:::::::::::{ ::::|i:i:i:|:./
              /      /::::/ > __    。r/   ../ :::::::: 人 ____/
           {      /\{::::::::::::::::::::l  ̄ / ,    /::::::::::::::::::::::::/
           ヽ八  /   .|::::::::::::::::::/_//( ト、/::::::::::::::::::::::::::'
                ゝ'   .人:::::::::::::/: : //: : : ヽ|: :|::::::::::::::::::::::::丿
                     >─ ': : : : :{: : : : : : .丿:::::r---‐<




     /イハ /.:   /::::  l  l  .ハ  l   l l ト、ハ
     { l Vi::    l:::: / / / / l  .| ト、 | | | ハ ',
     / |.  |::   .l:: ./ / /i ./  |  | |k. | | | j i l
     ヾ小ミ、|    .|〃./i ./ .l/   .| .ハ .| } | i イ八;     ┌─────────────────────────┐
      iヘミ|   |ィ示≧=-,;    .lィ彳=、イ / /l,' リ     │ その熱烈さは自分がヤガミ家の令嬢だと忘れてないかと   │
       >il   | ll {:::} i Y     il{:::} ! / l/,/|/ /      │            アルトリアさんがぽそりと呟くほどでした │
       ヾil|   | ゞー ソ     ゞ┴'´ ./  .|        └─────────────────────────┘
         |:::::i: | u             /::  |
         |:::::l. |        i}     イ::::. |
       /::| :::l, |>、    (  ァ  / |!::;;i |           ┌────────────────────┐
       /:::∧..:! ,| |\       <   |::: l |           │お前が言うなよと僧侶からツッコミが入りました │
      /:::/  i  .| _|  >  _ /|:::::>  |::. ! リ           └────────────────────┘
      ヾ.'  ∧  |\         |.K   |  イi
        /∧> .|  \    /  \ _| ハ/
'` ー── ''´ヽ  .', .|   \ /      lイー─ ''´`\
    i     ヽ  il    /::::ヽ     /    ヽ   .\

829 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:41:35 ID:baka
                ヽ    \      i     ヽ ヽ
                 i,     ヽ 、,_   {       ヾ l
              }   /ー- 、_   } i  ノヽ   )   }ノ
         !    人  ヽ、    }. / ノ/,,ニ } /   〈
       i 人   (  ` ー 、 i_, /   !、ニ'"_,=、_┐    j     ┌─────────────────────┐
       | { ,. -‐ ――-- '"/    イ;::じ;:}   |    r        │ そのアピールを受けている本人は            │
       , ヘ y  ̄,. ̄-‐、-<´       ヽ;゚_;;ノ /  |  /        │     一人の男として大変光栄だけど          │
        'i   _/ !;:::じ;:}        ! ヽ - '    !  r        │           立場的にとても困ると述べました │
       ヽ    ヽ゚::_ ' /       \       ! j        └─────────────────────┘
  __ ヽ,     }   ー-- ' ´        '゙ ヽ     | ヽ
 '"   `i   i{                     j      | ノ
|   r ヽ   ヽ                    ,.'"       l
ヽ  { i、,\   ヽ                         ,'-、_
 \ \  ヾ` ソ             _ ,,.. -ァ     /   ` ー- 、 __    ,.....   ┌──────────────────────────┐
>、 ヽ `~ 、            < -‐ "´        /            ヽ  │  ヤガミ公爵家長女がレイ男爵家三男に嫁ぐ。          │
   |`ー' -  ゝ、             ´       /              |   │    そんな胃が軋むような痛みは彼は望んでいませんでした │
   |   \    `                  , ' |               |  └──────────────────────────┘
   |      \ _       _         _,/  l
  、f        ` ー- ,,__   ̄ " ¨¨¨/ ヾ.   |            ,. -‐‐
  ヽ            r、i   ,. -‐'゙ '"  |    |      , -‐ '"´
    \          |  ̄ 「| 「 ´    |   /




           /r==ヘニニニ rー--=ミトニ,
             //     ̄ ̄ ̄     } V^i
          } } ` ┰‐'     ` ┰‐ }「  }
          } }ニ二⊇-====-⊆二ニ」  {{
          仁ニニニニニニニニニニ7ーく,           ┌────────────────────┐
        /ニニニニニニニニニニニ介y_           │  端から見ていたテンゾウも胃を痛めていました  │
          厶-=ァrー======----イ }/^{{          └────────────────────┘
         /爪{{   ,..:个:..._      i|. } V り┐
        { ハ{N「` ー:.:.:.:ノ:.:.:.:.「 ー:ァ/:.:}A:./{_
        }' } ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:u:.:.:./:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:..,
            -‐ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.          ┌─────────────────┐
         _{:.:.:.:{:.\:.:.:.‐-:.:.:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:.:./⌒V{            │  ヤガミ公爵にどう伝えればいいかなと  │
       r:.':.:.:.:\:.:.:丶:.:ヽ:.:.:.:.:.:/:.:.:-―-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.{         └─────────────────┘
      ::.:.}.:.:.:.:.:.:.:.:.ニ=-:.:.:.:77:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:八
  r:.:':.:.:.:.:.:}\:.:.:.:.:.:.:.:ー‐==:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∠二:.:.:/-‐:.:.:.:.\

830 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:42:34 ID:baka
/:.:.:.:.:.:∨////ハ/ハ    __    {/7:.、///リ
:.:.:.:二:__:.:`ヾ/////リ,.ィ:.¨:.::.:.:.:.:¨ミ:.:.._∨//i///
///////;ィ¨´ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:>,|//._
//////// .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.,ィ:.:.:.:;ハ∨.:´:.:ヽ-:、:ヽ
\///// .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:/ .|:.: /^ヽ:.:.:ハ:.:.i:.:.:∧:ハ          ┌────────────────────┐
:.:.:.V//′:.:.:.::i.::.:.:.:.:.:.′ /  |:./    `ー i:.|:.:/:.ハ:.i          │ そんなこんなしているうちに魔王が復活しました │
:.:.:/ i.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:i:.:i厶イ.__ j/ ι 、  u.|:.| i.:.:.:.:.|:.|         └────────────────────┘
 :/  .|:.:.:.:.:.;.:、.:.:.:.j丿 .r‐‐-=ミ、_  〉,. /|:.| |:.:;ハ |:.|
:i   | :.:.:./ ハ:.:.:|  八   fぅ ∨¨´  ≦j:ノ_リ:.:/:jノ
:l   |:.:.: i (ヽY| .   fつ-‐- ′ ミ: ,ィ=‐、`/:.: ′
:′ .|:.:.:八 ヽ ヾ ι           {. ( tッ .リ:.:.:八
   l:.:.:.:.:.:ヽ. !             〉 ヽぅ′/:.:.:.ヽ               時期は明示されてなかったけど早すぎでしょ!?
   l.:.:.:.:.:.:.:. 圦   u   ,.ィニニニニ:、   i.|/:.:.:.:.:.:.:'.
   l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i ヽ    /:.ヽ__    リ   从:.:.:.:.:.:.:.:.:'.
   l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .\  .{:.、:.:.:.:.)  ′ , ':.i .\.:.:.:.:.:.:へ、    _
   |.:.:.:.:.:.:.:.:.: |    ι.弋_>-‐'/  /:.:.:|   \:.:.:.:.:.:.:`ー-‐'":.:.:.:.:.ヽ
>-:┴‐-:、:.:.:r┴─‐-  :_. . ̄¨´. < .:.:. 八    .\:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:i        ┌─────────────────┐
    \   ゛ ′        .`¨´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\    `ゝ二ィ⌒ヽ:.:.:.: ノ       │  きっと誰かがフラグを立てたのでしょう  │
     \    >:、     .L_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\        (:.:.:.(        └─────────────────┘
      \     \     >ー‐…'' ¨ヽ:.:.:.\       ヽ:..:.:≧=‐
        ヽ                  ';:.:.:.:.:\       ` ̄
:.      \ }′   O  i⌒i O      }:.:.:.:.:.:..:\
        ソ    f⌒ ー‐' .└〜:、     Y:.:.:.:.:.:.:.:.:)




            |  |i|       / 二>ミミミ≦三三三ム
           |  |i|       /  / // `ミミ{彡三三ミ、 ヾ、
            |  |i|        {  {! {! i!  {  ,へ三三三ミミ \
              |  |i|       ’, , ィムイヤ彡ムマヾミミミ州川ミ
            |  |i|        }イ{州彡イ三三彡イ ヾミミ州川||
            |  |i|        マミミ巛巛彡彡三彡{  ミ州川州
           |  |i|        ゝイ刹川巛彡三三マ  ',州川州
            |  |i|        マ{i{i{{iヘミヾ`三三へ{  }}} 州川      ┌──────────────────────────┐
             |--L|           irtぅ|:ィftッァ  }イ ノ}  } } 川州     │ 王都周辺に謎の化物が現れたという情報が複数寄せられ、   │
        l二二二ニ7   ,- .... _ム  |_, `   , 'マ{""''';,,}州川      │                       騎士団は緊急招集されました │
   ,.. -―=z ./{{二二 Yヽ  γ:.:.:.:.:.:.:.:.∧ __   / /" 彡 {州川      └──────────────────────────┘
 />>/ーY {{ __ }、ノ  ̄}:.:.:.:.:.:.:.:.,;' ,;∧ ‐-  イ" 彡'',,;;彡く川州
/{V}__ /ロ::ロ:::{{ {{ __ { _{V}_}:.:.:.:.:.:.:,;' ,;' / ー‐'" 彡 彡:.:.:.:.:.:.:.:>:.
{ ><_<{ロ::ロ::ロ{L {{ _ イ __><.l:.:.:.:.:.,;' ,;' / ,,;''',;;'' ,,彡'':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ        ┌───────────────────┐
V^`{ Vロ::ロ:::ロヾi≫≪|ヽ {∧{!:.:.:.,;' ,;' / イ / イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>-=''´ヽ:.:∧      │  明らかに騎士じゃないのもいましたが、    │
 \  .ヽロ::,:イ /|≫≪|、 ヽ  |:.:.:; ,;' /イ/ / /:.:.:.:.:.:.:.:> ´__lVl__ {∧}\:∧     │          みんな目を反らしていました。  │
   ヽlVlヾ  /__|≫≪|、\V {:.:.{ { /´ / / /:.:.{:.:/ _  .>_><_<   マム∧    └───────────────────┘
   _}<_< {_ 二ニニ ヽ V{:.:.{ { / / / /:.:.:.:l/ /     }∧{  __lVl/ム:.:.}
  /   / { }} ̄ ̄ヾィヽ {:.:{ {{  ; ,' /:.:.:.:.:{iV  _       >_>イ/:.:./
 ム斗匕   ゝ{{   /イ/>、{{  { { {:.:.:.:.:.:l//   __lVl__    / l//:.:/
        }_{{   O/ロ:::ロ::::≧「 \ー- ''  ̄ ̄ >_><_<  /  }/:./      ┌─────────────────┐
         |ヾz__L/ロ:::ロ:::ロ:::ロ| __lVl__        }∧{      イ:./       │  頑張って止めようとしたニンジャごと    │
         `ー'' ` <ロ:::ロ:::{ >_><_<  __lVl__      __lVl__ /:./        │               引きずって行きました │
                ||` <|  }∧{  > >< <      >_><_/:.:/       └─────────────────┘
                } } }∨l       }∧{       }/V:.:.イ
                }/>、ヽ         __lVl__   イ/:.:.:{
              /ヽ、  \\       >_><_<  イ/:.:.:.:.:}
             ///`ヽ、 ヽ `         }∧{ イ//:.:.:.:.:.イー=z
            ///////∧二\ _ z-―    ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、

831 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:43:34 ID:baka
                                    ,ヘ
                               <、.∨
                          _____ ゙ \,、              ∧
                        /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:≧s\           | |
                    ___/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\  ___   /./
                     ヽ/ /`````ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:。r≦ ̄ ̄ __.。r ´ /,.√             ┌─────────────────┐
                      ヤ| ィァ _  \.:.:.:.:.:.:./  /   /   .// √          │  現れたのは見たこともないような化物   │
                      ヤ,ィ´゙ 、弋了 ヽ.:.:.:.:| /  _。rヽ \//  √              └─────────────────┘
                     /´ ____ノ_ー '  |.:.:.:.:.:ゝ-<.:.:.:.:.:.:.|//    √
                      ̄ヽwwwwヽヽ  |.:.:.:.:.:|   ゝ.:.://-`- 、 √
   /ヽ                   |マ    .| i  |.:.:.:.:.:|   // //    \√
  / / ∨                  | iWwwノ i  |.:.:.:.:.:|   // / /       \
  | |  ∨                 |_/|ゝ─'   r≦|__/_ノ / /ニ|   _.。r ´   ̄ ヽ         ┌───────────────────────┐
  | |   .|                  |ヽ_.。r≦ニニニニニニニニ/ /ニヽ            ` s。      │ 人より小さな者から人よりも遙かに大きな者まで、    │
  ヽヽ  .∨                 |    ヽニニニニニニニ/ /ニニニニゝ─ヽ\          ∨   │    この世の者とは思えない輩まで存在していました  │
   ∨i  .∨               ∨     ∨ニニニニニ/ /ニニニニニニニニニ/ ≧s。_, ───、|   └───────────────────────┘
    ∨、 ∨               .|     ノ∨ニニニニ/ /ニニニニニニニニニ!iニニ| / ''"´ ̄ `∨|
     | ∨ .∨           _/    /  \ニニ/ /ニニニニニニニニニi夕ニニ| |/  =    .|
     ヽ ∨  \          | \__  /     \/ /ニニニニニニニニニニニヘニニ|  ヽ ‖    /
      ヽヽ   ヽ、       / ̄ヽ、ヽ-       | .|ニニニニニニニニニニニ┌-┐ヽ  i =   ./
       | ∨  |      /     ヽ |       | .|ニニニニニニニニニニニニ|幵||` s / ‖   /
       `ヽ ヽ/─ ─、/       i/       `/`ー───''"´   |幵||_ 。r´_=  /
         i / 、_ _       .。r≦         ノ\_____>´/ ̄    ̄ ̄/
         | ´ i"/ヽ  ヽ .。r≦          ,。r≦.:.:.:.ヽヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ノ.: ̄.:ヽ、   \
          ¨マ__/ ノヽ /           /   \.:.:.:ヾ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ|.:.:.:.:/  ,_\   |
            ゝ´、 ヘ           /      ヽ.:.:.:ヾ、.:.:.:.:.:.:.://.:.:.:.:/    ヾ─i   |
               \ 〉         /          ∨.:.:.:.:ヾ_/.:.:.:.:.:.:|      ̄| /
                ´          /           |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|、    //




                ´ ̄` 、
               /        ヽ
            '            \
          /
       _ -―――――-- 、     ヽ
      i´―    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ !.      〈l、
      l   _       _      l l    〈ト、ヾ!
     {}  ( )    ( )     l |    ヾl、'!           マジかよ。
      !   ´       ´    | |  〈|! ヾ i
     l ____          | l    ヾ、 ゙l.!
    __-二二二二二ニ=‐-_  l,.――--   ⊥ ___
  /ニニニニ=-―ニニニ二二/ ,' ,.-.、 ̄    ―‐- }
/ニニニニニニニニ二二二二{ .{入__ノ         'ヽ       ┌───────────────────────┐
ニニニニニニニニニ>''"ニニニ> 、 、     ト、  .! .}      │  見たこともない存在に騎士達の間に動揺が走ります   │
ニニニニニニニニ´ニニニニニ二二> 、 、  ヽ.`  _Y        └───────────────────────┘
ニニニニニニ/ニニニニニニニ二二/ニ/=> 、  ヽ _ }
ニニニニニニニニニニニニニニニ'ニニ'ニニニ>、  __!
ニニニニ/ニニニニニニニニニニ'二/二二二二二>-ィ
ニニニ,.イニニニニニニニニニニニニ/ニニ二二二ニ二二}、        ┌───────────────────────────┐
ニニニニニニニニニニニニニニニ'ニニニニニニニ二ハヽ        │  他国との戦争と違いどの程度の戦力か想像ができないのです。 │
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ二二二二二!ニ',       │             騎士達の間に言い知れぬ恐怖が走りました │
ニニニニニニニニニニニニニ二二/ニニニニニ/ニニニニ!ニ.}       └───────────────────────────┘
ニニニニニニニニニニニニ二二/ニニニニニ,.'ニニ/ニニ!ニノ

832 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:44:02 ID:dl2MrMEA0
アムロは新しいプレイだと考えたらいいんじゃないかな?

833 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:44:44 ID:baka
                              ,. - 、
                              /    \ _      _
                            -‐ニニ.'       ゙,‐-`.ヽ /  \               ┌─────────────┐
         ,. ‐ 、              ,'"r;;;;;;;;;;/         ';;;;;;;;;) ).    ヽ._           │  騎士達の活躍により見事   │
        /    ヽ.           ト、\;;;;;!   ri lll r,   l;;;i r' l     ゙;;;;;;;)ヽ         │       王都は守られました  │
   ,. 'ニ/      ' ニ.ヽ.       r'  ヽ l;;l  〈i, li, .|| 〃i〉 l;;l l  l, lll ,, , l,. '"イl         └─────────────┘
  l (;;;;' ,.〈i || i〉.,, ';;;;} }       __ゝ' __!_l;;!   ヾヾ ll./'/'  l;;!_! .li,_ ll.〃/ l .{  {.)
  r、 ヽヽ ヾ, l! ll l!〃 .!;;l i.)._-ニ二ヽ. { O   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O`/ニニニニ=-_ ̄!/ニ=-__
ィニ', r'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' /ニニニ二二\     ト、   ◯  ,.イ   ./二二ニニニニヽ仁ニニニヽ
ニ二ゝl, ° ト、 O .ノ!./ニニニニニニ二\  ヽ  ー-一 .ノ   イ二二二ニニニニ',ニニニニ',     やったぜ。
ニニニム   ヽ 二二ノ/ニニニニニ二二二二\  ` ー一 ´  ,.イ二二二二二二ニニi二二二ニi
ニニニ二ヽ、_    /ニニニニニニニニニニ二\. ___ , イ二二ニニニニニニニニl二二二ニl
ニニ二二二二二二{ニニニニニニニニニニ二二二ヽ二二二二二二二二二二二二二l二二二二l
ニニ二二二二二二lニニニニニニニニニ二二二二ヽ二二二二ニニニニニニニニニl二二二二l




ヽ///:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:ト/////ノ:.:.:.:/:.:.:.:/:.:./:.:.:.:.:.:/l.ヘ:.:.:.:.:.:.:.::.:ヽ.-='//丿
 ヾ/l:.:.:.:.:.:/: /:.:.:.:ゝ=≧':.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:./:.:.::/:./、 ,, l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ////
  ゝ|:|:.:.:./:.:/:.:.:.://///≧ュ:/:.:.:.:/:.:./:.:.:./:./     |:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:ヽ/ソ
 ///|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:///////.:l:.i:.:./l:.:/l:.:.:/l:.f      |:i:.:.:|:.:.:.:i:.:.:.:ヽ'
///.|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:ん////ノト:./|:.|夭爻刈/、|.:|     |:|:.:.:|:.:.:.:|:.:.i:.:.}
んソ.|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.ん∨':.:.| リ从-テ=ミリi!刄`ー    ノリ:.:.:|:.:.:.:|:.:.}:.:.}ヽ、     ┌─────────────────────┐
 `´|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.:.:.|!ミ.ヾ|. 〈 んハiJ ミ` ヾ|   ,メ=テ从!:.:.ノ:.ノ:.:.:|='     │  リンちゃんはなんとも微妙な表情をしていました  │
  ノ:|!:.:.:|.:.:|!:.:.:.:.: トミ     乂ミ ヌ ノ/      ノ沙 、ソノ.:.イ´l:.ノ      └─────────────────────┘
  {:.:| :.:.:|:.:.:|! .:.:.:.:| ヽ       ̄        {リiリ/.::./:.|  ソ
 /:.:!|:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.:.|-〈             ヽ ヾ_' .:.:..:.:.:.ノ
 /:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.:|  !              /    l:.:|:.:.:.l          喜ばしいことなんだけど素直に喜べない。
:.:.:.:.,イ:.:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.ト-ム                     ム:.|:.:.ノ
:.:.:/:!|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|!.:.:.|!:.:.:|ヽ           ' -`     ..:|:.:.:|:.:|           私なんにもしてないのに……。
:./:.:.!|:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ミュ.|!.:.:|  ヽ            .::.:.:.:|:.:.:.|:.|
:.:.:.:.:!|:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ム}.:.}               ..::.:.:.ト.:.:|.:.:.:.|ノ
 :.:.:.:.!|:.:.:.:.:.:.:.:. \:.:ムノ_    ミュ、   ,.::.:.:.:.:.:.|.:.:.|.:.:.:.||            ┌────────────────────────┐
廴.:.:.ヽ. .:.:.:.:.:.:.:.:.:\.ム     ̄  `ヽr'.¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.ヾ:.:.:.∨            │ ゲームの世界に来たのにその知識が全く役に立たない。 │
  ` ヾ、ミェ、.:.:.:.:.:.:.:\:.ヽ        Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ.:.:.:ヾ:.:.∨         │             自分の存在意義に疑問を持ちました  │
     ヾ、.:.:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.\.:ヽ.       |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.: Y:.:∨        └────────────────────────┘
        ヾ.:.:.:.:.Y:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.}      人_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ|:.:.:.:}
          }:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.|          ̄ ̄ ̄  ヽ:.:.:.:.|

834 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:44:51 ID:HHsaxGyx0
あぁ〜英雄(勇者)が生まれるんじゃぁ〜ビクンビクン・・・

835 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:45:33 ID:baka
          i!           j!     \.、          i         ! /
             \         /         ヽヽ   `ヽ、  乂       __!ノ
            `ミx     x 彡       _ .} l_   j }   ! ̄ ̄ ̄. .i!
              |. . ̄. . . . i!      z≦  / ; _> ´/   .| . . . . . . . |
              |. . . . . . . . ', . ´   ⌒ノ / __彡' \. | . . /} . . l
              | . . . . /. .i!./           ミx`   ヽ |. / ノ. . . |
               l. . . . . . ./ ./  , ´ / ⌒ ,      ` ー-‐ ´ /. . . . .|
                | . . . . . ,′′〃     , オ ノ `ヽ          く. . . . . . .|   __
     _   __    |. . . . . . . ム  /  / //     }  ト、  `  ミ ‐--‐  ̄     `ヽ      ┌────────────────────┐
     \ `    ミ ー-  -‐ ´ /  /  /´    _ノ/  `ミ 、        _  --  _\     │  原因はテンションアゲアゲで              │
        ` ミ.         _  .-‐彡 ̄ ≧x __ノ  、__x.≦、 ̄ 刈` ー     ̄ <         `ヽ   │     魔王軍をぶった切りまくってたコイツです  │
            ` <._  ̄ _   彡   / ,ォ.、ヽ ヽ ` ≠.z.、ヽ  斗  __ミ 、  \              └────────────────────┘
             /. .  ̄. :7   ,「ヽ.   弋ソ   ′  弋ソ     !≠l. . . . . ̄ ̄ ヽ、.',
             ,′. . . / 彡 ´:| {    ー‐       ミー    } .リ. . . . . . . . . . . ',
           i!. . . .ー‐ ´. . . . マ ',        丶        ムイ . . . . . . . . . . . . l
             | . . . . . . . . . . . . . ー       rェ ---‐. ¨l     ,′. . . . . . . . . . . _ , . !
           l. . . . . . . . . . .l. . . . . .',   Y : : : : : : !   /. . . . . . . . . . . . . . ー |
            ',. . . . . . . . .; . . . . . . ヽ    ',__ :ノ  . . . . . . . . . . . . . . . . . . .,'         吶喊! 吶喊! 吶喊!
              ∨. . . . . . . i! . . . . . . . .`    ー--‐  /!. . . . . . . . . . . . . . . . . /
              ヽ. . . . . . |. . . . . . . . __廴`_    _.´__ム、 . . . . . . . . . . . . . . ./           Ураааааааа!!!!
               ヽ. . . . .l . . . . . . . ム≧ェュ‐-了-‐ュェ≦li|. . . . . . . . . . . . . . /
                  ',. . . . . . . . . ./     ̄ ̄ ̄    ', . . . . . . . . . . . /
                  ', . . . . . . . /_  _ ヽ C 、 / ,.-  ',. . . . . . . . . . /.
                          /ー≧x `ヽ  ノノ _,ノ x≦ゝヽ. . . . . . . . ./. . .>. .
  ,. -‐. . . ̄ ̄. . . ー----. i!. . . /     ` ‐-r-‐  ´       \. . . . . ,′. . . . . . .>
 /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |. ./             |              \. . .i!. . . . . . . . . . . .`ヽ




      。<,      - 。  >。
     , <:.:.:.ーs.....s<:.:.://:.\\ ヽ
    /ゝ r" T`.,:ヽr .r ―― 、:.:.:.ヽヽ ヽ
    i:.ゝ:r\ .| .i ム.i / / ヽ Z:.i .ヽ.∧          、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
   ト.:::::(  \ノ〉八w/N  ノ:.r-i  i  i          )                                                     (
   | V/⊂ニ⊃マ||||>⊂ニ⊃ \ノ....| | | |          )  あんたについて行かにゃならん私の身にもなれやぁあああああ!!!!   (
   | /V::::::::::::‘v ソ::::::::::::::::| i  .ト、| | | |         )                                                     (
  / / フ ̄ ̄.r――┐ ̄ ̄ノi i::::i/ | \\        ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Y
  ´/ ゝ u  .i      i  u / | / i  |ー--`−`
  森森森   i      i  u  |/| i  |森森ァ
 彳森森森::.└――― '―森森レ | /森森森森森
  レ仆森森森森林―林森森森 レi ./森森森森森              ┌──────────────────┐
   /:.:.:.リ林林林  林林林林林V林林ー`林林             │ そしてそれにはジャンヌも関わってきます │
    'r<:..r ´:.:.r//ヽ--<///:.〈:.:.林林:.:.:.:ヽ                └──────────────────┘
   /:.:.:.;.(:.:.:.:.:.r'>.r'ー--i:.:.:.:.:.:.:.Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>

836 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:46:35 ID:baka
    r';;iillllllll;;'   ,;il",;il'ii"llll!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll"'li;;,"lii;'l;   ';;lllllllllll';r;
    l::..'i,lllllll;'  ;ii' ,;";i';ill'";lllll"ll'"lllll;llllllllll';llll"'i;lll; "lli; 'll,i   ,;;llllllll'"/'l
    i; ヽi;,illll;   i; ;; l il' ;lll' il' "lll'll'"llll' "ll' i'lll  'li l    ,;;illllll'/'i ;'l     ┌───────────────────┐
    l (";l;;iil;,    ;,  'l  il'  li  'll;il lll'  il  ll  '     ;;illlll'/-'),l     │  原因と言ってもアルトリアさんが          │
    ';ヽ,yi';;  ,,,,,,;;,,,  ';  ''  ';, ';i; ' 'i;' ,;'   '  ,,,,,;;;;;;;,,,,,,, ''";;iくノ /      │     大活躍したとかではありません。    │
    ヽ ,r:,::. "';;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,      ,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'  .::;'" /       │           沢山ブチ殺しはしましたが。 │
      ヽ"'':::.  "::::::::::::::::::::::::;;;;;;;",;;' ..::.';;;;;;;;;;'''''''''o""" ;;'   .:;'"/       └───────────────────┘
       't,,'i,::.   "''''''''''''""'':::.:: ':   ..:' "'';;;;;,,,,__,,,,,;;;;'"   .::i-'
        l"i,:::.  """'''''''''''""        "';,       ; ..:::l' l
        l ヽ:::.                       ';,.::::i' l _,,,,,,,,,,_
      illii;;,,,i  ';,::::.         "''‐'"          .:';::/ ,illllllllllllllllllli;;;,
     llllllllllll::. :ヽ:::::.. ,,,,,,..    ゝ    "'<"      '';, ..::::/:: .::lllllllllllllllllllllllllli;,     ┌──────────────────┐
,;illlllllllllllllllllllllllll::: :::ヽ::::.ヽ,,.    ヽ、   ,.;'"    ,,;'"..::::::/::: ..::lllllllllllllllllllllllllllli;,,     │ まずは入団試験の食べ放題の結果     │
lllllllllllllllllllllllllllllll:::.. ..::\::::..";;;,,..,,,,,_;;,,,__,,;;;_,,,.... ;;;;"..:::::::::/,,..r''illlllllllllllllllllllllllllllllllll    │      副団長がやる気を出したのが一つ │
llllllllllllllllllllllllllllllllllliii;;,,;:::ヽ:::::.\^+^'; t -+ t-‐;'+'"/ ,,,,,;;;iillllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll    └──────────────────┘
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliii;;;,,"';,,,::.."'"'‐'"'"^'''"''^'",,;;;;;iiilllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll




                     -‐ …・・… ‐-
                 ''" . : : : : :ヾ'゙: : : ''"⌒`  ミx、
                /  /.: : : : : : !: : : : : : : : : : : .  \
               /  //. : : : : : il : : : : : : : : : \ : .  \
            /  . : /. : : : : : : : :l', : : : : : : : : : :ヾ\.
             /  . : : : :.: : : : : : : . ',`、: : : : ', : : : : : ヾヽ.    ヽ
              /   . : ,.'   !  ;: : : : `、   |゚。: : : : : : : : .   )>
              j{   : : ,'     j{   l!: : : :  ヾ.i i ゚。: : : :', : : :: 、 ハ〉
          j{     | .; / ∨ j{: :  : : ! ! !   ゚。.: :|: : i:. : .  }〉
             j{ l : : : :| / ./  ∨j{ : : : : ! !_!__゚。__| : : :!:. : : .xく
             j{ i:: : : : :| / ./ _ -‐夊‐ : : | i |    ゚。| i, !::. : : : )>            ┌────────────────┐
             j{ : : : : : :{j{ /¨     \: : j N       !ハ/: : : : : ./(             │そして市中警邏隊として           │
          ,}  : : : : : :}ハ{        )入,' /   xz=≠=ミ=ー- : : : :.ヾ           │    ジャンヌを引っ張ってきたのが   │
            /  : : : : : :八 ,x≠==ミx、 ノヘ{   ´      l|   :   :: \           │                二つ目です │
         /   .:  : : : : :个''"        .: :.             l|  :   ::.  (⌒           └────────────────┘
         /  .: :   : : : : : |         :: ::          /l!   :     __`≧=‐-
       / .:  :   : : : : : | 、          V        /ノ!   :    <(
      / /}  .: : ^ : : : : : |::::...        _____     /  |         \
   __彡 '"  |. : :   ! : : : : トミ_.\       `ー ,,。'´     / :i |    i'⌒ヾ\
 ⌒¨´     /  ィi :八 : : : '/, ', ゜: ..            /   ll /     ハ!
        / / jハトハ: ハ /, ',   〈` .。       / )> /′〃  / リ
      __彡 ''"   人У 八xくヽ }  | \ `  ‐-‐ __ / !{__彡'"/  /人/             ┌───────────────────┐
                У)/  ) xく   |   ¨`ー、 〃    ∨ /ノ  /=彡′             │ 特にこのジャンヌが原因としては大きいです  │
              /′ ⌒≧=‐-!    /l_!ム     ∨´フ/                   └───────────────────┘
         __       {{ __ノ、     |   ム      〉、
       /      ¨`ー==┬''"゙    \  /----ヘ、   / `┬――――- ..
       /              /ー‐------\∧xixixix∧./ __.... \           ヽ
       !            /             ヽixixi/ -‐       |          }
       |            }           〉-〈            |            |
      |            У               {ixixi}         |         |

837 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:47:33 ID:baka
                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
                 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
              /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',    ┌─────────────────────┐
              /: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !    │ 男ばかりの騎士団に突如現れた少女が二人。  │
              |: : |: : : : : |: /  \: : /|: : r 、 : : :.|.: : : ト、:|   │              それも二人とも可憐な見た目。 │
              |: : |: : : : /!/    | :/ |:.:(ヽ、`\:|.: : : | V    └─────────────────────┘
             < : 」_: : /  _   _|/   レ. \ \ \ : |
             <:: |. 小{  `゙''''''        ‐-\ \ \_
              厶ヘ ハ U      、 r--‐-、 >、    `ヽ
                \_!          ' ` ‐-、 ``      `、        見た目は良いんだよ、見た目はね……。
            _, r´:/ : :| ヽ    r‐--っ   /\         `、
        _, r ´:.:.:.:./:.:.:.:.::| | \    ̄   /ヽ :`ヽ         ヽ
     _, r'´:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:|  \ ヽ _ , ィ ´ |::.:.:ヽ: : `、        `、         ┌────────────────┐
  _, r ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|    >-、ー_'/   !::.:.:.:.:ヽ: : ` 、 __ ___i__       │ 片方はデラヤベー奴ですが       │
 /゙: : : : : : : : : : : : ヽ:.:.:.:.:.:./i!  /ヘ i. / 入  |\.:.:.:.:.ヽ;,r'`‐´_,,..---┴‐,      │    二人の人気はかなりのものです。 │
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\/:.:.:.:!'! /ヽ、ヽrk'´:_,r、 イ:.:.:\/ _>-‐'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l      └────────────────┘




                ,ィア  /ミtx、   ,ィチ三三ニミtx、
              ,ィチ'ア  リアハミt、 ,ィア三三アーtミZミt、
             //ア=!  tミ三リミt、!リ三三!   ヾミハ!
             У  `ゝ レー'―tミいZニ! i    リ三]!
             レ '´ ̄       i     }     }三リ        ┌─────────────────────┐
           /  / / /   }、 !、  !  !     レソ        │ まずは誰もが認めるヤベー奴ことアルトリアさん  │
          /  .,イ  /  /!    !.りィヘ !ヽ}      }'         └─────────────────────┘
       ノ' ´! / ,イ .,< {   .レチフニりミt,{      .i
           ! ! / { /ヾtヘ /!ノソ ユリKハ ' }      !
           リハ/ レ! ユニハ    ヾニタ  !      }
           i  } /ト ヾ'´  `     /}フ       !
           !  ! レ.}    ,ィニニニt、/  ヽ       }         ┌─────────────────────┐
           レ´.リ  !   {    ノィ}   !      ト、        │  入団試験前と後で「なんやこいつ」という      │
       //,ィ   ヽ   }     }!  ,i !       ヽ        │        感想の意味が全く変わったことで     │
       {  リ/  ,ィ ノヽ、 ヽ、__ノ  ノ リ        }         │      騎士団では正式入団前から有名でした。 │
      {  ! /ノ'´ ! ̄ >――<t´ !         i         └─────────────────────┘
      ヽ  り    .{  /,-------、!、{          }
       ヽ    ,ィ'´       ヽ、!          /
        ヽ /          }} i        /        ┌───────────────────────────┐
            !           ノ' ヽ!      /         │ 奇声と試験官をブチ倒したという事が大きく広まった結果      │
            ト、_____, ィ ' ´    i     /             │     どんなゴリラ女がやってくるんだと団員は戦々恐々でした  │
            {   }     ヽ     ヽ   /             └───────────────────────────┘
            }  ノ     ノ      ヽ,イ

838 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:48:05 ID:af92s2m20
ああ(察し)

839 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:48:31 ID:HHsaxGyx0
見た目は美少女! 中身は(スーパー)ゴリラ!

840 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:48:44 ID:baka
             / ̄ ≧ー―― 、    / ̄⌒`ヽ
          fヘ ̄ノ ´    >    > 、;/⌒⌒´\l
        /|/´ /   .,          \      l    ┌─────────────────────┐
       〈 /   :/    /            ト、        │ しかし現れたのは予想とは全く真逆の        │
       ∧/   :/   ./      /   ハ    ヽ      │      小柄で細身、華奢そのものの美少女です  │
      / i   /   ./   :/ / /  ./j :|   ハ      └─────────────────────┘
      入レ ヘ :/   ./_ ,ノノ ノ :/./ j .j  .l   l
     / .:l  _/   .//ソノ`タ丿 :ソノ ./ イ  j :l :|
     \ _|,/ l   《フ≡ヲ乂 ./.ノソ  / イ  / /|ヽゝ     ┌─────────────────────────┐
     (ヽ :〈 H    代心ノ  `   /√`代 ,イ イ ノ       │ しかも立ち振る舞いは貴族そのものなのに嫌味がなく、    │
      >ト、.|   :| ゝ゚-       と壬レタ ノノノ        │    話をすれば嫌な顔をせず聞き、自分を立ててくれる。  │
     /:::/.:.:|ソ   |.:|         /じ.ノ 》/j/|´        │                  中身まで噂と真逆の美少女でした │
     //.:.:/l:.|.|  |.:|        :i  ヽ"〈 /   |         └─────────────────────────┘
     \.:.:.:」.|:.|.|  :| |.    √`>   ゙゙゙ /  l :|
     /:.:.:.:| |:.V、 | |      ´    .ノ|   | :|
  / ̄ ̄ ̄l⌒\ヽ |ヾ. \_     <  .j   j :|             ┌─────────────────────────┐
 /      .\  \ヽ   /         .l  ノ|ノ               │  令嬢として完璧であったアルトリアさんの女子力は       │
 /         \  >-仆-、      .| ノ ソ             │    騎士達がこれまで出会った市井の女とは桁違いでした  │
l          .| 、   ハ  .〉、_____レ   ト、              └─────────────────────────┘
|          .| \ ├ヘ,/、   } 、  \  ノ )   ー=ァ
|          .|   ,〉=〉:.:.):.:.\  l     j /  ´   ~ ̄´了
|          .|  ./:.:.:.ト+、.:.:.:\.l .l   .〉          ̄又
∨         .ト l.:.:.:.:.|:.:|l:ヾヽ:.:.:.:.}  .l ,ノ--=、     ∠⌒.ノ
  ∨         ヽ|:.:.:.:.:.|:.:.ト.:.:\j.:.:ノ  〉     )/ ~ ⌒´ノ
 |∨         l{.:.:.:.:.:」:.:レ.:.:.ノ ~ --=´`\   ノ て /
 | ∨         l ̄[:.:.:.:.」:.:.://´      j/j~ ̄ ̄/




      /   /   :/|      ヽ  ヽ  j  .ヘト、
    //   / /  / |   :|   ハ  .ハ  j ∧:ノ
    fノ'.l   :/ ;   :l |   |    :|   :|  :|  |´)
   iノ .l   :ハ :|  l |   |l    :|   :|  :|  :レ゙            ┌───────────────────────────────┐
  ノ  |:ィ  仆ート=:卞 川  :仆 、  ノ  l:|  :|  }`冫         │ そして訓練中はヤベー部分が出てくるのはあまりなく、            │
     レ.|  | l  .N :|  l:l、 |ヘ:l `廾 、ハノ  |彡しシ           │   しかも物理的な距離がやたらと無防備に近いという特徴がありました。│
      |\,|_,V=卅ソ  j \:|__t} / l ノ '  |シ《 .:)           └───────────────────────────────┘
     |  |《 .じU;;ト     彡卅=升ノ   :|シi/
     |  | _乂;_ソ      5;;U゚iiノ 》   :|ソ:}´
     |  :|   ¨ ,     乂_;ノ |    ::[..下.、           ┌────────────────────────────┐
     |   l、           ¨ ソ|   l:|.....ヽ..\         │  これは戦闘に関わる分野だと前世が無意識に出てくるためで    │
     l|  :| 、  ヽ  __,  ゙゙゙  ノ.|    :l:|ヘ.....ヽ....\        │                    アルトリアさんも気付いていませんでした  │
    ノ~ll  :|へ\        ....:r | :l  ノ|....ヘ......ヽ.....」         └────────────────────────────┘
   //ハ :|.:.:.:.:.:.>.、  ........::::::ノ=)|:イ / ソl......\...../
  /:.//:.:.:.:ヘ |:.:.:.:.┤'::^''':::::::::::/ /.:レ.| /   \..........ゝ
 ノ//:.:.:.:.:,.:.:,\:.:.:.:\ ̄二二/|:.:.:.:.:.:レ:.:.:.:.:=---=.._ノ
 {//:.:.:.:.:.:.;:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:」 |:.:.:.:.:.:.:.:.......   .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\            ┌────────────────────────────┐
ヽヽ.:.:.:.:.:.:.ヘ,ノ..// ⌒^\\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:........ :.:.:.:.:.:.\          │  少し髪の乱れた美少女が体が引っ付きそうなほど近寄ってくる、  │
∧ヽ:.:.:.:.:.:.///´    ー-\\:.:.:.、:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:.:.:.:.:\        │                               これはいけません │
 ∧ :.:.:.:.:/          \\:.:.l.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\.:.:.:.:.:.:.ト、      └────────────────────────────┘
  |:.:./⌒\    /     \\|´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\\.:.:.:.:.:.:.ノ
  レ     ヽ ./_ -=⌒ \  ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\\:.:.:./       ┌────────────────┐
  l( ヽ    oY´         \_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉 〉/        │  騎士達はすぐに魅了されてしました  │
  |:、    o'           ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /:/          └────────────────┘

841 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:49:14 ID:6EZZFe0z0
中身というか思考がね…

842 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:49:49 ID:baka
                 _____
                    ´     `
               / ___    r―‐- .  \             ┌───────────────┐
             / /r┐`ー'^ ゝ'  o \            │  次に入ってきたのはジャンヌです  │
               /o `¨ (`Y´) r‐==ミヾ `、           └───────────────┘
            :   r‐'r‐ヘ 〈 〉 |⌒ト ∨ ハ
            | |〈 |{7´ YLノ|\|_厶 }|o゚ |  `、
            | |く( |{∧___{⌒´ 〉'^⌒^i:}|_,ノ   `、
            | ∧゚ oト〃⌒^ー.   ´´│〔 〕  |\        ┌──────────────────────────┐
            | ∧__/ 「 ´´     __   | {f}f}、 |          │ 僧侶というのは騎士にとってそこそこ身近な存在でした。    │
            | i 〔 〕人   < ノ .イ: /   |\           │   なぜなら訓練でも実戦でも怪我を癒やしてくれるのは    │
         ノ^| /f}f}\〈\   __ / :|/..┐ :|             │                           僧侶だったからです。 │
           |:∧  |\∧ '.辷____,,..彡'|=|'|/            └──────────────────────────┘
          /  \|\__,f‐|「∨  //´|=|ニ=-
            -‐=ニニr'⌒ー┐ .厶斗ir。ニニニニニ=‐-
          /ニニニニニrf \ `二V´}ニニニ゚ir。ニニニニニニニ     ┌───────────────────────────┐
            /ニニ\ニrf∧   `マ,ノ_,.ニニニニニニ%ニ/ニ/ニニ    │  しかし、僧侶はあくまで教会所属、遠い存在ではありましたが、  │
          //}ニニニニ%。o 〉  }::/____)。o%¬冖'^∨ニニニ|     │   出向という形で騎士団寄宿舎に入ってきたジャンヌは     │
         ,.:.:/ニニ{:∨ニニ} ̄`V7∧ニニニニニニニニニヽニ/ニ|     │                   騎士にとって身近な存在となりました。 │
        /.:.:|ニニニ∨=/`¨¨7f=〉.:.i:.ニニ/ニニニニニニニ/ニ:|     └───────────────────────────┘
       〈/:.:.|ニニニ{ニ乂___/,」/.:.:.:|:.:.∨=/ニニニニニニ|ニニ
       厶.:.:.\.ニ八ニ/ `¨7:|ニ| .:.:∧:.:.:∨ニニニニニニ ;ニニ
         `⌒Τ^ У    |ニ|/人\:.|ニニニニニニ7ハ∧|
               |{∧  /  :|ニ|¨´ :. `¨│ニニニニニ/  |




                。o≦  ̄ ≧o。
                 /     :/  ⌒ 〕iト
               /       ./ v
            ,    /  .:/ / v    }  ハ          ┌────────────────────────────┐
            /   : /  {:/ /|‐-v  /   ハ        │ 基本的にアルトリアさんとセットで動くため                 │
       -=≦ /  /}/ |  :Y笊卞 ハ /‐}/ ,  }        │    他の僧侶と違い毎回訓練出てきて傷を癒やしてくれるジャンヌ │
          ⌒:ァ  /   !   : 乂:シ    v笊  /          └────────────────────────────┘
           / /j/}  !   {: : :   〈シ j{y′、 {
         /  { j} / :.   {ト  _  : : ノ }  /ヾ
             {/〈{:.:.∧  {ト、   .ィi〔 /レ′ \      ┌────────────────────────┐
             {: : : {ノi冖ヽ:i{=:`i:´ : ノ/y/          │ アルトリアさんとは違った高潔さがひかり、          │
            ∧:. :.{:ノ、  ヾ{:_:_ヽ}≧=- 、          │       男慣れしていないため初々しさを見せるジャンヌ │
             {>''" ‐=-\ /<:i:i:i:ハ \    v        └────────────────────────┘
           /      ∨ `  ⌒:i:i\:.\、 }
          ,{         v    . : :マ:iム  `'<
            〈.:!     :  |      マ:i:ム    \       ┌────────────────────┐
         /ヽ:.    j:{ :|        :マ:i:iム      v     │  教会という閉鎖空間で育ったせいか         │
           {  ハ    v: ;        マ:i:i:iム    }     │        割と無防備なところが見えるジャンヌ │
         ィiイ  .:    { v:       人i:i:i:i:}   人      └────────────────────┘
       /  :リ ノ }   v/≧=‐: : :‐≦: : :.\/-r:≦
        人 :(イ __ハ   ::ヽ: : :/⌒   〉: :/   !!
     /゛ ハ:ノ≦:/ ハ   :{ハ:'    /  :{   !!           ┌───────────────────┐
    /   ,イ _ ノ  .:}    v/   /    }   :リ          │  騎士達はあっという間にメロメロになりました │
   ィi{   /ノ⌒}    } : :   ,:′          { : /         └───────────────────┘
 /  ノ:/  .ィi{     !  v゛′        :i   v /

843 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:49:53 ID:WeGwJggXi
オタサーの姫かな?

844 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:50:37 ID:baka
                ___
           ,.,.  '"⌒j)
          ( (   _,,.. ---__ .,_
           `''>''"     /::::::\\
          , / \ー:::'":::::::_:::::\\                  ┌──────────────────────┐
         //:::::::___ \:::::::::/、  \:: \ マ              │ だんだんとやさぐれてはいきましたが         │
           //:::::/ ハ:::::.,:::::::{ハ  i ハ::::::::, `、           │     アルトリアさんや傾奇王子以外には       │
        , ;:::::/i | i }::::::i::::::::} ,x==j/|::::::::|  、            │         元々のジャンヌで接していたので    │
         i |::: { i/| |=└i::/ ' _(・) _|\:::|.  、          │                     人気は衰えませんでした。  │
         }八::::\| | (・),    三汐}/ Y\ i              └──────────────────────┘
         | 心:::∧|fニ彡  j、       | i | |l
          ]人|N [        __,  | | |iリf^Y^ーァ__,,__
            ハ i | 人   t''゚__   ノ  /| |ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:く
            _人|_| i i> ..,_     /|,jノi:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i"<
        了i:i:i:i:i)人_| i i二=-- ''゚ 火i:i:i:7i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir┐[      ┌────────────────────┐
        ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iくミ\|}::::::::::::::::::::Y`i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: i i|:::|i:[     │  むしろどこか高値の花と思っていた子が     │
        フi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:`くリ:::::::::::::::,,ノ'゙i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:::|i[      │     身近になったことで人気が増えました。 │
      〈\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`''Y^f`":i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir‐|:::|[、     └────────────────────┘
      ∧:::Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r_rへ:|::::{::\
        ∧:::V‐、i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r-j:i:i:r-ヘr-v‐=^`` ̄::::::{::\:::::::}::::::/
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        ∧i::::::::::::::::: V:::::::::::::::::::ー―::::''":::::::::::::::::::::}`ー:::::::::::}       │ ややアムロ的な趣味の人に受けたのもありますが │
         \::::::::::::::人::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|       └──────────────────────┘
          i::{:::::::::"´:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::|:::::::::::::::: |
         ノ:::V::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::-―:::::''"::::::::::::::V::::::::::::::::\
         〈::::::::}:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: V:::::::::::::::::::\




      ,..::´.\
    /::::   ヽ              ┌─────────────────────┐
    /:::::::::     ,             │  手の届く範囲に美少女二人。               │
 /,:::::::::::.       r,.- .、          │     当然、騎士達はアピールをしようとしました  │
 l `ー―- 、 r、マ',.l.!,l::::;.ヽ.._          └─────────────────────┘
ニ',     ̄ヽ l ヾ,V,.!| l./    > 、
ニ=\    l l:: ヽ'!.ll./::.      > 、
ニニニ\   !.l:::.  __.{:::::            丶          ┌────────────────────────────┐
ニニニニr― =''" , ';:::::...      _  -― ヽ       │  一人は戦闘狂、もう一人は僧侶だけに真面目で身持ちは堅い。   │
 ̄``<ニ、 O ヽ、 ゝ 、:::::::::... /      \       │     ゆえに多くの騎士は己の強さをアピールすることにしました。 │
  _     } > _ ヽニ二、::::::::/         ヽ     └────────────────────────────┘
 ヽ  ,イ     \ー--<,/::::..             '.,
`ヽゝ'    __   \   ム::::::::::.    ハ.      iヽ, 、                               ┌──────────────────┐
 _,.〉-=、‐-、} {__,,,.\  ム::::::::::.   l ',     ' '  、                           │ 命の軽い世界故、                │
/  /  ̄、 ! .|      ヽ!ム::::::::::.  l  ',     ', ', 、                           │    強い男=モテるというのは常識でした │
、 / ,.ィ⌒!'| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`\  └──────────────────┘
fヽ.ハ´', .'、. ゝ |______________________________./
ゝ- ゝ 、ヽノ'ノ .|-‐''"   .ノ、 、::::::::::::.           ',
:::::::::::::: ´`"}__{      / l;:\ 、::::::::::::.              !
;;;;;;;;;;;_     _,.. <    l;:;:;:;:ヽ、:::::::::::..            |

845 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:51:33 ID:baka
            、        _ _        ,、
            |ニヽ  ムi.....´:::::::::::::::::::::::`::...、  /ニt
             |ニニ〉.:´:::;:::::::::::;::::::::::::::::::、::::::::\{ニニ} _x≦!
            ゝマ'::::::::/:::::::::/ミシl!::::::::l:::ヽ:::::、::ヾシ__::::ヽ'       ┌─────────────────────┐
           ≦マ;::::::::::l::::::::/   l::::::::i:::::l:::::::l::::マニニ>:、ヽ      │ 騎士達が欲望を胸に己を鍛えに鍛えている時、  │
              '/!:::;::::::+:-/!、   l+::;一-l、::::;::::ハマシ´:::::ハ/     │      アルトリアさんはリンちゃんと出会いました │
            |::j:/!::/´_/     j l:/ l__lハ:/l::ハ!:::::::::::::::::i      └─────────────────────┘
            l::!'::l::jイ笊fミ    / 芥rハヽ l'}:::::::::::::::::::::l
            |::::::::ヘ  Vリ      Vシ    シ、::::::i::::::::::l!
            |::;::::l.ハ  `   i          / ノ::::::l::::::::::j:!
           l!:i:::::ゝ、              //:::::::/:::::::::l!::!
            ノ::!::::::::::lヽ   丶  ノ    イ:::::l:::::::/::::::::::j:ト:ヽ
             ,´ l:l:::::::::: l::::丶       イ|::::::::l:::::/:::::::::::/::l ヽ:.         ┌────────────────┐
         /  lj:::::::::::::l::::::::`l 、_ <  .!::::::::!::/:::::::::::/:::::l  `、       │  そして将来訪れる運命を知りました  │
         /  ,j!:::::::::::::l:::::::::r. 一: :=: -.x、:::::l:/::::::/:::/l:::::::!   ヽ       └────────────────┘
        '  /::::::::::::::/!:::::_::|: : : : : : : : : : :ト :/::::::/:::/::::l:::::::l    `:.
        /  /::::::::::::::/:!::>': : : : : : : : : : ノ: /:::::/::/_:::::l::::::::、    ヽ
       , '   /::::::::::/::/: :ー: : : : :,: :- 一/:::::::::/: : : /:ヽ:::::::::、     :、
     /    /::::::/::::::/ : : : : : ,、: : : : :./::::::xイ : : : : / : : : ヽ:::::::、    丶
     :′ γ,:::/::::::::::/: : : ο.丿!_ο:./:::::/:/: : : : : :/: : : : : :.ハ::::::::、      :、
     j   //::':::::::::::/: : : : ゝ-、r 一:/::::/:::::::{: : : : : /: : : : : : : : :i::::::::::、    ヘ
    j ,r-':/:::::::::::::/.: : : : : : : : :‖,: :/::::/::::::::::l: : : : :.i: : ー: -=: 、_l::_:::::::::ヽ    、
    !/: : {::::::::::::::ハ : : : : : : : : ‖ : /:::/:::::::::::::l!: : :、: l: : : : : : : : : : : ハヽ:::::ヘ     )
   /: : : .!::::::::::/:::l: : : : : : : : :`: : :l:::/:::::::::::::::ハ: : : ヾ: : : : : : : : : : : : :!::ヽ:::ハ    '
  /: : : : : :.!:、:::::i:::::ハ:.: : : : : : .: : : :.:l::!::::::::::::::::l:::ヽ: : : \: : : : : :i : : : : ヽ:::ヽ:::、 /
  : : : : : : : : .}::}::::l::::::::j: : : : : : :.: : : : :l::!::::::::/:::/::::ノ: : : :/:\ : : : l: : : : : : \::Y::l‖
 : : : : : : : : /ノl::/:::/: : : : : : : : : : :ノ丿::::/:::::l:/: : : : /:::::::::\: :l: : : : : : : : \:‖
 : : : : : : : :': /!:X; : : : : : : : : : : : :´: : :l::/ヽ:::{: : : : : :/:::::::::::::::::ヽ!: : : : : : : : : : ヽ
 : : : : : : :/::::::::::::Y : : : : : : : : : : : : : : ′: : ` : : : : /::::::::::::::::::::::::l: : : : : : : : : : : :ヘ




        ,=二ヽ
      ノ     \;
           >,,    ̄ ̄ ̄= 、
            /´.           - ヽ
        /                ヾ、
        /  /  / / :/ /       、 ハ
       イ :/ :/ /ハイ /|  :| :|   | j .:i
       |.|:j___/l /| /|:/ l  :| |   | | .:|
       |.':ヘ壬弋-vヘ:l ,{  |l ト   :|:}..:|      ┌───────────────────────┐
       |  |'¨たじk ヘ ゝtト=} 、  :lノ :l     │  翌日、アルトリアさんは食堂でジャンヌに問いました   │
      j  :|. 乂t;ノ    .勹幵ij≧\) :|      └───────────────────────┘
      |  :l 〃¨      t_Y;;ノ ´/  ::|
      |. :A    '  〃〃¨ / }   :|
      |. :|.:丶   、     ノ-イ| : ..:|        ジャンヌってどういう人が好みなんですか?
      |. :|:.:.:.:}ヽ、   ......::´ヽ  .| :  :j
  /⌒`冫 :k ´> ..~_ ´__:jヘ:.:.ヘ:.:.} .| i .:i
 /     .}ヽ| \  /_| ̄  >-'`〜レ| :ハ
/      ' ` >.::'{:.:ト, <´  冫 .ルヽ        ┌──────────────────────┐
{ ヾ    / <:.:.:.j‖《.:.:.ヽ    i     ヽ      │ 周囲で食事をしていた騎士達は聞き耳を立てました │
i   / /   〉-:ソ ヾj.:.:.:」   v     .}     └──────────────────────┘
j    {   .(:.:./  ;  )`:.l    iい    ノ
ヽ   (   └-'  ,  /_ノ     ,i  ソ /
  ∨  `              ノ    イ
  i    ∨     、      /   冫

846 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:52:35 ID:baka
                 __
            。s≦      〕iト
         ィi〔  ,   ⌒    \
        / /  /
       ,  /   /    ハ      _ ハ
      / /   /    /i:ハ  | マ_ : ハ
     / / ___∧ィ | /_ !_:ハ  !  マ_ : ハ
     / / | _,zzz≦、 |:/  _≧zz、:|  : マ_ : ハ         急になに?
     /    | ハ乂ツ `'  ´乂ツ ア′ | マ_ {⌒
   '/:!   !ハ `   :i     イ   :| 〉: ∨ /
   ´ /}/  {\、          :|    |:/: ;\v           f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
    /:イハ :{:/:.:.\ ` -‐  ,.ィI| / / ∧/:  \          | ふとそういう話したことなかったなぁと。     ,γ"⌒ ヽ)
     :|  ハ∧:∧:.:〕ia, .。s≦ ヘ:i,':.}/: /: :}             |      やっぱり気になるじゃないですか。  §ミ〃ノノ))
     _   〉:ム'\>''"    v/≧ …‐            ヽ_________________乂_  <人cリ゚ ‐ノl_、
    ´    `:¨ア}  /ハ    /{ {                                                アルトリア
   /      / ! /:i:i:i:ム  . / W         v
          /: : :i/ 〉:i:i/ム /  W ,               そういうあなたはどうなのよ。
     :i/´   : /:i:i:ji/ `  : :v:/     /}__
  }  /     / :i:/      / )__ _ _,'ノ ノ}
  i  j{    . :j{:i:i/      // ̄ ̄⌒つ:〈: :}:ヽ
  i  {{: .   .: .:{{:i:{: .    /:/ /冖≦、: : : 〉人ノ




       》 /\`ー――/   ./    /       い、
      《 .7ミ  \   /    ′   / ./i  }  ,’  :, \
      r’;,{ `ヾ   `¨/   ./  メ、 / イ  ノ  ノ    !  )
      \;{   \ ../    / // ノ` .j /j ,斗 |  | |
      { ;i| \ --/    ./ ;/´芹ミヾ. { / i ノ,j/ |  リ
      ゝ t\ / i    / ノ {: :し゚}  ソ  '芹う;j ./           私は(男は)強い人がいいですねぇ。
       ’、 、{ |    .ハ、  ゝ=ィ      辷ノ{.//
        ”\\|   .|  i::i::i::i::          |′             ほら、私華奢じゃないですか、
         /: : .y   |          / :i::i::′                  だから筋肉付いた人とか好きですね。
         /: : :|:::}   .|        __    /
        /: : : |::::}   .}、       ー'   イ
        / : : : |::ハ  .i `  .     / j              ┌───────────┐
       ヾ: : : :,/   、 .|.    /` − .|  ノ              │ アルトリアさんは両刀です │
   ノ´ ̄ ̄ ̄`ヽ \ 、 |   /__ _.| /                └───────────┘
  /      ゙、    > .ヽ_ノ\     `ヽ
/        ,      /=ヽ  \     \

847 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:52:55 ID:HHsaxGyx0
(騎士達)皆、物音一つさせずに静かに耳ダンボ状態・・・

848 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:53:43 ID:baka
            l/      `´     - 丶
         r /                丶
         j/  /                  ヽ
       // /     l       l
       V/ /     l       l  l        ‘
        (l      l  l   l   l  l l    l    l‘
        (l l ,イ  l _ l -─-  l -─-- /_   l、’
        | l从 ‐八l ハ__ィハ l、 ,イ /l ハl /l /l /l ヾ     やっぱり男らしい体つきっていいですよね……。
        |i    |ィ乏不汽‐゙ハ/ l/ ィ乏不汽/ l/ .l
        |i    |` 弋zソ       弋zソ '~|   !
        |i    |                    ,|   |
             i |、           !        /|   |
         |  i |-、              '~|
         |    |/::ゝ、   `    ´   /  |   !
          l、  |、:ハ 丶      ィ〈ノ   |  j
         l从 l|/ 丶   ` - ´ ! 、   l从/
            _Vj!     丶 _   /   l"''- ._
     _,,..-‐''    、       7^く   l    "'ー- _
  γ ̄  ヽ       丶       /   ヽ   l        ヽ   ヽ




             ___ >' ゙ ``
           /
                 /   /       \
           /    /   /  /    |  ∨
         /     /   /__/|/_|_   / |  ∨
        /     /イ  ィ圻笊x j八 ー/_| /   |l
      /       :l|    V炒 ^  笊ミj/   |l         あ〜、まあそうねぇ。
     ⌒ア       l|     |^~´  , ゞシ/    |l
      / /|   l|     |     ^~ム   八
      //  .|/|  八   |   σ  /     /  \         ┌──────────────────────────────┐
          〈 j/  .\ 个ト  イ/j∧ /            │  傾奇王子に辟易していたジャンヌは細身が良いなと思っていましたが、 │
          |     } ̄\{ 7 「≧=- _j/               │            マッチョが多いここでそれを否定するのは憚られました │
          人   ノ    />=<    \              └──────────────────────────────┘
         〈 ≫==ミ \/くi:i:i:i:i:i:〉  \  ∨
        /     ∨    ̄Yi\  ` 、/
         |        ∨  ー≠\i:i:i\   ゙' ≪
        〈|        }       Yi:i:i\       寸       ┌─────────────────────┐
         〉     〈__ノ          Yi:i:i∧       ∨      │ 自分が見られているという自覚はあったのです   │
       /∧      {:         Yi:i:i∧       }      └─────────────────────┘
       {   ∧    { ∧        /}i:i:i:i:i:i}      八
     / /  ∧    ∨个ト .,__,. イ \i:i:i:i}  ー=≦
     {   / ‘,   ∨            \/  |
     人  /_____ ハ    ‘,              |
   /  /  }   .∧   ‘,              |
   {      /

849 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:53:54 ID:P//f1+a20
ガッツさんとか凄い好みって言ってたな

850 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:54:38 ID:baka
              ̄ヽ、
          _ ,-─ 、,〉ゝ−-::... 、
        ,..::´:::::ヽ:::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::`\_
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ        ┌──────────┐
     , ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ      │  騎士達は奮起しました │
    /:::./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ     └──────────┘
   ,/::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.l
    l::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
    |/|:::::::::::::/:::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
    |::::::::::::::::::::::::_:::/ l:::::::::::::::::::|\:::::::::::::::::::::::::::l:::::::::|
    |:::::::::::::::::::::::::/≧、l:::::::::::::::::::|  \斗::::::::::::::::l:::::::::l        アルトリアはともかくジャンヌ!
    |:::::::::|:::::::::/l::/イ⌒゙`メ::::::|\::lィ千代`:::::|:::::::::l:::::l〉リ
    |::::::::/|:: / リ弋、 _ノl ヽ|  ヽレ; __ソ l j|人:::::::l:::::|
     |::::/ |:::fzll ^ー‐'´     ^ ‐-'´ jlノ:::::l::l::て
     |/  ヽ.:::|ヘ       i       /ィ<"j メ_/      ┌────────────────────┐
         ゝ;八    /二二ヽ    /イ               │ 今まで以上に真剣に訓練に励み、        │
           x > 、  {    }   イゝ:::`>-、        │       中には休日にも訓練する者がいました │
         〆::::;//ハ` ヽ--- '′ <´/  l):::}:::::::::::::::` 、     └────────────────────┘
        //::::://  \  `‘´   /  /::::7::::::::::::::::::::ハ::l
       ノ::::/::::::《〈 ヽ/ヘヽ    /  /::::/::::::::::::::::::::::/::::l




          -――-  _
       /        \ \
      /   /    /  |
     /   /    / . ||  |
    /     | |二7=-| ||  | |       ┌─────────────────────────┐
  ⌒フ   |  | | C |八リノ二N 人        │  当然、怪我人も続出したためジャンヌの出番が増えました │
  /   |  |人  ̄    C 八  |          └─────────────────────────┘
   ̄|    |人   |      ̄/| Λ |
    |/}人Λ\ |   -  人|/| ⌒
     ┌〈__Λ |ノ> __ <{ 人{            頑張るのはいいけど限度ってものがあるよね……。
   ┌〈 _人  ̄ ̄|ー┐                                   お給料変わらないし。
   /     |\_,人__|
   /      |    〈//} ヽ                  ┌────────────────────────────┐
  |    | ノ     ∨}\|               │  教会からくる僧侶もいますが、                       │
  |    | ./      |Λ \              │   急を要する場合は近くに居あるジャンヌが呼ばれるからです。  │
  |    |/{        |//〉  }             └────────────────────────────┘
  |    |Λ      |/// ノ

851 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:55:37 ID:baka
  , < ⌒ ヽ ,  -ー= ¨ ̄ ̄ ゙ ヽ、___
  ノ´     , \    ヽ     ヽ ヽt--,
      / /   ,   i ヽ  ヽ   ソ ヽ〈丶
     , /   i    }  }  ;   ∨丿ヽ`j
     /  .{    {    |   }  ;   , ノ ヽ〈
    /,  {  ,  {   .}.〉  .i  ,   , ; ; } )
    i ,  {   ,  li :  } A  | ノ.   ', ;、; }冫
    { ,  , x  , li : y _卜ノ从 :   i ヽv:.\             男の人って単純で良いですね!
    乂  v仆__|ヽ} ヽ ノ彡てぅミゝリ   |ケ )゙、:.:.:\
   ′ヽ ヽヾ弋tぅ` ソ   乂vノ | ノ   レ:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
      リヽ).ヽゝソ     ´´  レ    .| |:.:.:.:.ヽ:.:./        ┌─────────────────────┐
       : }ヽ:.  、       |    .|:..{:.:.:.:.:.:.:.:冫       │  そんな騎士達を見てアルトリアさんは言いました  │
        |  、  、-―ァ   |   .i:.:〉´ ̄ ̄ヽ        └─────────────────────┘
        |    、 丶 ノ  /:|   リ:.:.} }:.:.:.:.:.:.:\
        {   乂 :.....  .:::ヘ彡i i  ノ":.:.:.:} }.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
         ', i ノ:.:.:.:i-= .._:》ノ .i ノi´:.:.:.:.:.:.} }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉
          ,;ノ:.:.:.:.:.:ゝ     }/ i|:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
          〈:.:.:.:.:.:.、》0、S  ′ /l、:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.
          ヽ:.:.:.:.:./  `ir "    \:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:..




       _iヽ|`‐┘`"V`;-'`i'、li/i、iヽ,、
       >;;;;;;;、ミミヾ`ヽ、\ヾ川|! ノノ_丿
      _」;;;;;;;;;;ヾ\ミヽ\ヾ、ヾ〃i '~=、
     >;;;;;;;;;ミ;;;;;-;;;;;;ミ三ミ/::~)ソ ,、ミミ、
    ゞ;;;;;;;三二;;;;; ̄=={  /" !ノi!))
    ~);;;;;;;:;;;;;;;:__-二三フ   ='`ヾ;; (               やっぱ女は怖いな……。
    〈;;;;;;:;;;三/ノ\三'  U  "、__;:"〈
      ノ;;;;;:;;彡!ヽ 〈L'゙ :::::....   ゛ "`-,
     ノ;;;;;:;;/!/`ヽ-'         r ‐'"
   ノ /`'"'  ,'   |          __〉         ┌──────────────────┐
    /;;:  ‐- / i  ヽ_          ,!           │ 状況を把握していた副団長は呟きました │
   ┐ _,  /  |  ;  ̄_`::..    (           └──────────────────┘
   '  -二{   i  ;   i / ̄` -ー'
   ノi_ ヽ,ノ\ |  ; ;ノ/

852 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:56:09 ID:P//f1+a20
一番目のあるガッツさんだけが冷静w

853 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:56:35 ID:6EZZFe0z0
元男だしな〜

854 :バカ ★:2020/09/27(日) 22:56:48 ID:baka
                       >::::::::::::::::::::;:::::::::::;:::::::::::::、:::::::ヽ::::::::::\
               \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ :::::::::/.:;::::::/.::::;::、::::::!:::::::::::::、:::::、ー`
             =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''"::::::::i:::|::i::|:::::::i:iムム::::、:::::、:::i::::::.ヽ    ┌───────────────────┐
              ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=- ::::::l:::|::|::|:::::::|:|:::::::|::::|:::::|:::|::::::::::>  │  国王は緊急対策会議の招集を発令しました  │
             = -三t   f゙'ー'l   ,三 :::レ::::!:!::|::ト、::::|:|:::::::|::∧:::|:ノ:::::::::ゝ   └───────────────────┘
               ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... :::∧:::r!t=,≧、:::ト!:::ィチ=,|::/ハ::::/
               / ^'''7  ├''ヾ! `ヾト〈ヘ:!` ̄/ヽ:!:::/ヽ! ̄!':/ノ:7
              /    l   ト、. \   トヘ`      }::::〉   ::ム'
               〃ミ ,r''f!  l! ヽ.   ノィ;;;,、    〈::!:   ,ィ;;;;i;、      会議をする人この指と〜まれ♪
             ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、    /イ;;;;|ヽ, −__− ,.::゙|、;;;ト'、
              / ィ,/ :'     ':. l ヽ.   _,イ´ヘ ヽ, __ .:::/.:!':\
             / :: ,ll         ゙': ゙i / /   \、 \:::::::/.:::::::|ヽ_
            /  /ll         '゙}イ///|     ハ    Υ:i::::::::::::|///>._
              /' ヽ.          リ ///!   /   」.:::、::::::::::|////∧//>.     ┌─────────────────┐
             /  ヽ        / ////! /::\ ∧. / .:::::;、:::::::|/////∧////     │ 各公爵と大臣級を集めた重要会議です │
             /  r'゙i!     .,_, //////!´ヽ:\::::\Y/.:/ :ヘ:::|//////∧///     └─────────────────┘
            /.     l!       イ /////|: ヽ ´〈:::::::::Y: / Y'///////∧//
            ////|/7ヽ. ̄ ̄ ̄ |、//////|::       〉::::〈::: / .::|//////// ∧/
            ////|////7777777/〉/////|::::..   /.::::::::∨ .::::::|'/////////∧′




                        / , /::::::/}:::j/:::j/://:::::::/::/:::::(::::::::::::::::::::::
                   ,ィf「 /::/ ハ/::::::/ノ::/::::/:::::::/:__;彡:/:::__:/ハrく{::::::::::::
                      /::{::|/:::i{/:::{::::::/::/:::::/::::ィ:/:/::::::::/'⌒::ー=::ハ:::::::::::::
                   {::::::::{::::八:::::\{::f/:::/::::::/::::/::-=彡'⌒::ー==人:::::::::::
                      V::::::\:::::\:;::ヽ:/:::__;彡<:::::::::::::=彡三:::::彡:(:::::::::::
                    \::ヽ/´:::/:{:::::{:::::::\::ト、::\:Y{::::::-=三彡:::::::て::::::::::
                      /::::/::::::/::::|:::lト、:::::::::|l| l:l| |:| }::::::::_::::-=三:::::::{\:::::
                  {f:::/:l{::::/:::::::|::l| ヽ:::::}リ };ノ }:| 彡::::::::::-=彡:::::ミ}. }:::
                     ヾ{::::|::::|::::|::::{N  jレz==<:ノ  \:::::::::::::::x‐く::) i:::
                   ヽ从ハ:::{∨r≦圭≧''"⌒゙''ー   ヽ::::::::リ⌒i |:`Yl::     親父様は来いと言ったが、
                      /〈圭圭jハ\ ̄ ノ^f抄厂ン       |::::::/く | |:::〈 l::         何かあるのかねぇ……。
                    /  // 代炒!   ' ¨  ̄´        |::::∧jノ j│:::{ L
                 , ′  //    ̄ }                  |_/__,ノ/::::ノ"
                   /  /   ∧ ,′              ( ___/レ'
                   ,゜ /.    /:/〈  ____            厂 ,イ「{  ,ノ
               i //     /:/ /  ̄ ´    ,        ,′_,ノ  ハ (     ┌─────────────────────┐
                   //     /:/ /::/  ー 一 ´       //"´  ,ノ}リ リノ   │ 各公爵も対応で忙しい中の緊急招集、       │
              //     /:/ /::/r=ハ  ̄        /イ{ i |  ∧ (__,    │   何かあるらしいと公爵達はすぐに集まりました│
  ̄`ヽ======‐o- 。 .._     /:/ / {三∧          ' / リ jし}!   } (    └─────────────────────┘
 __,ノ ___         `゚≧=- 。.._ 厂  ゚。     /  {    (    ,ノ
   /{  {_)               `゚≧x 八___ イ  __,人 ノ  j!  { (
 /  ノーr一〈                    /  `V\ ヽ (   ) ト、 リ  j}_ノ
  /ヽ └一'}                     /  `ヽ/  ∧ i人   ,ノ ソ ノ'"_,人
    / ̄ ̄                > ´   \/  / /{ (ヽ ノ  ( /'⌒V^Y
  /  /`ヽ            >‘´人_,人  `V   | l/八  ヽ i /´ フ从_,人__
   /ヽ_,ノ  ̄ ̄\_ >‘´⌒V^Y⌒{    \{___/|/  )  リ  /⌒Y⌒V´
  /ヽ. /======ミ_| \__,从_,__人__,八   ヾi   / ノ^´  (  {し人__,从_,ノ
   /ー------一’ ,ノ'⌒V⌒Y^V⌒{  \ 「 ̄/  {   i   } ノ´⌒Y´ ̄~V

855 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 22:57:47 ID:6EZZFe0z0
国王もすっかりやさぐれたな〜ww

856 :訂正@バカ ★:2020/09/27(日) 22:58:38 ID:baka
                       >::::::::::::::::::::;:::::::::::;:::::::::::::、:::::::ヽ::::::::::\
               \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ :::::::::/.:;::::::/.::::;::、::::::!:::::::::::::、:::::、ー`
             =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''"::::::::i:::|::i::|:::::::i:iムム::::、:::::、:::i::::::.ヽ    ┌───────────────────────────┐
              ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=- ::::::l:::|::|::|:::::::|:|:::::::|::::|:::::|:::|::::::::::>  │   国王は王都襲撃に関する緊急対策会議の招集を発令しました │
             = -三t   f゙'ー'l   ,三 :::レ::::!:!::|::ト、::::|:|:::::::|::∧:::|:ノ:::::::::ゝ   └───────────────────────────┘
               ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... :::∧:::r!t=,≧、:::ト!:::ィチ=,|::/ハ::::/
               / ^'''7  ├''ヾ! `ヾト〈ヘ:!` ̄/ヽ:!:::/ヽ! ̄!':/ノ:7
              /    l   ト、. \   トヘ`      }::::〉   ::ム'
               〃ミ ,r''f!  l! ヽ.   ノィ;;;,、    〈::!:   ,ィ;;;;i;、      会議をする人この指と〜まれ♪
             ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、    /イ;;;;|ヽ, −__− ,.::゙|、;;;ト'、
              / ィ,/ :'     ':. l ヽ.   _,イ´ヘ ヽ, __ .:::/.:!':\
             / :: ,ll         ゙': ゙i / /   \、 \:::::::/.:::::::|ヽ_
            /  /ll         '゙}イ///|     ハ    Υ:i::::::::::::|///>._
              /' ヽ.          リ ///!   /   」.:::、::::::::::|////∧//>.     ┌─────────────────┐
             /  ヽ        / ////! /::\ ∧. / .:::::;、:::::::|/////∧////     │ 各公爵と大臣級を集めた重要会議です │
             /  r'゙i!     .,_, //////!´ヽ:\::::\Y/.:/ :ヘ:::|//////∧///     └─────────────────┘
            /.     l!       イ /////|: ヽ ´〈:::::::::Y: / Y'///////∧//
            ////|/7ヽ. ̄ ̄ ̄ |、//////|::       〉::::〈::: / .::|//////// ∧/
            ////|////7777777/〉/////|::::..   /.::::::::∨ .::::::|'/////////∧′




                        / , /::::::/}:::j/:::j/://:::::::/::/:::::(::::::::::::::::::::::
                   ,ィf「 /::/ ハ/::::::/ノ::/::::/:::::::/:__;彡:/:::__:/ハrく{::::::::::::
                      /::{::|/:::i{/:::{::::::/::/:::::/::::ィ:/:/::::::::/'⌒::ー=::ハ:::::::::::::
                   {::::::::{::::八:::::\{::f/:::/::::::/::::/::-=彡'⌒::ー==人:::::::::::
                      V::::::\:::::\:;::ヽ:/:::__;彡<:::::::::::::=彡三:::::彡:(:::::::::::
                    \::ヽ/´:::/:{:::::{:::::::\::ト、::\:Y{::::::-=三彡:::::::て::::::::::
                      /::::/::::::/::::|:::lト、:::::::::|l| l:l| |:| }::::::::_::::-=三:::::::{\:::::
                  {f:::/:l{::::/:::::::|::l| ヽ:::::}リ };ノ }:| 彡::::::::::-=彡:::::ミ}. }:::
                     ヾ{::::|::::|::::|::::{N  jレz==<:ノ  \:::::::::::::::x‐く::) i:::
                   ヽ从ハ:::{∨r≦圭≧''"⌒゙''ー   ヽ::::::::リ⌒i |:`Yl::     親父様は来いと言ったが、
                      /〈圭圭jハ\ ̄ ノ^f抄厂ン       |::::::/く | |:::〈 l::         何かあるのかねぇ……。
                    /  // 代炒!   ' ¨  ̄´        |::::∧jノ j│:::{ L
                 , ′  //    ̄ }                  |_/__,ノ/::::ノ"
                   /  /   ∧ ,′              ( ___/レ'
                   ,゜ /.    /:/〈  ____            厂 ,イ「{  ,ノ
               i //     /:/ /  ̄ ´    ,        ,′_,ノ  ハ (     ┌─────────────────────┐
                   //     /:/ /::/  ー 一 ´       //"´  ,ノ}リ リノ   │ 各公爵も対応で忙しい中の緊急招集、       │
              //     /:/ /::/r=ハ  ̄        /イ{ i |  ∧ (__,    │   何かあるらしいと公爵達はすぐに集まりました│
  ̄`ヽ======‐o- 。 .._     /:/ / {三∧          ' / リ jし}!   } (    └─────────────────────┘
 __,ノ ___         `゚≧=- 。.._ 厂  ゚。     /  {    (    ,ノ
   /{  {_)               `゚≧x 八___ イ  __,人 ノ  j!  { (
 /  ノーr一〈                    /  `V\ ヽ (   ) ト、 リ  j}_ノ
  /ヽ └一'}                     /  `ヽ/  ∧ i人   ,ノ ソ ノ'"_,人
    / ̄ ̄                > ´   \/  / /{ (ヽ ノ  ( /'⌒V^Y
  /  /`ヽ            >‘´人_,人  `V   | l/八  ヽ i /´ フ从_,人__
   /ヽ_,ノ  ̄ ̄\_ >‘´⌒V^Y⌒{    \{___/|/  )  リ  /⌒Y⌒V´
  /ヽ. /======ミ_| \__,从_,__人__,八   ヾi   / ノ^´  (  {し人__,从_,ノ
   /ー------一’ ,ノ'⌒V⌒Y^V⌒{  \ 「 ̄/  {   i   } ノ´⌒Y´ ̄~V

857 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:00:33 ID:baka
          /⌒ヽ、 >    ̄  ヽゝ、
          レ´  冫´          ヽ)、
            /           ヽ  ヾj=
           / /´ .j      j   ヽ ソソj:)
           i .j   |   l   .i   j ノ :|ノ
             i .i   .| i  :| |ヽ |   .| ソ |ソ  モグ
             | | i__.ハ.ト  |从=弋|   .| .ノ, .l\   モグ
           j .i .l,,フ=tfヘ | v==卞   |^.,; ,ノ、:.ヽ
           レ'ヽjヘj乂g) ヽj 人g),¨  | ソノi::j__ノ          まあ、聞けば分かるでしょう。
          ノ  | | W 、    ゙ | i  .l´ノ:.:.|
            i ハ         レ'l / ノ:.:.ソ
            ヽ、ソ >^丶ヘ <' レ└ 、ノ
              ソ:/  "゙ ..., ヽ ´ / ⌒、 、        ┌──────────────────────┐
              /i .,、,"   ト、ノ       \       │  リンちゃんからゲームの設定は聞いていたので    │
             /  ./j |.    .}^ 、<、    /⌒ヽ      │           話の内容も大体予想がつきました。 │
            ノ j ./ / }、   ノfヽヽヽ.i   /    }      └──────────────────────┘
            }  ./ 、 , j`,= ´:.:.ヽ   j  /    .{
              j  .j    |ノ:.:.ノ|.:.:.:.)__ノj / /´  i
           / 、} ̄ ̄|\/ .|___」|_____ノx ´⌒   .|
           j  ノ ̄ ̄ソ      |    ヽ、   ノ
             j  ソ    ノ  ヽ   j        ノ




      ,'l:::/::::::::::::::::/:::::::::::,':::::::::::::::::::::::>'´::::::ィ:::/::::/:}:::::::;::::::::::}::::ハ
     ,'::|:,'::::::::::::::::/:::::::::::::i:::::::::::-=ニ> '´r===ミ<ヾ:',.../::::::/::::::::/::::::::l
    i::::|i:::::::::::::::/{::::::::::::: |::::::::::::;::::/::: .:::ヽ   Q Y....Y':::::::;:'::::::::/;::::::::::i
     l::::}'::::::::::::::ハ::::::::::::: i:::::::::/|::/:    ::` 、 _,j/>/::::://::::::::::::!
    j:::::::::::::::::::'..{..|::::::::::::: l:::: /: |,′       :::/'´ /:::::/:イ:::::::::::::::|    ┌─────────────────────────────┐
    ,:::::::::::::::::::{..廴!:::::::::::/Y{  }             / - ' f Y/:::::::::::::: リ    │  ヤガミ公爵は会議室で酒を飲む傾奇王子の隣で                │
    l:::::::::::::::::八  :i:::|:::::,'::..Y                  ヽ{:::::::;::::://     │       王子に酌されるアルトリアさんを見て悲鳴を上げかけました │
   l::::::::::::::::::::::::≧:Y::::i  ',|                 r‐   , ':::://レ     └─────────────────────────────┘
    l::::::::::::::::::::::::::{.....ヾV!               _,.  - 、    :::::从,'´
   ノ:l::::::::::::::::ハ::::|.......| ',            ∠´\ ̄>、`゙y:':::/:ル
   イ::::::::/|:/::::}:::!:. ..::ヽ            { ', : : : : ト、:::::::/::::,:':,'     ┌─────────────────────────────────┐
    7:::::/...}':::....Y:. ...::::::\        ト ,<: : : :} / ; ' l:;′     │ このときばかりは対立派閥で仲の悪い公爵ですら同情の目を向けていました  │
    ,'::: /:..   :::ヽ、.:::::::::::::\        _`  、Y:':::/  }'        └─────────────────────────────────┘
   l:::::':::    .::    ::::::::::::::::\       `:::-:::::, '
  _|:ハ!:    ::    :::::::::::::::::::::\       :::::, '     ┌───────────────────────────────────┐
< }'7     ::      ::::::::::::::::::::::::\      ::::/      │  学園でやらかしまくっているアルトリアさんの事は貴族ならもう誰もが知っていました │
                                      └───────────────────────────────────┘

858 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:01:45 ID:baka
                     /:::::::::三ミ{し(_,ィ彡'⌒ヽ
                  /:/:::::::/ ̄>r‐く ̄`ヾ::::::::\
                    /:/│:/  / /}王}:::::::ミ、::\:::::::\
                l:::! |::l   _jレく厂厂jトn_ハ::::::ヽ::::::∧
                |::| |::l_人{{∨:::::::::}レ:{:::リ人}::::::::}!::::::∧       ┌────────────────────────┐
                l::| l::_{\{トN{:::::ノリ::::jノ:::ノル{::::::|::::::::|:::',      │  アルトリアさんがいる理由は王子が連れてきたからです │
                j/ }::人::rァア》ァ}{{:::く:::::《{:::彡::::l::::|:::|::::::      └────────────────────────┘
                   / /:::ミ三}(川{ jリ{ワリ川几::彡'∨:::l:::|::|:::i
               / //∧:f,ィニN{八rチ升ぐYrく__}:::::::l}∧l|
                /   ___{(}:| f‐oミ{  ro テ  jリ }_ノ\ノ  }:|
             /  /}_人_}:l   ̄ |   ̄  レク \∧ ,ノハ
               _/}/ /ノ八    ヽ-    厂|ヽ V⌒i              俺が聞くよりも姐さんが聞いた方が
           x≦三三{⌒}   / │∧   (_)     /| } {__, |ーァ====ミ                きっといい案がでるかと思いまして。
      x≦三三三三三ト、_l   {  |\ ゚。  ー一' / /,│ l 乂__ /  | ⌒⌒ヽ
  ≦ニ三三三三三三 | V\  |  ヽ_\__/_//ニ| | /厂{  |   | ,小
  三三三三三|\三三|│Vノ\│\   ̄} ̄´ /ニコ ,レ / 人_|__|___ノ }ト、
  \三三三三|  ヽニニl,ノ V__,ノ\  \____|__,ノ二_j/ { ̄ ̄)      八
  _ヽ三二ニニl 。゚匚匚匚匚匚匚匚}二/\ニニ/\ニニ|    ー一'≠升廾オ’   \
   \_\ニニ|°匚}        | /_r――┐        ∨ / l| l |_                 ┌──────────────────┐
    \_\ニj! 。匚}  _r( ̄h  |.「{    ̄「厂\        ∨  リ , / ̄ ̄            │ 連れて行こうとするのも大概ですが、     │
      \___}ノ° 匚} (_※⌒) l V´ ̄ ̄ } }   }ト、     ∧ //  /               │       素直についてくるのも大概ですね  │
  / ̄ ̄}_} ゚。 ゜匚}  (__厂{ノ  | {}ー―==} }   l| '<//_//_/__  / /    _ , - 、 └──────────────────┘
    \ }_} ゚。゜匚}oOo  ̄  │l{_____リ {}  l|       //  /  `X / _____/ 八_O_)
   / ̄ \___}  。 。匚} ※8    ! {_ ___}/    リ               // /___    ̄〕
     / ̄\}   ,ノ匚}゚O°   │   \__{____/               //.   _ / /二,
    /  '⌒ー\/  匚} .。。。   =--┬r―,  ≧、_/       /.         / / / // /
    /  _____\__匚}%   /   __ 二フ /、/ )、'⌒ー一'一'     // ̄. /__/  ̄       ┌───────────────┐
      /    / / ̄\イ{   ´ ̄ ̄ ̄ ̄ / // \            //       / ̄/       │ 会議室で酒飲むのは論外ですが  │
    /   / / ̄ ̄ ̄l「l{____ , ィ´_/./___  \//      //       ̄___      └───────────────┘
       /   /  ̄ ̄ ̄\\       \_/\  \  //     /      「 ̄   /
      /    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽr>====≦ ̄___\___| // \              ̄ ̄ ̄
      /    /___,。  '゚´ ̄/―-------------―― | /     \___
     /    /  /        /\__| ̄}─{ ̄|___/\
    /    / /       /――― |_厂 |_|――{{ ∧}\_

859 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:01:52 ID:HHsaxGyx0
あぁ・・・全方面から同情されてる>ヤガミ公爵・・・

860 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:02:55 ID:baka
                      _ヽ、} _____
                   ー==ニ:.:.:.:.:.:.´:.:.:..<
              ヽ、彡"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`>     ┌───────────────────────┐
              __〉:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.,、,、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\    │ この国の未来への不安が漂う中、             │
                /:.:.:/:.:./:.:.i:.:.|  |:.|:.:.:!:.ヽ:.:.`ヽ    │      国王は何も見ていないかの如く会議を始めます │
               ∠:.:.:.:.i:.! l:.l:.:ハ:.|  l:.lヽ:|ヽ:}:.\ミ   └───────────────────────┘
              _彡:.:ハ_LrュxN ,ムrュァ!_|/:.:.:.<
              `ーム{ヘ `"´   `"´ / }<´
                     ノへヘ   !     メ个、彡
                    ノイヘ. ー‐― ,イノリ               実は古い文献に今回出た怪物のことが
                    /ハ,i:ヽ,:,:,:,:,/ トハ                                書かれていた。
                   _,/ / i! :    .: / ヘヽ、
          _...... .-.:::::´::/:::::/  ヘ、    /  l:::::ヽ、、           王位と共に継承してきた歴史書だ。
       ハ´::::::::::::::::::::::::/:::::::l!   /i   /    !::::::::l::::::`::.- ... _
       ,':::!:::::::::::::::::::::::/:::::::::l;:!/:! .,L __ノヘ  /!::::::::::l:::::::::::::::::::::::::`::ハ
      i:::::l::::::::::::::::::::/:::::::::::l;:;:i\\i ! ノノヘ//::::::::::::l ::::::::::::::::::::::::/::::!
       l::::::l::::::::::::::: /___:/::i;:;:;!  Y⌒Y  /;:i`ヽ::__! ::::::::::::::::::::/:::::::!
      l::::::::l::::::::::::::::::/::::::::!;:;:;l  :L::_ノ  /;:;:;i:::::::::\ ::::::::::::::::::::/:::::::::l
      |:::::::::l:i::::::::::::::i::::::::::::l/;l  ,':::::', /\:;i::::::::::::::/::::::::::::;':::/::::::::::::l      ┌───────────────┐
      |:::::';:::i!::::::::::::::l:::::::::::l;:;:;:;:! ,':::::::::',/;:;:;:;:;i::::::::::::/::::::::::::/::/:::::::::::::::l      │ 王の言葉に会議室が騒然とします │
      /:::::::ヾi!::::::::::::::l:::::::::::l:;:;:;:;i,':::::::::::;i!;:;:;:;:;i::::::::: /:::::: i:::/::/:::::::::::::::: !     └───────────────┘
     i::::::::::::::::';:::::::::::::l:::::::::::!ヽ;:;:i::::::::::::j;:;:;:;:;イ::::::: /::::::::::l/::/::::::::::::::::::::i




               -―……―- .. .
         : ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`: . ..
      /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`: : ..
     ,′:::::::::::::.  -‐…――- : . . .:::::::::::::::::::::::::::::\
    i::::::::::,. ´ (YY)-‐…‐-   .. .  `: : ..::::::::::::::::::::::ヽ
    !:::::::/ , . :.(.ハ.).-‐…‐-... ,,_   ` : : . `: : .::::::::::::::!
     \〈  ,. :':.:.:::::::::::::::::::::::三三二二D}  `: . `ヽ::::::j
      Y.://三二ニ>''"Y o `ヽヾハ;;;ー- .. ` 、}/          つまり王は今回の事を予見していたと?
      //ィi{ o Y´  ( 八    ノ  〃;;:;:;:;:;:;:`ヽ__,′
     〈/l;;トヘ.___ノ}    `  二´     ;;:;:;:;:;:〃⌒ヽ
       _从     トiへ.          ミ"// く:::{ j''ッ、
     ( ヽ ''  ヾ} ン"               ノフ ノ  彡x            ┌────────────────┐
      ヽ|     ______     xッ、ノィィ彡''⌒ヾ    ,,ミ、        │  軍の代表である軍団長が問いました │
        八   i´ ,,二ニ-‐‐ ''  ノ           ,,z'  \         └────────────────┘
         ヽ  ´     ,,xミン′       ,, -‐''"
        /{::.、  ,.ヘ._〃      ,, -‐''"
         〈 ゞミx._////シ    ,, -‐''"
        /`ヽヽ /// ,, -‐''"

861 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:03:49 ID:baka
                    ___}`丶_ノ\_ト、
                   `ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   _,. -‐ ¨´::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
             ⌒>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                 <:::::::::::/::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::\l
             <::::::::|:::|::: ∧∧::::::∨:::::::::::::::::::::::::::',
                  \}:|:::|:::;'   |:::::::::|:::::/::::::::::::::::::::::',_
                 厶|:::|::| __ |ハ:::N∨::::::::/:::::::::::::/
                   YV ´feア}/  /⌒V:::::::::::/        つい先日までは王権を固めるための神話だと思っていたがね。
                  /      /  / }}::::::::::>
                     └:、_         _/::::::::「            おとぎ話の魔王の話だ。聞いたことぐらいあるだろう?
                       L `    / |:::::::::::::{
                       l_ ,. '´   И/ハ厂            過去に封じた魔王が復活したようだ。
                      _ / |   __/     〉
           __,.  ´//  :|  {ハ      / \__      討伐、もしくは再封印を施さねばならない。
            ´/     /  | /〉厂 |     / \     / ̄ ̄`丶
         /  ′   /    :|/ // /|  ./    '.  /        、     忌憚なく意見を述べよ。
        /   l   /       l/⌒Y   |//      | /        .
        ′  |:  〈      /{   },/  /       :| .′           |
       {   | / ̄ ̄ ̄/ ./⌒V   /____| |             |   ┌─────────────┐
      /    ', |    ∧/   :|  _/    \   |            |   │ 困惑が会議室を覆いました   │
     ´      Y    .///    |,//      /   |           |   └─────────────┘
    {/      |   ///    :|,//      /    :|          |
    /        |  .///     / /      /     |         │




      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |   ┌───────────────────┐
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |   │ 公爵大臣達は周りを窺うように見回します   │
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |   └───────────────────┘
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                    , .: ´ : : : : :`ヽ.   |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                   {: : ,r- 、、、,,: : :} .   |: : : : : : :| |     ┌──────────────────────────┐
      i: : , -‐‐‐、、               {: ::!,、、,,  ,,、、iリ    |: : : : : : :| |     │  それもそうでしょう。分かりやすく例えるならば           │
      i ,イ.:,ィィ''゙゙゙ヽミ!                {: :! ー'  ;ー' リ    |: : : : : : :| |     │   ノストラダムスの予言した恐怖の大魔王が現れたけど     │
      i :Vソ' ノ   jj!                ヾ!,  `ー' j´ .   |: : : : : : :| |     │     どうぶっ倒せばいいと思うと聞かれているようなものです │
      i: い´''' 〈"´リ                  ト、 ''ニ' イト、`''''' ''""""  ̄,′`ヽ    └──────────────────────────┘
      i: : `ト、   ノ! __ __ __ __          _/.::rゝ=く.:.:::::`ー- 、、、,, ,'    !
      i: : :rト`ーイヘ    / ⌒,       /.::::::::::L__ 」.:.:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      i: ノ::ヘYY/.::::::.``ー‐ 、、 i       /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',__ _
    , ..:.:´::::.::::`ー'.:.:::::::::::::.:.::::::::.ヽ!     /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!   ``
     i.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}|      !.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄|        ┌─────────────────────┐
    /.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l|      〉.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/    〈        │  正直、国王自体も混乱していたため、とにかく  │
   '.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r一 1      ,′.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'    ',      │            何かしらの方針を欲していました。│
    〉.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ー ‐!      / .:.: .:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'"´ ̄ヽ       └─────────────────────┘
   /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L,  、__」    / .:. :.:.:::.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
   i.:.:::::::, ヘヽ_.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::i   /.:::r-r-、.:.:.:.:, -‐- 、.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
  /.:.::/ l〈 --  ``Y.:.::::::::::::::::::::::::::!  〈.::「  ヽ ト、レ'"´    Y.:.:::::::::::::::::::::::::::::::l
  ヽ.:::ヽV"´    ノ.:.:.::::::::::::::::::::::ノ   V ノ L|ノノ.::レ'"´    ノ.:.::::::::::::::::::::::::::::::ノ
 ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄
三三 三三 三三 三三三三 三三 三三三 三三 三三 三 三三三 三 三 三 三三三三
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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862 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:04:47 ID:baka
        /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ
       /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',
       /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!
       ハ:::l:::::、::::ヽ::::\:::::\:::::::\:::`ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::l
      /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l
     !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|      と、とりあえず敵方に関する情報がありません。
     j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l !
      l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ       情報がなければ対応策の立てようがありません。
       !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l!
      ヽ i、ヽ:ト{、ヾ ̄"´ l!\   `" ̄"´  |::!:l::! j:ll:!        少なくとも我が領に直接被害はなかったので
         !::、::::i      l             u |:::/lj/l:!リ           何かしら化物が出たという情報しかないのです。
        ヾト、:!u                 j!/ j|:::リ
          ヾ!    ヽ  ‐       u /イ´lハ/
            }ト.、  -、ー-- 、__      /' !:://        ┌───────────────────────────┐
             リl::l゛、  `二¨´    /  |/:/         │ 緊急招集された公爵達はようやく状況を理解し始めました。   │
         rー''"´ト!::i{\       /  / !:/         │  王都を襲ったのが未知の化物だというのが本当だったのかと │
        / ^ヽ  ヾ!  ヽ _,,、'´    /  j/          └───────────────────────────┘




                /三三三三三三三三三三三三
            |ヨ>‐‐‐‐‐‐‐‐N',‐‐‐‐‐‐--、三三
              i-‐'"""""""/yヾ""''''‐‐‐-- 、_,       ┌───────────────────────┐
              jィョョ三三三三三三>----- 、_     │  ここで王国首脳部は現状の混乱具合を把握しました  │
            /三三三三三三ヨ(_ , -- 、, -‐       └───────────────────────┘
            ----- 、三三三三三三>-,'"ヽ  ,..
              ', i i___゚`ヽ、/:::i,:、--7-。、-‐'" ̄
             ',i: : : :  ̄: :.j: : : : :.ヽ--、ヽ-、-‐‐'"       では騎士団が遭遇した化物の情報を開示します。
                  |   ´¨,ノ   _ヽ=-  ..::::`‐‐-
                _i     iヘ- 、     ,             今から話すことは一切嘘がないことを神に誓いましょう。
            ,...イ::::', 、-   ヽ'"     u
           ∠:::::::::::::', __〉>--、___  _____   y--
       ,..:<:、:::::::::::::::ヘ  二 ‐--、_ ,..._ヽ-'   /:::::::     ┌──────────────────────────┐
      /:::::::::::::\:::::::::::::ヘ         ,.......<::::::::::::::      │ 情報の共有すらできていないのではなんの対策もできません │
     /:::::::::::::::::::::::::\:::::::::::>、____,.イ::::::::::::::::::::::::::::::      └──────────────────────────┘
   ,....<::iヽ-----、:::::::::::\::::::::::::::---'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

863 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:05:35 ID:baka
          ____  _,.-==−- 、
        -‐=三ニ≧弐ニミ´三ニ=-、
   /:,::::‐:'´/::::::,イ::::::∧:`:、`:、=:ミ、`::.、
  ::'::/::,:イ,イ:/::::::/i|::::::':::: ヽ:::ヽ:::ヽ:::ヽ::::\       ┌────────────────────────────────┐
 /:::/::::::'::::///:i:i:::': !|i:::i:::i:i::i::\:`::、::\:\::::::、      │ 情報の共有が終わる頃には会議室の空気も落ち着いていました。       │
/:::/::::/::::/,イ':::i:l:::::::/!|:::|::l l::|:::、:::\::\:::ヽ::ヽ: 丶     │       軍隊で倒せる相手、ということが理解出来たのが大きいでしょう    │
:::/::::/i::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ト、:::\:::',::、:丶::丶::、: ヽ    └────────────────────────────────┘
/::: /::l:::'/:i::|:::l::::::;':::i:::::l:|::::|::|小ト、::ヾト、:ヽ: ',:::i、::i::::i
:::::/::::l::i::::;斗、!::::,i:::l::::::; |::::|:l/:::|、 ` 、!:::i:: i:ハ l::i |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r 、!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧、ヾl::::l':::!|:::!:|:::|
:::::::::::|:|:i::i { !:/:/l:l: /: ハ!:: Y:八 {{ }!ヾ!::/i::: |:::: !: !
:::::::: i|:|:|::l y/:/:/l| ' / i∧::l {′ ヾ  }ハ. |::::|: /}:/      魔王云々はともかくとして、敵の拠点を把握しないと行動できませんな。
 ::::::!|:!:|::|V/l/ '. |::/ /' ヾ!.       '  、::::!/::::'
  ::::::!:::|::l::i: '    !'                V,'/        下手すると諸外国を刺激しかねない。
   :::::::l:il:l:' i                ,   ノ´
   :::::|| |!. 、                r ´
     ::ll {.  \          - ― 、‐'
     :!.     ヽ          _ノ            ┌───────────────────────────┐
            、        /                │  王国は大陸最大国家なので周辺国から警戒されているのです │
          、.   , -‐丶   _ ′               └───────────────────────────┘
         \イ \    ̄
          \.  ヽ




     /::::::::_..‐´::::::::::::::::::::::::..-‐ ′            `' 、::::::ヽ
    /_..‐´::::::::::::::::::::::::::::::_..-'"      _,,l「 l1‐−――‐‐-...`l、
  /_..‐´::::::::::::::::::::::::_..‐´    ,,..-‐''´ ゝ-'′_ ,,...............,,, ヽ/..
  \::::::::::::::::::::::_..‐´  _.._..-‐''   __....-‐'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   \::::::::::::::_..‐´′ ,- ′ _..-‐''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_.,,,,,,._.._,,,, ノ、
    \::::::ィ''´  /  ...‐" :::::::::::::::::::::::::::::::::::  ,, .ニ/--、ノ゙i
      \  /  ィ''´::::::::::::::::::::::::_..-‐'' / /ハノ   ゚,‐´ , ゙i′         来た方向と逃げた方向は把握していますが、
       \ j丿 'ぃ―f ......--''¨___ 'く   〈' ⌒゙゙゙゙゙ ''´   i丶                      内陸方面ですからね……。
        l''、,,-':;:;:;:; !'''′ エ ̄ ゚ ,/ /    ゙i       i〉  .
        / 、:;:;:;:;:;〔    ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙__ィ   ゙i       lソ
         ノ( `ゝ:;:;:;:;卜 ‐            / ゙iヽ      l \、
       / ( ヽ ` 巛    、  ..‐-、   ゞ‐゙'ノ ..,,    li!i!i!i!i!l`\
    ,ノ"  ヘ     ゝ 、 ` / 〕ゝ - ' ..-‐'' `   "'‐-、  li!i!i!i!i!l '、\     ┌────────────────────────┐
    / 、´ r广´` 、   ‐ 、、  /  / │‐..'′   ,,.. _''__.....-..〉 ノi!i!i!i!i!l  '、     │ お前の所に魔王がいるから軍隊入れさせてくれ言って   │
  /..''j ''´、 厂  ''ー 、 .._  '、! .. ´′     ,,< r'-―゙´""゙゙゙゙〕|i!i!i!i!i!l   '、    │                     素直に応じる国はないでしょう │
  / ノ'( r'      i!/:;TTTヽ  ’ ;''゛  、 ..-"´      _,,....ri!i!i!i!i!i!i!l  ´      └────────────────────────┘
''  丿 ヘ   "ヽ.. ''i!i!i!i!i!| | | | '、 ' /   '"  ゝ '/....:-−´゙゙`ノi!i!r-−i!""
 i |,   ''    ゝ   ゙!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l  '´   ./   ..-'゙^‐ゝ、  /´i!i!!'′、  ´
 ⊥    ミ      . ''゙くi!i!i!i!i!l  i  ./   、     (-!′ '´ ''−´ ..ィ ッ

864 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:06:38 ID:baka
       /|    :|  /   /  / / ./|   }     | \\
      〈 |    :| /    / //―/ 、/ ノ   ./ |   | |   ) )
      ハ.}    | i   ./! /斗王ミ '` /,    / /! |  | .!  ノノ
      〈  :}  /| |  W レ《んヘハ リ ' /  ,/.≠-| /!  ! :|  "
      >-t  {.| ゙.   |  `<ソ   /_.. ノf_' .レ/ /. │
       冫八  Y  丶  .|          ,'んハミ / /  /
        ヽ \:|   ∧. |            弋Zソ ノ イ_ /       魔王でしたら十中八九王国領土内にいますよ?
          》=.|   | v.         ノ  `¨./イ
         /: : |   |      _    '    / |
        /: : : ;|   ト.     `ー ゝ    /  |
       / : : : ∧   .|. \         . イ   |
      /: : : : :/: :,,   |.  > . _ ..  < l    |          ┌─────────────────────────┐
      \: : :/: :/゙、 |       |      |   .|            │  お偉いさんが真剣に会議する横で平然と酒を飲んでいた  │
        :ヾ /   \|\     ト、    |  .ノ           │                     頭のおかしい娘が言いました。│
   >―‐'‐<  \    ` ` t_, -´ ゝ,  .| /           └─────────────────────────┘
  /        `  ,       j: : }   i >、_
            ヽ     ├-t\  .|     ̄`´⌒ヽ
             丶    /: : : ゙,; :`: ゝ.._    ゙    i
               \  イ: : : : :゙,; : : : : : }         ,
                `' |: : : : : : iミ.: : : : |         ,






      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                    , .: ´ : : : : :`ヽ.   |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                   {: : ,r- 、、、,,: : :} .   |: : : : : : :| |
      i: : , -‐‐‐、、               {: ::!,、、,,  ,,、、iリ    |: : : : : : :| |         酔っ払いの小娘が! 黙っていろ!
      i ,イ.:,ィィ''゙゙゙ヽミ!                {: :! ー'  ;ー' リ    |: : : : : : :| |
      i :Vソ' ノ   jj!                ヾ!,  `ー' j´ .   |: : : : : : :| |
      i: い´''' 〈"´リ                  ト、 ''ニ' イト、`''''' ''""""  ̄,′`ヽ
      i: : `ト、   ノ! __ __ __ __          _/.::rゝ=く.:.:::::`ー- 、、、,, ,'    !    ┌───────────────┐
      i: : :rト`ーイヘ    / ⌒,       /.::::::::::L__ 」.:.:::::::::::::::::::::::::::::ヽ          │ 周囲から怒りの声が上がりました │
      i: ノ::ヘYY/.::::::.``ー‐ 、、 i       /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',__ _      └───────────────┘
    , ..:.:´::::.::::`ー'.:.:::::::::::::.:.::::::::.ヽ!     /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!   ``
     i.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}|      !.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄|
    /.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l|      〉.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/    〈
   '.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r一 1      ,′.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'    ',        ┌────────────────────────┐
    〉.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ー ‐!      / .:.: .:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'"´ ̄ヽ         │ 王子が王子だから黙っていましたが、            │
   /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L,  、__」    / .:. :.:.:::.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!       │    口を出されれば抑えていた怒りも爆発するものです  │
   i.:.:::::::, ヘヽ_.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::i   /.:::r-r-、.:.:.:.:, -‐- 、.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!         └────────────────────────┘
  /.:.::/ l〈 --  ``Y.:.::::::::::::::::::::::::::!  〈.::「  ヽ ト、レ'"´    Y.:.:::::::::::::::::::::::::::::::l
  ヽ.:::ヽV"´    ノ.:.:.::::::::::::::::::::::ノ   V ノ L|ノノ.::レ'"´    ノ.:.::::::::::::::::::::::::::::::ノ
 ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄    ┌─────────────────────────┐
三三 三三 三三 三三三三 三三 三三三 三三 三三 三 三三三 三 三 三 三三三三    │  人が真面目に会議してる隣で酒飲みながら           │
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :      │       ツマミボリボリ食われれば誰だって怒るでしょう。 │
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;     └─────────────────────────┘
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

865 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:07:35 ID:WeGwJggXi
怒りが残当過ぎるwwwwww

866 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:07:49 ID:baka
<: : : : : : /: : : : : : .: : : .: : : : : :./: /ミx彡:} : : :::::: : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  \::::::::::l : : /: : :.:: : : .: : : : : :/: :′   |: : : ::::: : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`
   \;;::′/: : : .::: : :;イ: : : :.:/: :/      |: :.:,ィ::::: : : :: ::::::::::::::::::::::::::::::::::/
     ノ :/::: :! .: :/!:/ |: : : :/: :..′     ::::/ |:::::::::/:!::::::::::::::::::::::::::::::<
   <::://:..:::::|:l::/`|:ト、|: : :/ |: /       !::′!::::::/ リ∨::::::::::::::::::::::::::::::::>
    〃`Y:::::|:l:| __リ__.Y/、|/  ∠::::::ア〃¨゙|::::/   Y;.-、::::::::::::::::/        根拠はあるのか?
    /  ∠:::::リリヽ {::::∨:.:' !   〈.:ィ¨{/:::7`l::/     リ/ |:::::::::/
         リ   ̄/ :}    `ヽ  ̄ /ィ      .:.:  |:::ハ´
           |      :′              r.:.:.: イ:ト:::ヘ        ┌──────────────┐
          l     :′          /   '´ /:::::ハ `ヾ       │  国王は真面目に聞き返しました  │
           '.    :/                 /¨l:::::::::::::トヘ         └──────────────┘
               :,   ヽ:.:.:.:.           イ  |:::::::::::::!
               i:,  __             /   /jノ:::ノjノ
               |:ハ   __ ~¨`     /     /イ ̄',          ┌─────────────────────────┐
            ィ::∧        /     /.:.:.:.:.:.|l\        │  国王は彼女の事に関しては詳しい報告を聞いていました。 │
         ,,r≦l// :∧       ィ      /.:.:.:.:.:.:.:.:.j///ヽ      │    頭はおかしいが酒に呑まれるタチではなく、         │
   ,,r≦//////...:.:.:.:.:.`'ー!‐i‐'  ,,r≦.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′////\    │              虚言妄言を吐くような性質でもないと。  │
≦//////l/////| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////////≧=- .. └─────────────────────────┘




        ,=二ヽ
      ノ     \;
           >,,    ̄ ̄ ̄= 、
            /´.           - ヽ
        /                ヾ、
        /  /  / / :/ /       、 ハ
       イ :/ :/ /ハイ /|  :| :|   | j .:i
       |.|:j___/l /| /|:/ l  :| |   | | .:|
       |.':ヘ壬弋-vヘ:l ,{  |l ト   :|:}..:|
       |  |'¨たじk ヘ ゝtト=} 、  :lノ :l        魔王に関するお伽噺って大陸の何処にでもあるんですが、
      j  :|. 乂t;ノ    .勹幵ij≧\) :|                      場所に寄ってそれぞれ違うんですよ。
      |  :l 〃¨      t_Y;;ノ ´/  ::|
      |. :A    '  〃〃¨ / }   :|        その地方のお伽噺の大本になったと思われる神話や歴史書を
      |. :|.:丶   、     ノ-イ| : ..:|                    調べると王国内の場所が見えてくるんです。
      |. :|:.:.:.:}ヽ、   ......::´ヽ  .| :  :j
  /⌒`冫 :k ´> ..~_ ´__:jヘ:.:.ヘ:.:.} .| i .:i        王国内でもいろんなお伽噺があるのになんで魔王という点で
 /     .}ヽ| \  /_| ̄  >-'`〜レ| :ハ                    一致するのか不思議で調べてみたんです。
/      ' ` >.::'{:.:ト, <´  冫 .ルヽ
{ ヾ    / <:.:.:.j‖《.:.:.ヽ    i     ヽ
i   / /   〉-:ソ ヾj.:.:.:」   v     .}
j    {   .(:.:./  ;  )`:.l    iい    ノ       ┌─────────────────────────┐
ヽ   (   └-'  ,  /_ノ     ,i  ソ /       │ リンちゃんからゲームの情報を得ていたアルトリアさんは   │
  ∨  `              ノ    イ        │    各イベントで先回りできそうなものは先回りしていました │
  i    ∨     、      /   冫          └─────────────────────────┘

867 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:08:48 ID:baka
                          ___    ___
                         / ̄ ̄`V´:::::::::::::::::::\
                      /    '⌒Y:::::{::::f⌒::::::::::::\
                       /    i   \r─‐く::::::::::::::::::\
                    ,ィ _{_r‐=ミ-}三三{__::::\:::::::::::\
                  /j/::{/::::::/::::::ノ:::::::}::::::::::}ト、::::';:::::::::::      ┌──────────────────────┐
                    `V:::|:::/::::::/:::f´::::__;ノ:::::::::/:::人_,__::::::::      │ そしておかしくなる前のヤガミ公爵家次女は      │
                  )::::(:::{:::{:::::lレ:/:::::::-‐=彡':::::/:::}::::::::      │   才女として有名で、成人前で実績すらありました  │
                {レ{::\:`フ:::ァ:::∧く:::__::::/:/::::::::イ::::::::     └──────────────────────┘
                  V:::::::::/:::::/:::::/:::ハ::\:く-く::::-‐=彡::::::::
                ヽ:::::::::|::l:::{::::/|::::l:::|:::ヽl::} fー::::彡lく|::::::
                  ミ三人{:::{:::|:l|::从{:::::jリノ }ミ:::::::::人ハ:::::
                   ミ:::{ィ圭三ミ八圭三ニミ、 \:::イl |::} ∨      アルトリア嬢が魔王の事を調べてたのは事実ですよ。
                    `ミl rftッヮ}   rftッ ラ  }::ィ' j人,,i;_
                 ,z'"⌒'.     j          };ノノ/         テンゾウ使って外国の文献まで漁ってましたから。
  _          ,;'"    ハ    {__j__,      /__人
  [___}_______"________` ー'      'i´  /;.
  └──―一' ̄ ̄,; ̄`ー‐――一'´f'´ ̄       /│ / ;.
               ;"           ', `て´ ̄     イ l  ' ;.
          / ;         ∧      / j / / ;'   ┌────────────────────────┐
         // ;:.              -- '     / ,;'    │  どの貴族も羨むほどに、そして親が馬鹿になるほどです  │
      -‐≦_/ ̄ ゙;、          ゙; \.   /  ,;     └────────────────────────┘
   / ̄ ̄ ̄ ̄/ / ゙':..、         ゙、 \/   ,;
   ///////// /: : : :`゙:.、          ゙;, /    ,;'
   _____/ /: : : : :. :. :.゙':、        ゙;,      ,;'




      , --...- .._          /
     , '"::::::::::::/:::::::::::ハ 、     .|       .,,,,
    /:://:::/::::l:::::::::|::::::::ハ     |    .l|l " 'i!
   /::::/::::/:::/::::l::::::l::::|:::::::::ノ::::、  .|   .||   il'"
  /:::l;/::::l::::/:::::::l::::ノ:/:::::::::ハ:ハ     |   o  .o
  |:::::/::::/::/:/:/|:::::::/:::://l:::::::ハ / \
  |::::/::::/::::l::::/,::::/:::::ノハ |:::/ハ −  \
  | l |::::|l::ル/ ・ `ル//ノ ・/`l::|:リ  ヽ   /ヘ__/
  |::::l:::::::|/  ` ̄´   i ̄.´/|::/
  `::::::ミ::::|l      _ ;   l::/                    ┌────────────────────────────┐
  l::::::ミヘ:|   ._    _,  .l::/                    │ アルトリアさんが王国のシノビを私的に利用していたことを知り、  │
   l|::ハ ` 、   ~ ̄二´  /|                      │                    ヤガミ公爵の胃に捻れが生じました │
   ハ::|  `       .//                    └────────────────────────────┘
     l::|   ` 、_  /リ
     ,《|..,,__     ´ |
   i!i!i!`  ~""'''‐v,-'、"l~'''‐- ...
-'''i!i!i!i!i!`、   /ヘ彡.|\ |i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!'''‐- .
i!i!i!i!i!i!i!i!丶  /  iミ.|  |i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iヽ
i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!`、/  l.ミヽ .|i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヽ
i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヽ  |ミミ\|i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!|

868 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:09:47 ID:baka
      三三三三三三三三三三三  三三三三三三三三三三、
         三三三三三三三三三三三   三三三三三三三、/三
       三三三三三三三三三三三三    三三三、 /´ 三、/
           三三三三三三三三三三 _ ― ´ 三、 ヘi<
     \三三三\三三三三_三―三三三;;;;;_ -┌' ´ / |  ` ァ
   ミ゛  \ 三三三三三三三三三、 ≦ ::7     |` ・ ´  |゙ッ
  ミ   ゙ッ  `'' ―---―ニ=‐ ´! ̄ `ン::/      ゙i`   ト''゛,゙ッr       ふむ、化物共が逃げた方向と一致する。
     ミ_ ゙ッ  ァ―  ̄ ̄   、ヘ   /        \. ヘ   ゛,,
       ミ_    イ , ,, _ ・/´  ≦;             Y    ゛       考慮に値するでしょうな。
                                  } / //.
                                   /   .、/       少なくとも、これ以外に情報はない。
                                、 ‐-‐、/    {
                             , /_,  、´゛/       }
                         ` <゛ /´ ∧     /      ┌─────────────────────┐
                              ` 、 ∧ ゙i / ~ `        │ アルトリアさんが頭がおかしいことを除けば    │
                           _、 、'´,/∧ } !、  / ミ     │       真面であると理解していた軍団長は    │
      ´ ̄`゙i             _ - ― ´、 ´ / | ;゛/7  }    /     │                  地図を見ながら言いました。 │
      7~7‐゙ir゙i   、-=ニ二 ̄-- ― ' ´   ,´ |,゛ } : :} |(,         └─────────────────────┘
      ゙i ゙i  ゙i゙i                     イ ,゛ /} : : :} { \
          ゙i゛;,               / } // }: : :|  `} /




      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                              |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                    , .: ´ : : : : :`ヽ.   |: : : : : : :| |
      i: : : : :l |                   {: : ,r- 、、、,,: : :} .   |: : : : : : :| |
      i: : , -‐‐‐、、               {: ::!,、、,,  ,,、、iリ    |: : : : : : :| |
      i ,イ.:,ィィ''゙゙゙ヽミ!                {: :! ー'  ;ー' リ    |: : : : : : :| |       あんな小娘の話が信用できるか!
      i :Vソ' ノ   jj!                ヾ!,  `ー' j´ .   |: : : : : : :| |
      i: い´''' 〈"´リ                  ト、 ''ニ' イト、`''''' ''""""  ̄,′`ヽ
      i: : `ト、   ノ! __ __ __ __          _/.::rゝ=く.:.:::::`ー- 、、、,, ,'    !
      i: : :rト`ーイヘ    / ⌒,       /.::::::::::L__ 」.:.:::::::::::::::::::::::::::::ヽ         こんな所で酒を呑む輩ですぞ!?
      i: ノ::ヘYY/.::::::.``ー‐ 、、 i       /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',__ _
    , ..:.:´::::.::::`ー'.:.:::::::::::::.:.::::::::.ヽ!     /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!   ``
     i.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}|      !.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄|
    /.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l|      〉.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/    〈       ┌────────────────┐
   '.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r一 1      ,′.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'    ',     │  当然ながら反対意見が続出します。 │
    〉.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ー ‐!      / .:.: .:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'"´ ̄ヽ      │  ヤガミ公爵は無心になって      │
   /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L,  、__」    / .:. :.:.:::.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!      │   嵐が過ぎ去るのを待っていました │
   i.:.:::::::, ヘヽ_.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::i   /.:::r-r-、.:.:.:.:, -‐- 、.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!      └────────────────┘
  /.:.::/ l〈 --  ``Y.:.::::::::::::::::::::::::::!  〈.::「  ヽ ト、レ'"´    Y.:.:::::::::::::::::::::::::::::::l
  ヽ.:::ヽV"´    ノ.:.:.::::::::::::::::::::::ノ   V ノ L|ノノ.::レ'"´    ノ.:.::::::::::::::::::::::::::::::ノ
 ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄
三三 三三 三三 三三三三 三三 三三三 三三 三三 三 三三三 三 三 三 三三三三
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869 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:10:00 ID:Bwt+sCBH0
捻れw

870 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:10:11 ID:6EZZFe0z0
公爵閣下の胃はもう…

871 :バカ ★:2020/09/27(日) 23:10:45 ID:baka
     匚__ ̄回.       //://::/ /::/ /:/://::::/ /:__/ニミ}::::::::::::::::::
       ノ /_冂__.  //://::/ /::/  {:::{_{_|:::::{ (:{ /ニミ}:::::::::::`ヽ
      ___ レ'.└┐ r┐|. //:/,ィしf⌒´Y´厂::::ノ ̄彡ー'⌒ヽ/::::::::::::::::::
  '⌒'´   ⌒ヽ. jノ 凵 |::|:{(:::::{::::::{:::::j/::::/:::/:::'"´::ノ::::::しィ\::::\
      =ミ、 人 ┌─┐|::lトミ、::ヽ::::ヽ:::::j/:::/:/:::::::/::::: ̄:::::ノ V:::::
  '⌒´   ) '⌒ヽ T7/ j:八:::トァソ:ソ::/:::/:::/ハ:::l:::r‐ n:::::ミ=ー:Z' }:l:|:
    r‐、 {_,    } U´ /  〈ミj l:{:::「 {::::l|::::{ j::jノ}::| ノノ:::::::::::_`フ l:|:|:
  ヽ        `ヽjノ   /  / N {从{ 人ハレ十廾=<`V:::::::ミ=ー:(ノl:::l:
    〉      `゙ヾ.{   /  / 人ト===ミ   ´ ̄ ̄\::) V:::::ー=彡}ハ::::
  ⌒ヽ.,_      リ     / /  ーt::ェテ} 、 云::テァ'   `Y::::::ノく;} }:::      ま、好きにしたらいいんじゃないかね。
   {  乂_   \    / /  /i  '"ノ  `゙'ー         }::::/ノ^i | l:::
    \ (___     \     /     〈__L            |::リ(__ j | ノ:::
       、__      \_, /  ゜  `ー          l/ノ_,ノノ厂゙        ┌────────────────────┐
 廴ノ_,ノ  }   、___=ー--'/ _z‐i  「二二二入      (_/jノ         │  傾奇王子のつぶやきは怒号飛び交う中でも   │
 ___    乂_,ノ´ ̄ ̄ {__フ  l  )      ヽ     /    l }          │                    全員の耳に届きました │
 __, }二二ニ⊃====コ _厂^^^^^l 辷 ====-一'    /    j人_          └────────────────────┘
  { |__          _人       l ー-------  /.:     /  `^
 ⌒┴┴ 、       _,ノ   `^^^^^八    _.。 ≦  /  /}
       ヽ     ノ       / /| ̄ ̄        / / ノ^^^^^^
 \     │  _ノ      i   / ハ \      /  ノ
       l │  )        / { ヽ  ヽ     // ̄,ノ            姐さんは行くんでしょう?
  三三三三}  ,人__        /   l  }     //   ノ
  三三三彡{ ,ノ   `^^^ヽvー∧  l ノ   //  _ノ
 /   Y´ | ,ノ        ∧ ゚。 |`  //三三三,ノ^^^^^^^^^^^
 l    l|   {ノ^^^^^^ヽ   /__} V/ //三二ニ=-‐)




           ,. ‐‐‐‐ ァ´        \ー┐
          / ´ ̄>            V ヘ
            //  ./    .  ト、  \     iX 〉
         レ'  /   .  l .| \  ヽヽ  j//〉
           i   l __l__,|   ヽー 土|. l||'/〉
           | l . !´ l___|    レ'::::::「 l|| く        興味ありますしね。
           | i、 V ,ィ´:::::ト、   八r;::|  l||  }
           | Nヽjハ 入rj      ` |  l|| メ        古代の魔王なんてそうそう見れるもんじゃないですから。
              从 i  ハ""´   .    ""|  l||  \
                 | i l > .    、  /|  l||\_/
                 | l |'儿 >  __.イ__ ,リ /リ  〉
                 | .ル |____/_j ̄|| ̄  レへー '
                 レ'´ |  \___八_     / 7ー 、
            /⌒`|   /L.j\` ̄´ 、 レ'´ ̄',
            |   }/ / / Vハ \   V!.    |
            |  / /   / o〉 l.  ',  ヽ   |
            |  i  \ /  /  |_____〉  } / ,'

872 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:11:33 ID:HHsaxGyx0
つまり、条件反射的にプライドで重要な情報の邪魔をしようとした輩が会議室内に居ると・・・
(残当な行動だけど・・・)

873 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:11:45 ID:vexrRRE60
お労しや父上・・・

874 :名無しの読者さん:2020/09/27(日) 23:11:45 ID:af92s2m20
だと思ったよw

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