続きのないチラシの裏　７９

4549 ：◇PxpsTgDRu. ★：2024/05/23(木) 18:07:51 ID:hosirin334

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　　　　　　　　　　　　　　　細川藤孝


　　　　新体制における信長のブレーンとして主だった政策の策定に関わる。

　　　　若狭一国を与えられたものの実際は山城で国政を取り仕切る立場だったらしく、

　　　　若狭は息子の忠興が中心となって整備を進めた。

　　　　信長没後も忠興に重用され、朝廷関連の政策と折衝はこの時期ほぼ藤孝と和田惟政の功績である。

　　　　正室が息子と共に若狭に移って箍が外れたのか、屋敷に堂々と妾を住まわせていたとの証言が数多く残されている。

　　　　特に楽々という芸妓に入れ込み、内縁関係にあった芸者・七井は無論、若狭の正室の耳にも入り譴責の手紙を出される程だった。

　　　　それらの醜聞も公人としての藤孝をなんら毀損するには至らず、古今伝授としての名声と共に新政権の要として重責を果たした。