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ぜろちゃんねるプラス
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土方の川の土手の下の小屋 ８棟目
1 ：
土方 ★
：2023/07/06(木) 21:44:16 ID:zuri
┏ 【ここの板の基本ルール】:━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ 1 本スレでの予想は禁止、雑談は基本避難所で ┃
┃ →内容が投下内容の本筋に沿わないもの、3行以上の長文等は禁止です ┃
┃ 安価付雑談は全て避難所でお願い致します。 ┃
┃ 2 補足説明はok ┃
┃ ・そこから発展した議論と雑談は避難所でやること。 ┃
┃ 3 誤字、脱字に関する書き込みは推奨 ┃
┃ →訂正元についての安価をつけて下さい ┃
┃ 4 自治不要 ┃
┃ →違反者はその都度☆凜(
>>1
)が対処するから自治レスは禁止 ┃
┃ ┃
┃ その他、雑談所で自重するように言われたもの ┃
┃ *共産主義、資本主義等の**主義関連、宗教関連 ┃
┃ その他加熱し易い話題は禁止。 ┃
┃ 他スレの話題は常識の範囲内で許可。 ┃
┃ みんな仲良くの原則に外れそうな話題はやめましょう。 ┃
┃ ┃
┃ 作者さんより 「少しの気遣いでみんなが幸せになれるという事です。」 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ 【 同志より一言 】 ┃
┃ 2137 ：◇PxpsTgDRu.★ ：2014/11/12(水) 00:30:50 ID:???0 ┃
┃ ┃
┃ 専用ブラウザ入れてない方は導入を強く推奨します。 ┃
┃ すごく便利なのでご検討の程を。 ┃
┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
5555 ：
名無しの読者さん
：2024/09/25(水) 08:20:47 ID:Yd0tQ/rM0
おつかれさまです
スターブロッサム うおっ良い鎖骨（）
5556 ：
もぐら＠
デイリー ★
：2024/09/25(水) 18:13:35 ID:mogura
乙でした～
どのPもそうだけど、熱量が凄いｗ 全Ｐの脳を焼く は草ｗｗｗ
5557 ：
名無しの読者さん
：2024/09/26(木) 07:38:58 ID:hZV0ENST0
一世風靡！！？？
あれ？チヨちゃんは！？
5558 ：
土方 ★
：2024/09/26(木) 21:32:37 ID:zuri
>>5554
ギャンブルで勝つこと前提なの草生えますわよ、lohうちは編成した子らがそれぞれ頑張ってくれてますわ
>>5555
ヨシノかな（）夏合宿あたりからマベマヤノあたりが出てくれることを期待
>>5556
私も後で見返してそんな一文書いてあって笑いましたわw 割とライブきっかけで生まれる概念あったりますからね……
5559 ：
土方 ★
：2024/09/26(木) 21:36:31 ID:zuri
>>5557
突然すぎませんかねあれ？ｗ 参加メンバーとそうでない見守り勢の違いなんでしょうねあれｗ
こんばんはございます、今週もピスゴルはおもしろかったなぁ（）
あの漫画ちゃんとウマ娘カワイイ！って部分は一貫しているのは偉いなぁっておもう そして明日はぱかライブだった……
なんかしらの発表とかあるんでしょうかねぇ、次のシナリオもそろそろだしそれ関係とかあるんだろうか
5560 ：
名無しの読者さん
：2024/09/27(金) 09:53:14 ID:HKNhs4fH0
チヨちゃんヤングジャンプ付録で撮影に忙しかったんだな（）って
なんでストライカさんがいないんですかってトップロードが抗議をｒｙｕ
5561 ：
土方 ★
：2024/09/27(金) 19:56:13 ID:zuri
>>5560
なおあれのためだけにヤンジャン買ってきました（笑） 改めて思うチヨちゃん袖ないとすげぇエッチな勝負服だぞって……ｗ
こんばんはございますぱかライブ前に少々書いておきたいことがありましたので……
本日デレステの更新入って千夜ちゃんのソロ曲とコミュ実装されました、その際に色々と情報あったので
ttps://x.com/shura_nichijo/status/1839551645845508563
やろうここにきて過去掘り下げきやがった……！そうか君らはそういう関係だったのか（ﾆｺﾘ）
ちょうどいい素材もあることだし、これＡＡにしてウチのスレでもあのふたりの過去回どっかでやろうかなと検討します
内容的には某大河天地人の１話みてぇなことになりそうですが では配信見ていますのでしばし離席を……
5562 ：
名無しの読者さん
：2024/09/27(金) 23:45:38 ID:d2SusTLJ0
オウムアムアの時のあの世界のTV放映版過去ちとせはあんな感じだったんだろうなって
5563 ：
名無しの読者さん
：2024/09/28(土) 07:28:39 ID:as6dZ0Ko0
予告はお嬢様と
志希ちゃんですね
5564 ：
オルガの人
：2024/09/28(土) 20:56:42 ID:onVxEAuv0
お疲れ様です。 ぱかライブで出た新シナリオ友人枠が「もしかしてヤマニングローバルじゃね？」説出てるの草生える。 検索で「ヤマニン」入れるだけでウルス超えるグローバルはビックリだよw
尚理由は「足にボルト入った状態で復活した」のと「髪の色がヤマニンカラー」な模様。
5565 ：
名無しの読者さん
：2024/09/29(日) 07:35:57 ID:431/KOIc0
スターブロッサムの展開はあれで
サポートカードの表情は明るいローレル・・・
5566 ：
土方 ★
：2024/09/29(日) 20:49:24 ID:zuri
>>5562
おおまかにイメージ近かったですがやっぱリアルとは違ったんやなと……とりま乳は急成長かry
>>5563
来ましたねー、千夜ちゃん来た後でこの流れはいやー狙いすぎｨ しかしこのふたりどんな会話するんでしょうか……
>>5564
ああ、いましたねそういえばｗ でもそれ以上に目立つメカウマ娘……いやそんなメカゴジラじゃないんだからとry
>>5565
これがコミカライズとほんへの差だ！ なおこの後ハチャウマに来る９４世代組……ブライアンちゃんハーレムではと
こんばんはございます、気づけばもう９月も終わりだぁ 急に冷え込みだして草も生えませんわ。
さて、明日には新ウマ娘実装ですがザパールさんとマヤノならいいかなと思い、少し貯まった分と周年の課金使って
最後の悪あがきにとデュランダル狙ってきました。いけるかなとおもったんですが
| | |
| | | | | ttps://tadaup.jp/6ccaececa.jpg
| | | | | |
／⌒＼＿＿|_|＿|＿|＿|_| ttps://tadaup.jp/6ccaed6a4.jpg
. ／=ﾆ／￣￣￣| | | ∨ﾆﾆ＼
／ﾆ二/ ∧ /＼ ∨ﾆﾆﾆ} なんとかね、頑張ってひきましたよ、うん……なお２枚目の数字をご覧いただくと、ふふこわっ（）
／ﾆﾆニ/ /__,／ |V＼＿_, ＼=ﾆ}
￣￣{∨ /-=ﾆ＼ |ィニ=-∨ ＼}
{/ /（::::::::) , ＼| (:::::::::)∨ }ｎ}＿__ あの、これでドンナフジ先輩と続きこの一月で３回の天井なんですが（）
∧// ＿＿＿ ￣ /＼} /
/∨八 └─┐r-’ / .}___／＼ しかもこの途中、タマちゃんが来たんですけどすでに☆５にしているので……マジでいらぬぇ
. /∨/∨＼ } { / ﾉ {＼/∧
∧／￣∨ /ﾆ=- .}_{_____/ ／ {＿∨∧＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣}＼.∨ }／ ＼ { ∨∧ ウマ娘がある程度ジュエルくれてかつ天井緩かったからそれでもやっていけるという風潮……
} } ∨∧ ∨∧
} } ∨∧ }/ﾆ} 冷静に考えなくても２００×３のガチャ連は阿呆のそれだとおもいます（）
}// /＼ } ＼_}_／
}/ /./｝∧ }￣￣￣ 新シナリオでなんか来ても見送り確定だよ……
5567 ：
オルガの人
：2024/09/29(日) 21:14:27 ID:mkrniLlX0
お疲れ様です。 天井で星4出来る分マシだと思おう…(冷汗)
ローレルは史実からしてね…ローレルクラシックとかナリブに勝つには因子厳選&運の強要だし…ロブロイクラシック有馬が軽く見える難易度だしなぁ…。
5568 ：
名無しの読者さん
：2024/09/29(日) 23:13:17 ID:FQigikyf0
お疲れ様です
新シナリオもそうだけどその直前に強力なキャラorサポカを出してくるのがいつものサイゲです。
5569 ：
名無しの読者さん
：2024/09/30(月) 09:16:35 ID:dHPqGVcT0
おつかれさまです
思えばＫＦＣコラボ、全身立ち絵がかなり拝めるのが良いのかな
5570 ：
名無しの読者さん
：2024/09/30(月) 11:32:54 ID:K0G115OI0
昔のプリコネやってた自分もそうだったんだけど、クランバトルが持ち物検査強くなるともう石がね。
ウマ娘は好きな子と適度に遊ぶ分には全然重課金は必要ない感。
5571 ：
もぐら＠
デイリー ★
：2024/09/30(月) 21:03:27 ID:mogura
オウフ。お疲れ様です（汗
5572 ：
名無しの読者さん
：2024/10/01(火) 07:31:40 ID:9GX2D8mQ0
ザパール・・・
スイープの反応やいかに（持ってない
5573 ：
名無しの読者さん
：2024/10/02(水) 07:24:29 ID:4GTrFkAa0
スターライトステージ
シリアス込みとは
5574 ：
土方 ★
：2024/10/02(水) 22:57:12 ID:zuri
>>5567
そう思わないとやってられませんわ（） まあ、イベント始まったのでちょっとジュエルはいってくれたのが不幸中の幸い……
>>5568
ﾃﾞｽﾖﾈｰ 月末に来ることを考えると秋天や秋シニア関係のウマ来そうでﾔﾀﾞｺﾜｲ
>>5569
あ、そういえば確かに。……カーネルゴルシがまず全身でしたしｗ あれをぶん投げるマックちゃんもとい阪神ファン……
>>5570
そっちはなんとかジュエル確保しているんですけどねー……しばらくやらなくてもよさそうなのが幸いです
>>5572
まずフクキタルがツッコミドコ多すぎてｗ
>>5573
まあＳＲのイラストはエッチだし美しいしで……心なしか二人とも同じくらいのＢじゃない、なくない？
こんばんはございます、なんとか気持ちは落ち着いてきました（） そしてやらねばならぬいつもの原稿忘れてたｪ……
さすがに１０月入ってしまったので、このまま完成までやってると年内にできるか分からないので、１０月中にいったん投下します。
ええ、もうこれは宣言しておきます。半分くらいまで一度やって、残りは年内に完成次第やる！これくらいいわんと投下できなくなる……
というわけで、もう少々だけお待ちを。
5575 ：
エイツ
◆SqnlCAyQMI
：2024/10/02(水) 23:50:43 ID:dj0LUE870
お疲れ様です
待ってます
5576 ：
名無しの読者さん
：2024/10/04(金) 08:52:19 ID:XlB0rS3O0
おつかれさまです
フクキタルの主張が強すぎるｗ
5577 ：
名無しの読者さん
：2024/10/05(土) 08:00:27 ID:MastxWd20
マヤノちゃん
トムキャットで猫と聞いてなるほどと思った
5578 ：
名無しの読者さん
：2024/10/06(日) 07:42:03 ID:un8FUfxB0
ピスピス☆スピスピ
ほかに無いか探してしまったｗ
5579 ：
名無しの読者さん
：2024/10/06(日) 07:42:16 ID:un8FUfxB0
ピスピス☆スピスピ
ほかに無いか探してしまったｗ
5580 ：
名無しの読者さん
：2024/10/07(月) 07:44:41 ID:Vc9HAWqj0
スターブロッサム
アイリスサンダーちゃん背が高い
5581 ：
土方 ★
：2024/10/07(月) 22:20:21 ID:zuri
>>5576
アイツどこでも主張つよすぎませんかね（笑）
>>5577
あーなるほどそれで……そういえば猫系ウマ娘が少しまとめられてた…………のはいいんですがそこに混ざるドットさん（本物）とメトさんというｗ
>>5578
わかりやすすぎてあんなん草ですわ！！！ 赤ん坊にも優しい５６４ちゃん……？
>>5580
個人的にキレタナイフってのがすごい気になるｗ出川のてっちゃんじゃねーんだから……ｗ
こんばんはございます、えー……とりあえずリアルのほうの用事は片付けてきました 手強い奴だったぜ……
というわけで、近日中に投下します、絶対やります、今やらないとやれなくなる……
６章始める前に前振りの番外編やるので、それ書き終え次第やっていきます。ほんとお待たせいたして申し訳ない！！！１年３ヶ月は長過ぎだった……
5582 ：
エイツ
◆SqnlCAyQMI
：2024/10/07(月) 22:31:59 ID:l1NyEcNX0
お疲れ様です
そういう時もあるのだ......
5583 ：
名無しの読者さん
：2024/10/08(火) 07:13:56 ID:GzA7MFyE0
おつです
桃華ちゃん来てくれなかった・・・
5584 ：
オルガの人
：2024/10/08(火) 07:44:29 ID:V1IJKOSQ0
お疲れ様です。パカチューブでマチカネクラフトも主張つよつよだから多少はね？(認識改変)
第4衣装は蜂衣装のマヤノが出るフラグ…？(Mavericksのスーパーホーネットを見ながら)
5585 ：
手抜き〇 ★
：2024/10/08(火) 18:01:09 ID:tenuki
お疲れ様です
5586 ：
名無しの読者さん
：2024/10/08(火) 22:36:03 ID:Ilc95qJb0
おつかれさまです ピスピス☆スピスピ
わらしべ長者・・・？
5587 ：
土方 ★
：2024/10/09(水) 21:21:32 ID:zuri
>>5583
まあそんなときも……ｳﾝ、フェスなのに来ないときありますよね……
>>5584
そっちぃ？ｗいやミツバチみたいなかっこしてるマヤノってありそうだし可愛いだろうからあり得るのでは……？
>>5586
あれ単純にきもｗって反応しちゃいましたがすごい書き込んでますよねｗ
こんばんはございます、番外編鋭意執筆中……早めに仕上げてぇなぁｵﾚﾓﾅｰ
そういえばウマ娘やっててミッションの関係でダート娘育成しようと思い、せっかくだからと因子つんだウララちゃんで有馬挑戦してみました。
未だにやってなかったんすよね有馬チャレンジ……というわけでその結果がこちらー
/ヽ /ヽ
l:::::::＼ _＿＿/::::::::} ttps://tadaup.jp/224fef43a.jpg
{::::::;へ｀: : : : : :／;へ:::/⌒ヽ
ヽ/: :, --――､: : : : ヽ:＼: :∨ ttps://tadaup.jp/224fee8b9.jpg
/: : ﾚ―――∧: : : : :ﾄ､_ヽ: ∨
l: : : /{: : : : /{: :∧: : : :.lーｦ: :.∨ このステなら問題なかった、ﾖｼ！
l: : :/u ＼／ ＼_∧: : : l: : l: : : ∨
.l: : :l ノ ヽ、 ∧: : l: :.l＼: : ∨ 上手いこと長距離因子働いてくれてよかった。
l: : :l ＞ ＜ ∧: ｌ: :ﾄ､ ヽ: :ゝ-､
ﾚ'⌒了u ,-ー､uと⌒ヽY: :l ＼ ゝ-､:∨
{ヽ::::::ﾄ､u ヽ ﾉ ゝ:::::::〉ノ ＼ ヽ} しかしまー最初のころから考えるととても無理だろぉ？？だったのが
〈｀ミｲ} ＞--- t--ｰ 〕ﾆl￣} ∨ ﾘ
ヽ::∠＿＿ ::l :: :[:::::::::ﾉ / ∨ こうもやりやすくなるとは……4年近くも経てば変わるもんですな。
| ::l :: ::lﾆ二__ノ ∨
} ::l ::＿::}:: ,,..._〉 さて次はデジたんの有馬チャレンジや……
／￣￣ヾ::::::＞'￣￣￣ヽ::::}＼ ＿＿
/ Y };イ､: : : : : : : : ヽ、
ゝ、 { ＿ノ::::ヽ、｀ー―― ､}
｀ｰ――'´｀ー―――''￣￣ ﾘ
5588 ：
名無しの読者さん
：2024/10/09(水) 21:44:06 ID:ULrlHCnq0
ウララ有馬チャレンジは「キミと勝ちたい！」って気分が盛り上がって大変すばらですわ
5589 ：
もぐら＠
デイリー ★
：2024/10/09(水) 21:51:23 ID:mogura
今もう、逃げじゃなくてできるんだ！？
すごい。私もやろうｗ
5590 ：
名無しの読者さん
：2024/10/09(水) 22:03:29 ID:cu9W9D5O0
クラシックの有馬記念でも勝利イベントがあるんです
まぁ芝D長距離Dもあれば最近はステの力で押し切れますが
5591 ：
名無しの読者さん
：2024/10/10(木) 16:43:12 ID:ZZ/4zGB+0
のあ先輩なウマ娘やもちづきさんなウマ娘とかトレーナーが胃を壊すだろうなぁ
5592 ：
土方 ★
：2024/10/10(木) 23:06:56 ID:zuri
>>5588
イイ流れですよねぇ。冷静に考えたら長距離因子Ａなら春天狙えたのではと今更きづいた……ｗ
>>5589
まあ環境も大分変わりましたしおすし。他の子らだとどうなんでしょうね……
>>5590
ああ、そうだった忘れてましたｗ次やるときやってみるか……
>>5591
悪食はさすがにちょっと（）まあウマもかわったもの好むのいたりしますしね
こんばんはございます、いやーまさか次の実装バブルガムフェローですわよ。はえぇってｗ
秋天近いからあり得そうとは思ってましたがねー、これシナリオで他にも追加されてる子いそう。
……いや個人的にお姉ちゃん来たらどうしようと思ってたので助かった…………
あ、一応業務報告。番外編だいたいできあがってきたので、やれそうなら明日やります、駄目なら週末にやります。
んでそのまま北国第六章突入して半分あたりで一度切る形になりますのでよろしくお願いします なんとかなってよかった……
5593 ：
名無しの読者さん
：2024/10/10(木) 23:09:03 ID:aN+Zb4+00
オツカレサマドスエ
5594 ：
狩人 ★
：2024/10/10(木) 23:17:50 ID:???
乙にごわす
5595 ：
名無しの読者さん
：2024/10/11(金) 08:26:22 ID:O97isFvc0
おつかれさまです ほんとにガム噛むキャラ
バブルガムフェローｗ
5596 ：
バーニィ ★
：2024/10/11(金) 08:36:52 ID:zaku
乙でしたー
量を食べまくるだけならオグリとかスペちゃんとかがイメージあるけど、ウマ娘の方だとちゃんと動いて消化してるイメージだからなぁ・・・
あとのあ先輩レベルはアカンでしょう。彼女、仕事面では超優秀だけど性格がクッッッッッッソめんどくなったりあむみたいなもんだし・・・(ヒモになろうとした男すら逃げるレベル
5597 ：
オルガの人
：2024/10/11(金) 12:41:32 ID:ludXjLzy0
乙です。 メサイアかと思ったらバブルか…ﾖｼｯ→性癖特効の勝負服かよ…ッ！！(今の気持ち)
まぁ実装スピードならドリジャやトランというハイスピード実装組がいるから不思議ではなかった。 問題はメサイア実装の目が分からなくなったのがね…w
5598 ：
名無しの読者さん
：2024/10/12(土) 00:11:30 ID:Y1r0zEzx0
乙です 楽しみにしてます
バブルは性能面だけで見るならスルーかな…新シナリオ控えてるし
マイル中距離先行は競合が多い上に自前加速は白１つ
最速発動できる金加速を外付けできれば化けるかもしれないけどね…
5599 ：
名無しの読者さん
：2024/10/12(土) 07:45:00 ID:sxmVplx00
讃弟威９５、９７世代に挟まれる
バブル
5600 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 20:29:50 ID:zuri
>>5595
ちゃんと理由付けはされてましたし……ｗ なお他の四天王は実質モブだった模様
>>5596
数少ない小食もいるにはいるんですけど、そうなるとどうやってあの体型維持してるの？って話になっちゃいますしねー……
>>5597
ははーんヘソ出しに弱いなーさては。おひんば組がほんとに分からないの（そしてまったく分からないツルちゃん）
>>5598
秋天とかそれこそ向いているんでしょうけどそも秋天バ多いですしねｗ
>>5599
大体あのころはサンデー馬が毎年おりましたしおすし
こんばんはございます、やっぱり昨日は無理でした☆ ちょっと用事済ませた後てこづりましてね……手強かったぜ慶次（）
一応ほぼ完成はさせたんですが、今日の昼じゃさすがに急だと思い、夜にしました。多分明日からもちょくちょく昼やらないと終わらせられん……
∧＿∧
（ ´Д｀ ） というわけでお待たせしました。
／ ＼
.｜｜ ｜｜ 北国第六章突入前の番外編、２１時より投下を始めます。
.｜｜ ｜｜
ヽ＼ ／ /
＼_了_／ 最後の見直ししてくるのでしばしお待ちを……
（＿_)(＿_）
（￣￣￣￣￣￣￣）
5601 ：
バーニィ ★
：2024/10/12(土) 20:39:56 ID:zaku
ﾋｬｯﾊｰ！
5602 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:07:54 ID:zuri
∧＿∧
（ ´Д｀ ）
／ ＼ ではお時間になりましたのでこれより始めさせていただきます。
.｜｜ ｜｜
.｜｜ ｜｜
ヽ＼ ／ / 本日もどうか、お付き合いのほどよろしくお願いいたします……
＼_了_／
（＿_)(＿_）
（￣￣￣￣￣￣￣）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＼ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ／ ＼ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ／
＼ ／ ＼ ／
l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩ ∩,,∩ ﾐ∩ハ∩彡 l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩ ∩,,∩ ﾐ∩ハ∩彡
（, ）（,, ） ,,）（ ）（ ） （, ）（,, ） ,,）（ ）（ ）
5603 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:09:23 ID:zuri
┌────────┐
│――室町幕府 │
└────────┘
＿＿＿＿＿＿
. ／/////////////＼
／//////////////////＼
／////／￣￣￣￣￣＼////＼
. /////／＿＿＿＿＿＿＿＼///∧
////////////////////////∨//∧
|////|////////////////////|////|
|////|二二二二二二二二二二|////|
|////|////////////////////|////|
∨//∧////////////////////////
. ∨///＼￣￣￣￣￣￣￣／/////
＼////＼＿＿＿＿＿／////／
＼//////////////////／
. ＼/////////////／
￣￣￣￣￣￣
┌──────────────────┐
│足利尊氏によって作られた、軍事政権 │
└──────────────────┘
┌────────────────────────────┐
│後醍醐天皇に従った御家人達によって鎌倉幕府が倒された後 ....│
│有力武将だった足利尊氏が敵対する諸勢力をことごとく撃破 .│
└────────────────────────────┘
-──-
,イ＼:i:i|:i/:iハ
|:i:i厂￣￣寸ﾑ
ﾉﾐ/ 芸 芸.Vﾑ
／:i八 |:. 八:i＼
.／／:i:i:i∧ ｰ=- /:i∧:i:i:＼
／／:i:i:i:イ | ＼lll／ |V:i:i:i:i:＼＼
／ /:i:i:i／/: :〈.{ V / //:＞|＼::iヾ:＼
/ /..イニ/|: :.∧V ∨ //: : : |ﾆﾆ∨ハ: ヽ
./才二二二.: V: :.∧∨..//: : : /:ﾆﾆﾆ≧=- .}
ニニニﾆ: : 只: :∧...//: : :.只: ニニニニニ
.ニニニﾆ: : : ::',: : ∧./: : :./: : : :ニニニニニ
//ニニﾆ: : : : : :＼: :/: :.／: : : : : ニニニニﾆ}ミ
.//ニニﾆ{: : : : : : : :.:＞＜: : : : : : : :ニニニニﾆﾆ=- ＿＿＿
.／/ニニニ八: : : : : : :.(:.乂:.): : : : : : :∧ニニニニニニニ=─--=ニ二二二二二=-
.＿／／ニニﾆ／: :.}: : : : : /: :.|:.:|: : : : : :.:./: : :.ニニニニニ＼ニニニニニニニニニニニニニ＼
-=ﾆニニ／ニニﾆ／: : : :.|: : : :.:/: :./|:.:|: : : : : : : :{: : :.:.ﾆニニニニニ＼二二ニニニニニニニニニニﾆ＼
-=ﾆ二二二二二二／ニﾆ=ｰイ: : : : : :.人: : :/: :./: : : : : : : : : : ﾉ: : : : :.:ニニニニニニ＼ニニニニニニニニ二二二／ﾉ
-=ﾆﾆ二二二二二二二／ニﾆﾆ/: : : : : : : : : : :.{＼≧=─---ー=≦／}: : : : : : : : ＼ニニニニﾆ＼二二ニニニニニニﾆﾆ/‐/
＜二二ニニニニニニニﾆ／ニニニ/: : : : : : : : : :.／ ＼＼ﾆ二二二ﾆ／／V: : : : : : : : : :V二二二ニニ＼二二ニニニニニﾆ/‐/
-=ﾆ二二二二＞ ´二二二ニ/: : : : : : : : : : / /: : |:.￣|＿只＿}￣:.:| ∨: : : : : : : : : Vニニニニニニ＞二二二二二ﾆ/‐/=-
‐=＞ ´二二ニニニニニ/: : : : : : : : : : / /: : :.|: : : : :.|: : : : |: : : :| ∨: : : : : : : : : Vニニニニニニニニ＞ニニニ/／ニニ=-
-=二二二二二二二二二/: : : : : : : : : :.:/ /: : :.:.|: : : : : |: : : : |: : : :| |V: : : : : : : : : :＼ニニニニニニニニニﾆ＞/ニニニニニ=-
.-=ﾆ二二二二二二二二二二/: :／: :￣:.:￣:/イ: : : : :| : : : :.::|: : : : |: :.:.八 |::V: : : : : : : : :＿:＼ニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
-=ニ二二二二二二二二二二二／: : :.:＞──-/: : : : : : :.|: : : : : :|: : : : |: : : :.∧ |:.:.|:── 彡─‐ｧ/ニニニ=- ￣￣￣￣ ‐=ニ二ニニニニ=-
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イ／￣￣ ｀寸ﾆニニニﾆ=- ＼V///〉⌒〉.: : : : : : : :.:.|: : : : :.:.:|: : : : |: : : : : : : : : V: | ハ .|/／ -=ニ二ﾉ
／才 ￣￣￣ .V/〈八//..: : : : : : : : :.|: : : : : :.:|: : : : |: : : : : : : : : : V|ﾉ } /八:∧
┌──────────────────────────────────┐
│自身の旗頭でもあった後醍醐天皇すらも京から追い出し、 .....│
│光厳天皇を君主とする体制を整えると征夷大将軍に任ぜられて、幕府を開く ..│
└──────────────────────────────────┘
5604 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:09:52 ID:zuri
┌───────────────────────────────────┐
│以後、帝から日ノ本の支配を委任される立場として全国を支配する立場となる │
└───────────────────────────────────┘
―――――‐ ＿_
／/////////////// ∨//∨
／ ////////////////// ∨//∨
|//////////////////////∨//∨ |￣￣￣￣|
|///////////////////////∨// ￣￣￣￣￣￣ は |
」／￣￣￣￣￣￣￣￣＼////∨ | 大 人 私 い |
{ ￣＼l | 好 殺 た ｌ7 |
{＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ | | き し ち ’ |
|:::| ＼::::::::::.＼＿_| | で が は ｜
l::ﾉ／ ＼ l:::::::::::::::::: 「 | す 「￣￣￣
|:{ ＼::::::::::::: | ／ l7 ｜
ｌ l 0 0 ⌒ :::: | ￣＼ ’ l
{ | } l |::::| ￣￣￣￣￣￣
| | | ﾉ｜::}
ｌ └┘ 丿/
{┌―‐┐ } ⌒ｲ＿_ ←この時代の武士（イメージ）
＿＿＿＿＿∧ l 乂 ﾉ ﾉ / / ///∧＿＿_
/////////// ∧ / / ///////////
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/////////,∥ ∥////| { ／／/////////////
'////////,∥ ∥//// | l ／／///////////////
┌───────────────────────────────────┐
│が、実際のところは各地の守護（地方軍事長官）が権限を拡大していったため、 │
│大名と化した守護たちによる連合政権という見方が強い。 ....│
└───────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
│室町幕府はそういった性質上、常に守護たちの関係に悩まされ続けてきた │
└─────────────────────────────────┘
ネ
,..ﾋﾆゝ、
_,. -‐'"~ ,ｫ､ ｀`''ｰ ､_
､-─'''"~__,,,..〟-‐''"个｀';ｰ-, ､.,_｀`''ー-;:-
`ｰ=ﾆ二! |^'│ . | | | lﾞﾆフ￣
,.＿_|,∩_|ｪｪ|,∩ｪ|∩!ｪｪ!∩_|､､,ｫ
;r､ {ﾆlﾆlﾖ=!ｰ'''','二二ニ三王ｰ亠'=|;
,.,.r;:ゞﾞヾ;,:ゞヾ`ゞ> _,,..〟-‐‐"ー'''''￣￣＿,,..〟-‐个ｰ-二二.,`_''ｰ------‐ｬ
,,,.､ｯゞヽ>;:;ゞ《ゞ;':;ヾ:ゞ;ヾ-;ｿ ‐ﾆ;ﾞ----──''''''''''"""~ ＿,,,,,,.....--|─┬--;--､､￣,``````´
ヾ;';:ゞ》:;､_ゞヾ;;/ﾍFゞヾ;:'` ￣￣||￣〒─i'''''"""| | | | | | | |.￣|
〉ゞ;'ヾゞ､`)'~ヾ;;ゞ';;ﾞゞ;ヾ;'ゝ iｮｪｪ||ｪｮ;||ｮｪｮ|ｪｮｪ==|FEFEFE;|;王i;|;王;|王il|EF|EFﾖ 【金閣寺を建造した三代将軍足利義満は
,;z､,,r;､;v､ヾヾ;;'ゞ;ヾ;iiゞ<ノ;ゞヾ-'､､_ '=＝i‐_‐‐__‐_',,'ニニiﾆ二二二i!ニニニニニニニ=‐'' 幕府の権威を高め、天皇にもかなり接近していた】
{;ゞ;;､ヾ;ゞ;'ヾ,.;;:,､ |r''ゞ-ヾ´;ゞゞ;《ヾi |｢--i ─┬──i─┬─‐||─┼─|─┼-┤
_ _,,,_`;;='ｰ'ゞ'ヾゞﾉ (;;ゞヾ;ゞ';''／ゞヾ;;ヾ`､､ ||. | | | ! || |||||||| | .|
<;ヾ;{ヾ､;ゞゞ;'､ゞ;`ｰ/ゞ;ヾゞ､-;::='‐'>ゞ''ヾ_ ヾ'" iｮｮ;llｮｪｮ'ｪｮｪｮｪｮｪｮｪｮｪｮｪｮｪｮｪｮｪｮ_||||||||＿,｣＿_|＿,,.
〉ゞヾ;;ゞ;ヾｰヾ;／''-ゞヽヾ| | `ヾゞ;'ゞ';ゞr;､ri､,,rl~ヽ|======================ll＝＝＝＝＝＝＝＝i
ﾉ;';ゞ,ヽ;;》､ゞゞ'ｰ;;;;-ｬ ヾ;;| |-=ゞﾞ;ヾヾ､＝''""二`"^"^ー──────────亠---------------'
'ヾゞ;;'ゞゞヾ;;''ゞ::ヾ､'ゞゝ;-/:/￣｀`';ｰ-､=-､ r-､ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二
コ/￣l｀`ｰ､_,.)'| |'二二ﾞ__,| ;|-''ヽー'─''''''''' `''"二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
`ー' ｀`ｰ'｀'='、 |`ー─ｰ'| ;|─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二
─ _,,..､ .二 | .| ─ / / 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
〈 ヽ､＿＿,.l ヽ;‐-;､/ /,.r---;i二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
二iゝ ,.,.;:;:,.,. ,..,.,./'"｀`'ｰゝ i,.､`i 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二
/_,;;;-ーi─--──l''iｰ(￣ ヽi-''´二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
二`''''ｰ‐亠───‐'‐'`""~ﾞ￣二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二
─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
┌──────────────────────────────┐
│中央の軍事力を高め、時には力を持った守護を討伐するなどして ....│
│集権化を進めようとするも長続きはせず .....│
└──────────────────────────────┘
5605 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:10:12 ID:zuri
┌─────────────────────────┐
│ついには８代将軍足利義政の時代、跡目のことで .....│
│幕府管領家の畠山と斯波という有力大名 │
│さらには政権の中核にいた細川と山名の抗争が勃発 .│
└─────────────────────────┘
｡_ ____
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__／'r-┴<ゝi,,ノ ro､
∠ゝ (ゝ.／/｀ ./｀| }⌒j
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┌─────────────────────────────────┐
│これがきっかけとなり全国諸大名も戦に参戦、混沌極まる権力争いに発展 ....│
└─────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
│――世に言う、応仁の乱である │
└───────────────┘
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: : : : : r7/!,: : l : /!lﾍ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l : : : : : : :|三三三三:ヽ: r ‐
ヽ-───' ,/l l |! ./ j !l l r'^ーz_,-､ r'三三三三三| |三
──r-、三l ｀ヽ li / /' l l ! | 三三三| |三三三三三 | |三
三ﾆ/三了ﾆl三 l !l, / /! ! !l | 三三三| |三三三三三 | |三
三:/:三Zzヽzヽ :l l / /／ヽ、l l _ | 三三三| |三三三三三 | |三
Ｚ/｀ヽ、三 ヽ､zヽ/ /'三lヽ,zヽ、 / ７ヽ、 | 三三三l、 ..|三三三三三 | |三
:/三三ヽ､三z:ヽ､三l ィz、三ァ ヽr-──, /!/三/Z/ r-‐､_ |三三三三! |三三三三三 | |三
─r 、Z/:;＼ Z zヽ､三ヽヲ ZY'"ヽzヽ三Zヽ,ノ /三/Z/} l 三Zl _,.i j-vh, .|三三三三l7.,_ .::|三三三三三ｦヾ'三
三|Zヽ/三l Z＼ t7/Z/7三三lZヾ7三ヽ三Zん'三/Z/7 j三三l ,ﾞ::::::', .|三Zl .|三三三Z!.|三,ヽ,j三三三三三三Z!三
!ソ､_/三Z＼三ZVZ:://三三l 三l ヽ三ﾍヽ三>-'"Z// .l三三 l r'ヽヾノ'ヽl三三ヽ!三三三 ‐|-三 ／l￣ﾍ三三三三i:三
＼三ヽ、三Zヽ/ヲ>//三三l三シ Zl 三Zヽ´三ヽ/ｼ r─-.,＿_,｢三三Zl l::::l'￣：l::::l三三三三三三ヾl !l三ﾉ三;l三zﾍ..r‐─‐-, 三
:::::ヽ 7三ヽ､三!三V/三ヽ三ﾉﾆ l三ﾍ 三Zヽ三三｀ヽ､三三三三三三Z<-､：-r'_,.ﾉ三三三三三三,/!.!ll ,.ヽ三:l三Z:ﾍ!三z三l :三
::::::::l|;三/ /ヽ/三 Z!三Z:ヽ/ ／三 - ､三三ヽ＿,. -‐ ｀l!三三三γ⌒｀/｀'-z_jﾍ-'──'＾ヽ三三 r-!,Zl !lZヽZ:l!三三ヽﾛ!ﾛﾛ! ／
:::::::::lヽ/Zl三:ヽ三j-へ- , X -‐≪ 三l l三三三三ヽ,／j!-<三／ jl !1ヽ,八.j:::l' , ' 〈三三!t::l r‐'"~ヽヽZヽ三三ヽZ:／::::::
::::::::::＞-,ヽ三_l／:::::::::l:::::lZlヽ三三三V,> ､三三三'"＾l_,.j_,／ ' ヽ::l l:::l _,. .,-ノ三j＾"':::j l::::!:::::::l7三三￣￣／:::::::／
:::::::::!::::::::'ｰ.,_Z!j::::::::::::::l:::/-‐'ﾞゝ、三l／ヽ,-' >‐- ､三三／ _ r─- _ .l::l l::( r-, |Z_,-'´::::::::::l::::::::, -‐'ヽ三三三Z|＼／:::::
::Y´⌒ヽ!::::::::l-':::::::::::::::;√=-::::::::＼!:::::ヽ_,ノ::::::::::i !ヽz=＝=,/;:ヽ-Z_,::::::::｀ヾj-lノ_,.j:::::l .|/- ､ r-‐v-,:::::::::::::::::::::::::::::_,.-'::|::: |::::::::::
:::::~￣｀'::‐-z:-<:::::::::::::::::::::::_,:::-‐ , l:::::::::::lｰ::r - _::::::::_,. -‐":::::::::::::ヾ}:::::::::,::､::く´::::!:::::V⌒t::::::ヽ::: l:ヽ､_,.'^‐-,:::::_,‐´::::: : |:: ,|:::::,::::
─ z ＿＿＿＿_ _ ,. - ─ - z _ -─ - ─ - 一‐- ､, ...,,::::-─-一γ＾ヽ'￣｀' ‐- v , . ; : : : '^ー-z>':::::_,.::::､::!7-ﾍ_,- '_
_ , . ｨ -z＿,. - ──- .,_ _,. -─＜ , . . . . . .- -───────一 - --...,,_ ─ - z＝=z ─ - -
-‐─''""~´￣_ , .. -─ -=＝＝＝=＝＝=ニ＝= - - ￣｀~' ー─一 - - - - ──一- - - ‐'"￣ - , . -‐'"｀'ー - ‐'" ＿_
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┌────────────────────────────────┐
│当事者である山名細川らが亡くなっても戦は続き結果的に京は荒廃した │
└────────────────────────────────┘
5606 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:10:29 ID:zuri
┌────────────────────────────┐
│そしてこの戦は１０年にも及ぶ長い戦いとなり、 │
│日ノ本全土に全国的な所領権力争いが起こるきっかけとなる │
└────────────────────────────┘
|~l
| .ヽ
_ ﾉ .＼ _
|ヽ_/. ｀‐._／/
√_ ._ . ＿_.（
） (.ヽ' ＼ .／ .￣
⌒_ .＼/
.ﾉし~|
.i |
|,. .|
/. |
/ ./
/ .（
_ノ i ｀
._ _／ | ※近年では、この後に起こった「明応の政変」という
.l (,,.-‐´ .|
.,,＿_＿_ ,.ノ ./´ 将軍の交代劇のほうがその面が強い
＿,,. -‐'´ 'ー┘ |
__!.,,__ ,,__,.,..__,...,_ _ /ﾌ ..i´
<´~ し、 _.ノヽ- ＼ つ （└‐-'´!ﾉ⌒ |,..i´
) .く .~| .,,.-‐.ｖ´ .! ,.-‐'
. / ./ ` . `´
.ヽ∩,!
┌──────────────────────┐
│この戦いによって、戦国時代は始まったとされる │
└──────────────────────┘
┌───────────────────────┐
│以後、１００年にも及ぶ長い戦乱の時代が幕を開く ....│
└───────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│その間、室町幕府の将軍は管領細川家に支えられる形で最低限権威を保ち続けていた .│
└───────────────────────────────────────┘
.
5607 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:11:15 ID:zuri
┌────────────────────────────────────┐
│そして１３代将軍足利義輝の時代、管領細川に代わって天下の支配者となった │
│三好長慶に仕える松永久秀（の息子久通）と三好三人衆によって将軍義輝は暗殺 │
└────────────────────────────────────┘
_,,.. -‐ '' "´-──- ､ ｀''ー'''ﾞ￣￣￣￣
／⌒丶、 _,,.､丶´
／／⌒丶、', '´￣｀``''ー----─‐'''ﾞ _､‐''゛
／ ＼ ／ ＿_,,.. -‐ '' "´＿＿
/′ }/ ─- ＿ --──-
{＼ ﾄv′ ￣￣ _,,.. ---─────- _
＼ >Υ ＼ ￣￣￣￣
-=ニニニニ_ ＼┤ ＼ ｀`～､、
-=ニニニニﾆ ＼｣圦 ＼ ､ ＿＿ - ､、 ｀丶、
ニニニニニニニニΥ＼ ＼ ', ｀` _ -==-､ ｀`～､、 ＼ 三好の主要人物らが悉く死んだのもあって
ニニニニニニニﾆﾆ | ﾉ「 |＼r─＼ ＼ー- _､-=ニニ／ﾆニニﾆ∧ 丶､丶、
ニニニニニニニﾆﾆ У }'/}/∧丶、 ＼ ｀''／ニニニニニニニﾆ(ニ∧‐- _ ＼ ＼ これ以上権力の凋落を防ぐために
ニニニニニニニﾆﾆ (_ノ'/ﾉ///＼ ＼￣｀'－{ニニニニニニニニニニニＶI ｀`～､、 ＼ ＼
=ニニニニニニニﾆ (＿_ ( __／＿二彡 ﾆ＼ニニ＼ニニニニニニニr┘''＜_ ＼ '、 敵対していた私が狙われたんです……ヤバイですねー……
-=ニニニニニニニニ＾'¨ニニニニニニﾆﾆ `''＜＼}ニニニニニニﾆ弓 ￣`''ｰ-＼ ',
-=ニニニニニニニニニニニニニニニニ`'寸ニニニニに)ニ/ － ＼ ', ､、 【足利幕府１３代将軍：足利義輝】
￣￣ -=ニニニニニ=‐ ￣ ＼ニニニに)ニ/＞─- _ ', | ＼
￣￣￣ ｀`～､、 | ′ ＼
￣|/ =─--
┌───────────────────────────────────┐
│その弟、覚慶は混乱から逃れるためわずかな幕臣と共に流浪することとなる。 ...│
└───────────────────────────────────┘
/ / ／ ヽ Ｖ
/ / /／ { } ! }!
_ .ノ ,:' ／ __ i! .ﾊ i! i!
＞ ,: / .., ; /⌒ 、 V/ 今は逃げることが大事です、急ぎましょう。
(／ r―./ 'ィ斥=ミ, ∨ .〈ｨ彡ミ, V/
(从,ヽ,' {ヽ んﾊ. ∨ ん} ) V/
.N ゝ.ヽ ゝ-ﾞ ＼ ＼ﾞ _/ } 【幕臣：真木島（孫六郎）昭光】
寸 ヽ:::: ' ￣::::ﾉ ﾉ
) ｀ヽ ＼ _ゝ -======- ＜
_＞゛ ヾｰ= ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／ 〃.:::::／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_____ _ -=- _ 兄上……お労しや
,.' ｀ヽ /.::::ヽ/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽヽ Y: : : : : : ヽ￣＼
/ y.:::::::::,'.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ} } : : : : : : : } : : : :ヽ￣: :-==- 【義輝の実弟：覚慶】
/ ,.:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ ﾉ.: : /: : : :/ : : : : : :＼: : : : : : : :
.′ _ _.ノ.:::::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::::::::::::::/ /. : :/. : ／ : : : : : : : : : ＼ : : : : : : .
,' ｀ヽ.::::::::.,'.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::_:::.:/ /.: : : :.／ . : : : : : : : : : : : : :.＼: : : : :
-=ﾆ=- /.:/.:::::::::::::::::::::::＼::::::::ヽ::::::::::::::::V Y ./.:_ - : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :
.｀ヽi{:::{:::::{::::::::::::::::::}::::::}:::::::::::::::::::::::::从_/_ ‐ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
i -ﾆ- ﾘ ヽ::::::::::::::::::::;:::::∧:::}::::::::::::::::::／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
i!／ ／⌒ __ )::::::::::::::::::::_ノ_.从_::::::::::::, '. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞ ￣ `＜ : : : :
/ ／ ／. : : :.｀ヽ=ミ ヽ⌒)〃 _⊃ノ ) } : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞ ゛ ＼ : :
, / ／. : : : : : : : :__: :ヽ＿/ ｰ‐‐ ﾞ／ : : : : : : : :-=ﾆ二二: :／
〈 /.: : : : : : : : :/ 二＜`｝: :二ﾆﾆ=- : : : : : : :／ /／ ＼
ヽ .i{ : : : : : : : : :{ _ ､丶` 〃.: : : : : : : : : : : : :.／ ﾉ, ＼
.∨: : : : : : : :∨//￣|￣ 〈 : : : : : : : : : : : : :〃 ／
.
5608 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:11:34 ID:zuri
┌───────────────────┐
│覚慶は還俗し、名を「足利義昭」とする。 ..│
└───────────────────┘
* ／/
＋ / / ☆＿
十 ＼f, ´ ` ､＿_ノ )
, ´ <
× ／ ＼
o O / | ﾍ
/ / | ﾍ ※
/ / .| |＼ ﾍ |
※ ｡ / / /-| | |‐-＼ | ＼
/ | / ヽ/ / ＼| ＼
｡ ／ |/レ´ -- .ﾍ / -- | | ヽ￣ 兄上の分まで、立派な将軍になってみせるよ。
o * ￣/ | , ==＝ |／ ＝== ､ | | ､ ヽ
| fﾍ .| |/´ ヽ | ￣￣
＿ ※ ヽ|ﾍ ﾍ ヽ| ` |) / /
f | ＼＼| | / |/ + まずは兄上の仇を取り、京に戻ることが先決だね。
| | |／| ヽ ノ /-´/
,--――､ | | ＼ ／ / o
. | ＿＿ | .| ´レ ` ､ イ |ヽ|`
. 〈 ＿＿ 〉 | o レ| | ´ ※
| ＿＿_ 〉 | ＿＿＞,- ´ ` ､＿ ※
i l､ | ※ , ´￣ | |`ー― ､ , ―― | |￣ ＜
､ r= i l , l l , , ` ､
． - ´ , , : : : , , ､
． : , : : : , , ､
: : , : : : , , ､
┌──────────────────────────────────┐
│紆余曲折を経た義昭は越前の朝倉の下に流れ、ここで協力をあえぐも失敗 │
└──────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────┐
│その後、義昭の使者が信長の下を訪れ、その協力を仰いでいる │
└──────────────────────────────┘
'"~´ "' ,
／ ／＾V/／ …- 、
／ ／ ／ / /⌒ x''"´ ⌒＼ ＼
. / /／／ / /／ ｘ＜~"' ＼ `、
{＼ ／／ ／｜ 「／＾^ ⌒＞ 、 ＼
. ＼__￣__／ ／ .| | ＼ `、
. / ￣／ ／ ／| | _ ⌒＼ ﾐ ＼}
.. ｰ-- …''゛ ／___,. ''゛ ﾉ | 斗''｀ィ''"⌒ ﾐ ﾄ ＼
｀¨¨¨¨´ {／⌒''ニﾆ x / ⌒ィ'代万⌒ ﾄ 人 ｀'ト---
{ { 代辷ｿｯ/ / j/ ヽ| |
八 ！ /／| 〈＾ | |
丶 丶 __／ | ﾉ 八| 【朝倉家臣：明智（十兵衛）光秀】
＼ ＼ l:::.、 r /
`ー-＼ ` ´ /''´|
`、 -‐ _,. '''’ /｜ |
＼ ／ .| 八
',＼ ／ ／‘，
', ＼ ィ ／ ‘，
_/ ＼ ー‐ ゛ ／ ‘，__
／/ ｀ヽ ＿ 、＜´ /ニニ=- ＿
＿／ﾆ/ /////Λ. /ニニニニニニ＝- ＿
＿-=二／ﾆﾆ/ /∨////ﾉ ＼ /ニニニニニニニニニニヽ
┌───────────────────────────┐
│このとき、朝倉家臣だった明智光秀が使者になったとされる .│
└───────────────────────────┘
5609 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:13:19 ID:zuri
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ヾ!ﾉ::::__::{ ＝=＝ :: ＝=＝ }:::__从
∠ｲ!,'-'l:l, :l ﾑ/-l′
l .ﾔﾏ! ,:;' } l
ﾍ ヽ ､ .:: ,'ﾉ / ほう、義昭様の上洛を手伝え、と。
＼ ﾍ ｀ ´ / ／
~ﾍ , -‐- ., ./ ~
丶 ￣￣ ,ｲ 尾張一国の領主でしかないこの俺なぞにそんな力などないと思うが……
l.＼ ｧ-､ ／.|
|.. _/._､___`＜ |
__l. |＿＿＿￣ i. L_ 【尾張国主：織田（三郎）信長】
／ . l {__,,... -‐ .!. l:::. V
__,ｲ ./ｨj. l ､__,. - | ＼! ＼
,. ＜./ ./ i､ {.}. ! l ',¨'' ､
__,,.. -≦ / .,' |.ﾑ/ | ! ', ≧- .,,_
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／ / / ／ |⌒ ＼
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＼ ｜ ／ ／ /| |Λ/⌒＼ |
. | ＼ ――――‐ ／ | |⌒⌒| | |
. | ＼＿＿_ ／ | | | | |
. | | ／ ／ / / | | |
. | ／ ／ / / ／＼｜
. ｜ ￣￣￣￣￣|￣￣￣ ／ / / ／／'⌒｜
|＿＿＿＿＿＿,／ / / ∠斗┐ ｜
＼ |￣￣￣ -二=- _〉/ / / 7ヒツ ﾉ ｜ ＼ 織田殿は将軍家をとても篤く敬われていたと聞きます。
. ＼| |＼ ∨ ーくﾆ亡ﾋう广>/ / { |｜⌒
| ｢＼ ＼ ＼ / / ｜| 義昭様もその忠誠を信じて頼られたのでしょう
. ＼ ＼ ＼ ＼ ＿＿／ ∨ 八|
＼＿Λ ＼ ＼ 〉 /: |
＼ Λ ￣￣ ／/ /: | | ここは、天下に安寧をもたらすためにどうかご協力願えませんでしょうか
|＼ /＼ ┐ .::|::::| |〉
| |::::| ＼ <ﾆ ノ /::: |∨ /:Λ
Λ ∨::＼ ＼ ― /::..ノ:/ /ﾆﾆΛ
| Λ ∨ :: ＼＿＼ /:::::／／二二.Λ
. ／|- Λ ∨::::::::|::::::::::￣￣￣￣:::／／二二二二|
. ／二|ニニ＼＼::::|::: {:::::::|::::::::::::::／／二二二二二 ＼
. ／二二|二二二＼＼::::{:::::::|::::::::／／二二二二二二二 }ﾆ=-
. -=二二二|ニニニ二 ＼＼ ::: |::／／二二二二二二二ニ .}ニニﾆﾆ=-
／ /二二二二二 ＼二二二二 ＼ Υ ／二二二二二二二二二-}ニニニニニニ=-
5610 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:13:28 ID:zuri
ノ＿＿＿..ィ
厶ィ///////////廴_
_{ィ//////////////////7
／ }//////////ﾊ///////ｲ
. ／//ｲ{￣l}￣´ﾘ {///////{ ……なるほど、確かに今のままでは帝のおわす京も落ち着かん。
/Ｖ/{ ､ ､／ ヾ//=ﾐ//
/}/i! tｫ ‐ｔァ li! y′ それは俺としても面白くはない。
. ﾞﾍ i l /{
. ヽ .八ﾘ
-‐ ／ i 分かった、まもなく美濃を平定し、然る後には義昭様を当家に迎え入れよう。
. ヽ. ／ Vヽ
丁 / / 〉､__
__ /∧ ./ / ｀ ．
. ． ´／/ / ′ ﾟ ｡
／ ,／ 厶===彡′ / i
. ′／ ／:.:.:.:.:.:.:./ / i |
| / ,/:.:.:.:.:,;,;,;,;/ ／ .ｌ |
| ＼ .':.:.:.:.:.:,;,;,;,;′ ＼ .! ￤
| イ i:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,| ｉ │ │
. ´／ ／ ｀ヽ ＼
／ / / ／ ／ i!i⌒ヽ
. ' / / / ｌ{ﾉハ}
/ .' i / / i|∧八
' l{ ﾚ' / /{ /∧ ヽ
i i| i ／ / / ｌ| / ∧
| i! |__ _ ／ . ' . ' |' / 八
| i!. T ／ ／≠ｱ ｌ|〈巧ﾊ ありがとうございます。では直ちにその旨をお伝えします
ｌ i{ i X _斗 'rｪ:ァﾌ l| ＼i
从 ｰ=キ七.´ ＼ ｌ| ヽ.
＼ 人 ＼ ＼ i! .::ｲ つきましては、私が織田殿と義昭様の連絡係となりますので
＼ / ＼ ＼ ＼ _ノ j
ヽ. 〈 (＞- ＝= --= ' . ィ1:! なにかありましたら、よろしくお願いいたします。
Y ＼ __＼ ＜ . j {
i ｀７ ＼ ¨´ {
| ｌ /＿ _ ＞ . ＿ ＿ ノ
厂| ルｲ＿ ＿ ￣ ｀ 、 ￣{
厂 ﾉル'二二二二二二≧=- ＼|
/二二二二二二二二二二≧=- ＼ __
/二二二二二二二二二二二二二二＞ '´:::: ＼
__/二二二二二二二二二二二二二＞'´.::::::::::::::::::::::＼
／.::/二二二二二二二二二二二＞ '´.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
┌─────────────────────────┐
│これがきっかけで明智光秀は織田信長に従うこととなる │
└─────────────────────────┘
5611 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:13:49 ID:zuri
┌───────────────────────────┐
│そして美濃平定後、信長は「天下布武」という言葉を掲げた .│
└───────────────────────────┘
＞::::::::::::::::::| / ∥〃／.||zﾍ:::::::::::::::ﾉ/
フ::::::::::::::::/| /. ∥. .|| v:::::::::::::ヽ
彡 /＾V:／ |i i| ∥ || |ミ::::::::::ﾝ
/:::{.λ|i| ￣≧x. || ∥ ./ ﾐ::::::::::＞
ﾌ::ﾊ |i| T弋ツt＼ | ＿／―.、 ﾐ:::::ﾊ |
￣ﾚﾊ !! -' >＞ｔｯヽ 从i|
ノﾊ- /:: ./ ./ﾘ
ﾌ:::::::::| /:: /:ノ/
7ﾊ:::ﾊ /:: ./
ﾉ从 、 ｲ| 聞けい、武士どもよっ！
-- 、 . 7 ﾊ `'' ―- ｲ|
,,-- 、__ノ＞ ⌒ヽ. 7 ハ , ,, 、 ／ﾘ
/ ;; / ／^7 、、, ／ / 当家はこれより方針を「天下布武」と致す！！
ノ.ヽ i| |i | 7 /
. , ゝ ノ )ヽ | / /`ヽ
l ;; ヽ-- . / ＼ | . / V
ﾉ ヽ ＼ ＼. ／ | ヽ | ヽ V
/ ＼ ＼.／ /／ / | ヽ ヽ
| ＼ :::::::>.--― ⌒ヽ V. |. / |i ＼-- 、
/ ﾊ ＼ ＼:::::／ 〉-、 / ﾊ ＼ ＼
┌───────────────────────────────────┐
│これは幾内のことを差し、「武力を以て畿内に平和をもたらす」という意味である .│
└───────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
│京都を中心とした五畿内（山城、大和、河内、和泉、摂津の5ヵ国）を平定し │
└─────────────────────────────────┘
メ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::ﾘﾆ=:::::::::::::::::ミ､
＞:::::::::::==ﾅ─‐'''T´￣ Y ｀Z::::::::::::::ﾐ
／/ﾊ:::::/ |! i! ﾉ'| }:::::::::::::::ﾄ!
/ ｲ |::::::i |! i! / __ ゝ:::::::::::! 義昭様を将軍として奉じ、上洛を果たし！
/ | l:::::::| ヽ ﾉ' _ ィ´ ﾐ:::/ ヽ
乂ﾊ:::i ‐- ==､ ｰｧ''r‐示ﾃヽ }::| ) l 幾内を平定して、足利幕府を再興させる！
ヽﾘ 代ﾋﾘﾊ ゞ=' '' |::し / ﾄ
ハ ｀¨´ i "_ ﾊ i ＼
! ', ! ﾙ| | ＼ さすれば自ずと諸大名らも将軍様に頭を垂れ、日ノ本に平和が訪れるであろう！！
| | / ! ! ＼
| /ヽ ヽ , / / ! ＼
l l ＼ -─ --ｧ / | ヽ
＼}ヽ ヽ ー‐ ' ／ ′ ! ', ┌──────────────────────┐
ヽ ＼ |: :ヽ; ; , ／ / / l │足利将軍、つまり室町幕府の政権を安定させて .│
⊥／ |: : | ￣ T´ / / | └──────────────────────┘
∨ |: : : ヽ ／:/ / l
∨ |: : : : : :ー: :´: : :/ | ／ /
∨ ! : : : : : : : : : : / / ／ /
┌─────────────────────────────┐
│帝の足元たる天下に平和をもたらす、それが信長の目的だった .│
└─────────────────────────────┘
5612 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:15:09 ID:zuri
┌───────────────────────────────┐
│かくして、信長は足利将軍の一家臣として近隣諸大名を従えて上洛。 ..│
└───────────────────────────────┘
,ﾉ::ﾉ:::/: /::: |:l::::|:l::::|::::lしイ
|VY:|::l:|::l:l::l::|::|:::|:l::::|:l::::|::::|::::::しﾉ
|::{:l::|::l:|::l:l::l::|::|:::|:l::::|:l::::|::::|::::::::(_
_乂:l::|::l:|::l:l::l::|::|:::lﾉ::ﾉﾉ::ﾉ:::ﾉ::::::|:｢
⌒Y::八从从乂 |::r'^~￣::＼::::::::|ﾊ
ﾉｲ::::｢｛{ {{ ,)ﾉ} ＼::::::Y|:::{ ﾉ
|::|:| ＼ | ﾉ ／:::::::l:|:l:{｀ ＿,､
人{∧⌒＼__ 一'^Yソ:::::l:|:l( __ -‐...´＼ヽ)
⌒ﾆ＝‐ ∧ ￣ゞ':::. l::〈 〉:::l:|:[｀ ／ .::::::::／＼)┘
／ ￣二ﾆ＝- ｣:::::＼/:::::从｢ ／ .::::/~ノ´)
/ . . . : : : : : : : : . . ￣￣￣￣/^~⌒｀ .:::/´:::／
{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : . . . /:::::::::::::::::::::::::::::::::／
＼: : : : : : : : : : : : : : : : : :／ /―‐ｧ‐- -‐＜
＼: : :＼: : : : : : : : : : : ＼ {: : : / ／／ ＼
￣､￣￣￣￣￣￣} ￣二7=- ＿ {: ／ /／
-､＿ ＼: : : : : : : /: . {............... /￣¨¨ {／ 〉
. 人 ＼＼｀ヽ ＼: : : : : /⌒ヽ _/{............. / ／ /
r ､｀ヽ ＼＼', {＼ : : | |.......... / └‐／ //
｀ヽ＼_} ', ！ : : : | ∧......./ ／ . /
＼ | ', : :: l /....＼/ ／ . ':/
. ', 乂＿＿ ＼/ ｜ /............{ ／ ／ . : :'": /
', / ￣二ﾆ=┴---┴-'--＜⌒｀ー―‐ . .／: : /
人 /: : : . . . : :／:∨: : /
｀У￣￣￣ . : : :／: : :∨ /
. /: : : . . . . . : : : ／: : :: ∨
/{ ,
,ゝ{／￣::〈
/:::／::::::ヽ:::ヽ
／:::/::{::::::}::::}:::::::ヽ、
.{::{::{ ヽ{∧／、:::::く
／{:{.芯 .芯{/)/、
.ヽ {、 ` / ＞/ ＿
／ヽ /＞´＜三三ヽ、 .／／
{三=＜＞、D三三三:} .／／
r三三:} ヽ/ .{三三三=} ／／
.{三三::} .{三三三={.／／
j三三=}ﾍ {三三=::／／
.{三=:／: :} ヽ三:／／::}
{=:／, へ } ／／三=}
.ﾚi:i:i:{ , へ}＿＿.／／ヽ三=:ﾍ
{i:i:i:i:i:{;;;;;;;;;} ／／／ : ヽ三:ﾍ
.{i:i:i:i:./{;;;;;;;;;／／ } }: : : : :ﾍヽ三ﾍ
{i:i:i:i〈: :〉;／／／´ .}、: : : : }i:iﾍ三}
{i:i:i:i/.,へ／} / ヽ＞┐i:i:}三}
.{i:i:i/.,ヽ- ´ ヽ--´ }i:i:i:i}三}
{i:i/ └´ /i:i:i:i:i:iﾍ .}i:i:i:i}三}
.{i/ ./i:i:i:i:i:i:i:i:ﾍ }i:i:i:}三}
{ヽ、 ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾍ }ii:i:i}三}
..{´{ ヽ＞´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{／＞.、}i:i:i:}三}
..ヽ{＿＞ﾍi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ { }i:i:i:}三}
ヽハ ＞´ー-‐´￣￣`ー `＜.{.／ヽ }三}
┌───────────────────────────────┐
│そして、足利義昭と共に政権の代理人として多くの敵と戦うこととなる ...│
└───────────────────────────────┘
5613 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:16:18 ID:zuri
┌────────────────────────┐
│三好、朝倉、本願寺などといった敵対勢力との戦い │
└────────────────────────┘
/ ＼ rv' 〉 /
/ 、 ﾉ | i .′/
, / .: 、 丶、 | '│/ ′
／ ′ , . : ..＼ `￢==―---r' |.′/
′; /--――`￢、 | | .′
ﾉ /.::::::::::::::::::::..＼＼ ト .,ﾉ
／/ /.:::::::::::::::::::}i:;:::::.丶.＼ ﾘ : :/
′ /.:::::::::／⌒犲ｉV::}:::::.v/＼ /⌒´
/ , /|:::::::::〈 ｰ ,ノｨ⌒Ｖ/::::/ﾍ. `￢==―‐---′
／ / :|::::rv^′ ⌒;::::::{,
/ |Ｖ ;′ 〉｝::::/
, | ！ ｄ/ ﾉィ::} ┌──────────────────────────┐
.′ | ｉ 厂「| rｆ爪ﾊク′ │時には同盟相手だった浅井の裏切りなど、窮地に陥るも .│
ﾊ ; ト ﾙ'へ/ └──────────────────────────┘
,:介`⌒´
/ | |
′| | なぜだ……なぜ裏切った浅井長政！！！
/ | |
/ | | 妹、市の婿として共に歩むことを期待していたというのに
′| | /
| | / ′ 黙って盟友である朝倉に攻め込んだのが駄目だったというのか！？
; :| | ﾉ) /
ｉ :| | ｢| {ﾉ）
| ト----‐ｖ′ ﾉ
| | │ |
| | ├‐‐'
| |――--′
(:::/ ＞----＜
_ -へ('"::::::::::::::::::::::::::｀ ー-"/
／::::::::::::::::::::r"｀:::::::::￣＼::::::ヾ
/:::::::::::::::／::::`:::::::::::::::、::::::丶:::::ヽ
/::::::::::::::/:::::::::/:::::::::::::::::',::::::::::::::::::::ヽ
,,;:::::::::::::::/;;;::::::::l::::::::::;;::::::::|::::::::、:::::、:::;ゝ、
ノ::::::/:::::::::{;;;::::::::/l:::::::::;;::j:::::!＼_::;;::::::',::::',ー"
,.ィ:::::::::::i:::::::::::{;;/:::/"{￣ヾ;j::j::::j'""ヾ:;;::::::j:::::}
￣.j::;;::::j:::::::::::{/／ ヾ;{ ヾ:::::/- ＿ゝj::::j::::::!
{;;;;;ﾉ::入:::::ヾ'"テ示｀ ノ）::/ 'テ/}｀ｱ::/::ト;.ゝ
ヾヾ;;( .:ヾ:::;､｀ じ/ﾘ jノ じリ /::ｲ:::;| ⌒ 喧嘩だめ、みんな仲良く
ヾ､ ( (ヾゝ、 ゝ ,ｨ＾ﾊ:ノ
);;:＼__、 /ｲ
'"^}:::::::::}ー=、 __ ノヾ;、
f-'" ￣ __ ]、 ／-.[￣'7
[_,,ィ//////7 !::＞ .,_. ／--;=j r7 ┌──────────────────────────────┐
V//////// .|::.. !////// // │足利将軍家を仲立ちとして和睦するなど、多様な外交性を見せた .│
rﾍ//////// ﾄ＝≠}､////j jｲ └──────────────────────────────┘
ィ//へ//////ﾊ .ﾄ.､..ィ/＾ヾV./ ∧、
ィ///////ゝ,////∧ V::::::::〉 {// ////ゝ、
.' ／ ／ ／ﾘ ヽ ヽ. '/
,′./ / ／ ｛ ﾄ 、∧. '/
_/__./ / ノ ⌒ {. Ｌ ヽ
ヽ / ; ｨ斧=ミ , { ｀ヽ∨ }!
./ ∨ i{ う刈}｀ヽ ,.xzzﾐ } 丶
／ , i! 乂ソ 乂 ィぅ刈¨》
゛ i{ l ,. ゝ ゝツ ,' }!
∧, 从 .从 ,
Ｎ 乂 > _ _ .ﾉ ﾉ 主様はこのように申せられています。
ヽ }ｉ .、 ｲ 〃
) 乂从＞ ＿ ＜( (
∠ 彡 j二ミ,彡二{ ∨Ｎ⌒｀ヽ 皆様もそのように従ってくださいませ。
> -=彡 'γＯヽ ∨,｀ヽ, _
, ／ 乂 ﾉ ∨, ヽ. /
i{ , ' ∨, .V /
〈::,ゝ.〃 ∨,r ∨
.,'::::::/ : :. }} !
〈::::::,' j{==--== >
}::i{ . : j!,,. _＿ _｛
i:::i! .. : : ヽ . :{゛⌒￣ l'
i::::! .:} l
┌────────────────────────────────┐
│「信長包囲網」と呼ばれる状況でも足利幕府は信長の強い味方であった .│
└────────────────────────────────┘
5614 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:18:09 ID:zuri
┌───────┐
│――しかし ......│
└───────┘
┌───────────┐
│なんの運命の悪戯か .│
└───────────┘
┌────────────────────────────────┐
│元亀４年（１５７３年）２月、突如として将軍足利義昭は信長に反旗を翻す │
└────────────────────────────────┘
｛: :{ .> -‐‐‐- _
, ヽ.V: : : : : : : : : : : : :` ｰ‐ 彡´
＞. : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＜: :＜
/.: : : : : : ／: : : : : : : ヽ: : : : : : : : : :V/
/. : : : : : / : : : : : : : : : : :Ⅶ: : : : : ﾏ: : V/
/. : : :/:..i/ : : : :.i : : : : : : : :i : : : : : : :ﾏ: : :ヽ _ _
ﾉ. : : :/: : {: : : : : i : : : : : : : :}ﾄ、: Ｖ: : : :,: :`ｰ‐
, : : :.ｨ: : : :i: :／⌒: .ハ: : : : : ,⌒ヽ: : : : :}!: :,
／. : : :.i{: : : :.i: :ｲ∨ V ﾏ: : : , ∨i: : }!: : ,
＜. ｨ: : : .八: : : :/ .ｨz=ミ V: :/ｨ斥ミ, }: : :八: :ﾑ
i{:∧: : :.>: : :ﾑ《 ぅ::ヽ }ノ .ぅ::Y 》: : ｲ;ﾉ ＞ ‐
i{ ﾏY ^ヽ: : ﾑ 弋ﾂ 弋ﾂ ﾉ:ノ}/
∧ゝ, ｀ヽＮ , .ｲ{_ノ
ヽ从> _. __ 八 信玄いるならもう信長いらなくない？
Ｎ ＞ ´ i{ ο .ｲ ┌＜
＞ ´ ,.:≦ﾑ , (::::｀ヽｲ ﾉ ヽ
〈 イ///./ﾑ ＞ _ ＞:::::ヽ¨´/ /＼/
∨//////.ﾑ , _Ｙ::⌒ヽ::::ﾏ ////
ｒ´ ゝ///////, , ｛__::｀ヽ:::::::::::Y///
＞. : : : : ＼./////, ﾏＹ:::::｀ヽ::::::::::::.}! / ┐
ｨi〔: : : : : : : : : : : :＜//ﾑ 〈:::ｧ::::::::::::::::::::.j/: : : :｀ ＜
ｨi〔 : : : : : : : : : ニ=- __: (⌒ヽ_ ¨^i:::::::::::::::::::i : : : : : : : : :Y
, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＞「_ ` V ::::::::::::::[ : : : : : : : : : ,
i{ : : : : : : :／ : : : : : : : : : 〆: : :/|＞ _.V::::::::::::∧⌒ヽ : : : : : i
i{ : : : : .／ : : : : : : : : :.／: : : :/ l＼ V:::::::::: ∧_ノ: :＼: : : :i
l、 ., ,' / , ｲ{ | ヽ ／. : : : :ゝ, _.{::::Y ヽ
＿＿| V : / . / ,: i l ﾏ ／. : : : : :‐===.＞ ´ ゝﾂ :,
＼ ., ′ ; / ｲ ,. __＿ _ ＿＿ ヽ: : : : : : : : : .; } {
＜ ,: ; /／ :, l ヽ ｀ヽ ゝ; : : : : : :{ .: .>
／ / / i{ ./ , i : ＼ ﾑ `ｰ‐‐∧ ﾉﾊ、,. ＜
.' ￣ 7 .,:: .〆 .i{ ,:' :, l l ヽ .i ﾑ ｲ: : : : : : Y
, /.:/ i/ -‐‐‐ﾉ Ⅷ ; :; 乂‐‐- 、 i : 」 ,..イ ゝ: : : : :..}!
ｲ /.: i{ 三三三三 Ⅷ :. ; 三三三三マ } .ﾉ i{ Ｖヽ: :.ﾉ
r ,._/」../ / ﾑ ,. ==:., .Ⅴ , ,.:==:, ＼! ﾏ___ ＿ ┐
ゝ. }/⌒,: i{ , Y:ゝ.ﾉ:.Y Ⅴ ﾏ ﾑ Y.:ゝﾉ:.Y }! / ;_ -‐ ~ ｲ
〉, i｀ヽi .ﾑ ∧ i{::::｛｝:::}i , ﾏ .ﾑ i{:::｛｝::::}i .: / i ／
/ >： .{ ﾑ ∧ Ⅶ:::::::ﾉ ＼ ﾏ . Ⅶ:::::::ﾉ / / .}! イ ﾏ
,' .／ i{ ≧ ゝ .∧ ` ‐ ﾞ ⌒> ヽ.` ｰ ゛ ' , : }- ´ .ﾄ. :
, ｲ ﾏ :, ＼ .∧ ＼. ＼ .: . }! , , } ぷぎゅっ！？
i ﾔ ﾑ ∧｀ヽﾑ ゛ ゛ ゛ 、 > ｲ／ i j; .i ∨
.ﾔ ヽ ∧ ≧ｓ。 ___ ≧=彡 ,' ﾉ : }
ゝ、 ∧ } i / / / .}! /
> '., し ＼／ ,.: ｲ ,' ，'
＞.::>, >，. ／＼ ｨ .ｨi〔 < ｲ
.／.:::::::::::::::≧s｡ }::＞ _ _ ＜i{ , < 寸
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ .j:::::{ { ≧ ≦ﾉ } } ﾑ ,. ＜｛ V/
,:::::::::::::::::::::::::::::::〈ｰ‐彡ヽ ﾉ::::i{ﾏﾑ > ＞ ≧==≦ ＜ .ﾑﾉ ﾊ 〃 乂_ノ） ,
┌───────────────────────────────────┐
│武田信玄が前年、徳川家康の治める三河へ侵攻したのが決起の理由とされる │
└───────────────────────────────────┘
5615 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:18:37 ID:zuri
┌───────────────────────────────┐
│が、幕臣たちの間では以前より親信長と反信長で分裂を始めていて ....│
└───────────────────────────────┘
_＿＿＿＿＿___
, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__::/
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ﾊ,'iヽ 信長め、己の立ち位置が悪くなったときだけ
｀ヽ ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ｙ::,'::/
::::::/:ヽ::::::::::::::::::::::::::; _＿_＿＿__::::::::::::::::ヽ___/:::ﾚ′ 都合良く幕府を利用しおってからに……
:::::',:::::::＼:::::::::::::::< __ _＞‐´::::::::::::::、::::::::::/
:::::::i::::::::::{:::::::::::::::::::::::｀￣´::::::::::::::::::::::::::::＼:::::,'
:::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>∧
::::::::::::::::＼__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::＼
::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::＼__
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣￣￣´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
{:::::::::::ｲ. o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/ このままでは上様の権威そのものが下がる！
ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://
`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
ﾊ:＼::::::::∠＝ ､:::::::/ あやつめに一度天誅を下さねばっ！！
ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
.!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',
┌──────────────────────┐
│義昭は反信長派に押される形での蜂起だった .│
└──────────────────────┘
ゝ〈/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〃.::＞/｀ヽ:::::＼:::::::::::::::::::::＼
/.::::::: /:::::::::|:::::::::::V/::::::::ヽ:::::::::_ノ
/:::::::::::|:::::::::::|:::::::::::::}｀ヽ:::::::::V::::＼
,'::::::::::::i{:::::::::::l::::::::::::::l-‐‐ ﾏ::::::::::::::_彡
ﾉ:::::::::::::::N／从^ヽ:::::,' __ ﾏ:::i_::::::} ん、わかった。
_ ｲ:::::::::::::::::{ __ Ｖ ,_＿Y Ｙ从 、
i{:::::∧::::∧ _ ´^⌒ .ﾉ/>。 ヽ
Ｎ:::::::ヽ_::ﾑ.彡^ﾟ゛ 、 }´/////> 〉 十七ヶ条意見書の件とかもだけど
,'｀ .i{｀ヽ｀ ﾉ/////,' /_ ￣￣￣￣￣￣
.{Ｖ//ゝ,.__ 、 ゝ ノ <、///> ,ｲ: :Y 最近ちょっと信長よくないよね。
ゝ`ｰﾐ////≧=‐ イ ,ｨ＞ ´ イ' : : ﾉヽ
_ /.:ヽ ﾏ///,'〃ゝｰ=彡´ _,ィ/>ﾟ. :／: : : :ﾏ /
〈 ヽ , : : :..＼∨/i{{ 〉<´] //.／. :.ｲ : : : : : :.∨ / ※将軍足利義昭の行動を戒めるよう信長が伝えた
.> ´ >、.: : :__: :_ﾑ＼i ', 〈 .〉] ,' > . :／: : : : : : : : :.∨ / １７項目によるお願いのようなもの
｛ ／_,.ｨＹ : :￣⌒><＼ゝ `´ .i i/. :/ : : : : : : : : : : : :.∨ （なお文体がかなり感情的になっている）
ヽ. _／〉 : : : : : : :ﾊ。 `＜ , | i. : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
〉、_／ﾉ 、: : :／/:i:}＞。 `＜_」_ : : : : : : : : : : : : : : : : '，
,'...} Ｖ,ヽ_ノ ｲ:i:i i::.ﾑ＞。] 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
]∨ i〉ヽ_／<:i:i: i:..:.ﾑ l ¨,⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :'，
] ＼ .ﾉ 〉/＼ ヽ} ﾑ: :ﾑ | |ﾑ : : :＼: : : : : : : : : : : : : : '，
5616 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:19:46 ID:zuri
／/
{: :}
.ﾍ: :} ,-――----:´:}
,-―: : : : : : : : : : : : :<
.／: : : : : :/ : ＼: : : : : : :.＼
./: : : ／: : /: : : : ﾍ: : : : :＼: :ﾍ
/: : : /: : : /: : : : : : ﾍ: : : : : ﾍ: :.ﾍ
/: : : /: : : : : : : : }: : : :}: : : : : :.ﾍ: : ＼
／: : : : {: : : : : : : : :.}: : : :}、: : : : : }: : : : ＼ えっと、まずは武田、朝倉に浅井
／: : : : : : {: : : /{: :{＼: }: : :} ＼: : : :.}: : : :}￣
￣{: : : : : : {:＿＿＿ .ﾍ}: : :}＿＿＿: :}: : : :＼ それに毛利、三村にと……
.{/{: : : : :{ ＿＿ /{: : } ＿＿ : }: : : : r-`
.ﾍ: : : : { ／ ,--、 {: / ´,--、＼:}: ＼}:}
{: f´ヽ ` .{::o::} .{::o::} ´ｒ-i: : } 三好にも伝えておこっと。今は敵対している場合じゃないしね。
.{:/{ { `ー ―´ } .}/`
＜ ﾍ{. ! }/ ＞
＜ .ﾍ ./ ＞
ﾍ .ﾍ` 、 ´ ` .／/ ／ ┌───────────────────────────────────┐
r- ┌‐＝ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＝┐ 7、 │その後、義昭は信長に敵対していた各地の大名へ御内書（ごないしょ）を下す .│
, ＜ | | ＞、 └───────────────────────────────────┘
/ .| | ﾍ
/ | | .}
.../ .| .| } ※将軍の私的な文書ではあるが実質命令書同然のもの
./ | | ＼ .}
／ ＿__| |＿. ＼ }
／ ／,.―┴、 r-┴‐ﾍ. ＼ .}
／ ／ -----} .{二二 ﾍ .}
┌─────────────────────────┐
│将軍が信長包囲網に味方したという事実を知らしめた ...│
└─────────────────────────┘
┌─────────────────────────┐
│信長も当初はこの事態に驚き、慌てふためいたという ....│
└─────────────────────────┘
／｀ー―- _
／_ -――- ＼
/／-―＿___ - ､ ＼. ＼
厶ィて丁:::::::::::＞z__ヽ. ヽ ﾄ､
,ｲ/>::{ﾞ`〈{｀｀}〉¨｀ヽ_::::｀ｰｧ |｜ ＼
厂/く::::|≧ｭ` _z≦ｧ }::r､ァ.｜| ｀ ､
ィ / ﾚ伏__ﾉ' ゝ- ' ﾐハY |. ', ＼ あわわわ……！う、上様に見限られた……もうお終いだぁ……っ！！
／ ＼. |.圦 く _ ,ィ` r' |. ', ヽ、
／ 〉| ::. .r‐=二.-‐| ./ノﾉ.｜ /. |// ﾍ
/ /.｜ } ﾏ＿＿_ノ/ノ .| ＼ |/ ﾍ か、かくなる上はこの信長が腹を切ることで
／ ヽ、 | / ハ.｜ ｰ+++++イ. λ / | ﾍ
. / l/./ . ヽ|＼.. / / | / |ﾍ 上様に詫びて所領安堵だけでも願わねば……！！
/ .|ﾍl .ﾄ､. ＼ / .|./. | ’
. / ___ -‐ｧ￣. |. ﾔﾍ | | ’ ﾍ
. { / | ﾔ∧ | l | 入
Y__―- 〈.. | ﾔ/.＼ ､＿ | | ｣ _ -___／
. ﾄﾞｸ｀ｰｧ一 八 ﾔ//｀r―――――…ｫ. | ｛＿,.ィ ｜
r‐'´ .〈 ﾔ//ﾉ ｝. ', ﾄ､. ﾉ ｀i
ﾚ ,ﾍﾟ｀} .〉 ’ ﾔ厶 ｸ ', |. ＼ r' __. |
ヽ{三ﾑ' 入 ﾏ`､ﾆ=- ＿＿__ -―込 ＼`' |_n_n_!〉
└┘ ／ ', ﾏ-}::{￣{￣￣ト‐}::::{二}込
入 ', ﾏ:::::｀￣￣￣ヽ＼::::::::::::::ﾍ ’
／ |::::::::::::::::|::::::::::＼/:::::::::::::::ﾍ 〉
{＿. |::::::::::::::::ヽ:::::||::::::::::::::::::::::::::ﾍ /
／::::::::＼ レ＜￣￣￣二≧x:::::::::::::::::::ﾍ /＼
／::::::::::::::::::::＼. | ￣￣￣ ｀ ､::::::::::ﾍ /::::::::＼
〈::::::::::::::::ミ､::r‐' ＼ | ｀ - _ﾍ /:::::::::::::/
ﾔ::::::::::::::::::::{ ＼ ./ 了ヽ/__::::::::::/
. ﾔ:::::::::::::::::::ヽ ｀´ ﾌ::::::::::::::::::/
＞'"~￣￣￣￣^ =- _
_,,rf＜////＞､//､r､//////＼
／///l/＼// }// }/／＼//{＼ おお、落ち着いてくだされ、ま、まだ諸大名らも敵対したとは確定してませんから！！
／//l＼/ }/ Ⅵ ﾊ }//＼l＼
///// l l l l l l l l l l l l l l l l l |l l l l l l l l {//Ⅶ
′//′l l l l／⌒ヽ l l l l l ／⌒ヽ l l l l l l///} い、今しばし、しばしお待ちを！
|///′ ! | /､ｨ⌒`ゞ| l l l /､ｨf⌒ヾ ! l l l ∧//|
l/∨l l ! ¨´ }// せ、拙者が公家たちとの伝手を使ってなんとか交渉を！
＞'´V ・ ・ l i /:′⌒ v
l ‘, － し″′ ６ ,
乂 α } / , ', __. ｲ 【織田家臣：木下（藤吉郎）秀吉】
)>､:′ , ,,__ ﾉ Ⅵ´
jI斗＜´′ ,,,,,,,,,,,,, ゝ － '´ ,,;;;;;;, u ∨´ ￣ ` - ､
､ｨi´:: :: :: :: :l ,,;;;;;;;;;;;;;;;, ,,,;;;;;;;;;;;, Ⅴ:: :: :: :: :: ::´"''～ミ
／:: :: :: :: :: :: : ! ,:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ､
／:: :: :: :: :: :: :: :: :Ⅵ /',:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.
:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::/:＼ r 、 .ｨ′V:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.
:: :: :: :: :: :: :: :: :: /:: :: : ､ ￣￣ ／:: :: :: V:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.
:: :: :: :: :: :: :: :: :/:: :: : : 个c｡ .. ＿＿ ＿＿ .. ｡ィ´:: :: :: :: :: V:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.
:: :: :: :: :: :: :: ::/:: :: :: :: : l l:: :: :: :: :: :: ::V:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.
┌──────────────────────────────────────┐
│自身が支援してきた君主に見限られたという事態は、大いにうろたえさせたのである。 ......│
└──────────────────────────────────────┘
5617 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:21:12 ID:zuri
┌───────────────────┐
│義昭は直ちに朝倉義景に上洛を命ずる ......│
└───────────────────┘
ゝ〈/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〃.::＞/｀ヽ:::::＼:::::::::::::::::::::＼
/.::::::: /:::::::::|:::::::::::V/::::::::ヽ:::::::::_ノ
/:::::::::::|:::::::::::|:::::::::::::}｀ヽ:::::::::V::::＼
,'::::::::::::i{:::::::::::l::::::::::::::l-‐‐ ﾏ::::::::::::::_彡
ﾉ:::::::::::::::N／从^ヽ:::::,' __ ﾏ:::i_::::::} よーし、まかせたー
_ ｲ:::::::::::::::::{ __ Ｖ ,_＿Y Ｙ从 、
i{:::::∧::::∧ _ ´^⌒ .ﾉ/>。 ヽ
Ｎ:::::::ヽ_::ﾑ.彡^ﾟ゛ 、 }´/////> 〉 天下のことは朝倉に任せてるんだしくるよね
,'｀ .i{｀ヽ｀ ﾉ/////,' /_
.{Ｖ//ゝ,.__ 、 ゝ ノ <、///> ,ｲ: :Y
ゝ`ｰﾐ////≧=‐ イ ,ｨ＞ ´ イ' : : ﾉヽ
_ /.:ヽ ﾏ///,'〃ゝｰ=彡´ _,ィ/>ﾟ. :／: : : :ﾏ /
〈 ヽ , : : :..＼∨/i{{ 〉<´] //.／. :.ｲ : : : : : :.∨ /
.> ´ >、.: : :__: :_ﾑ＼i ', 〈 .〉] ,' > . :／: : : : : : : : :.∨ /
｛ ／_,.ｨＹ : :￣⌒><＼ゝ `´ .i i/. :/ : : : : : : : : : : : :.∨
ヽ. _／〉 : : : : : : :ﾊ。 `＜ , | i. : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
〉、_／ﾉ 、: : :／/:i:}＞。 `＜_」_ : : : : : : : : : : : : : : : : '，
,'...} Ｖ,ヽ_ノ ｲ:i:i i::.ﾑ＞。] 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
]∨ i〉ヽ_／<:i:i: i:..:.ﾑ l ¨,⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :'，
] ＼ .ﾉ 〉/＼ ヽ} ﾑ: :ﾑ | |ﾑ : : :＼: : : : : : : : : : : : : : '，
┌───────────────────┐
│その武力を以てして、信長を討とうとした .│
└───────────────────┘
┌────────────────┐
│――しかし、朝倉は動かなかった .│
└────────────────┘
ゝ〈/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ∧
〃.::＞/｀ヽ:::::＼:::::::::::::::::::::＼ ′∨
/.::::::: /:::::::::|:::::::::::V/::::::::ヽ::::::::,′. ∨
/:::::::::::|:::::::::::|:::::::::::::}｀ヽ:::::::::V:::{ !
,'::::::::::::i{:::::::::::l::::::::::::::l-‐‐ ﾏ::::::::人___ ノ
ﾉ:::::::::::::::N／从^ヽ:::::,' __ ﾏ:::i_::::::}
_ ｲ:::::::::::::::::{ __ Ｖ ,_＿Y Ｙ从 、 あれ？
i{:::::∧::::∧ _ ´^⌒ .ﾉ/>。 ヽ
Ｎ:::::::ヽ_::ﾑ.彡^ﾟ゛ 、 }´/////> 〉
,'｀ .i{｀ヽ｀ u ﾉ/////,' /_
.{Ｖ//ゝ,.__ 、 ゝ ノ <、///> ,ｲ: :Y
ゝ`ｰﾐ////≧=‐ イ ,ｨ＞ ´ イ' : : ﾉヽ
_ /.:ヽ ﾏ///,'〃ゝｰ=彡´ _,ィ/>ﾟ. :／: : : :ﾏ /
〈 ヽ , : : :..＼∨/i{{ 〉<´] //.／. :.ｲ : : : : : :.∨ /
.> ´ >、.: : :__: :_ﾑ＼i ', 〈 .〉] ,' > . :／: : : : : : : : :.∨ /
｛ ／_,.ｨＹ : :￣⌒><＼ゝ `´ .i i/. :/ : : : : : : : : : : : :.∨
ヽ. _／〉 : : : : : : :ﾊ。 `＜ , | i. : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
〉、_／ﾉ 、: : :／/:i:}＞。 `＜_」_ : : : : : : : : : : : : : : : : '，
,'...} Ｖ,ヽ_ノ ｲ:i:i i::.ﾑ＞。] 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
]∨ i〉ヽ_／<:i:i: i:..:.ﾑ l ¨,⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :'，
] ＼ .ﾉ 〉/＼ ヽ} ﾑ: :ﾑ | |ﾑ : : :＼: : : : : : : : : : : : : : '，
┌────────────────────────┐
│慌てた義昭は幾内の国人達を味方につけようとする │
└────────────────────────┘
5618 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:21:40 ID:zuri
┌─────────────────────────┐
│時すでに遅く、信長はすぐさま主力を集めて京へと進軍 ....│
└─────────────────────────┘
､＿..,,,
＿,,､ｧく´: : : : ￣¨¨´く
ｧ''´ノ: : : : : : : : : : : : : :乂
ー= 彡: : :{: : :): :{: : : }: : : : : :ﾐh､
イ: : : ::jI斗(rz Y^ 7⌒',: : : : '，
7: : Y´ ', ', l ﾉ ',: : v:从
,′:-l --ミ､ '，､__,,...-‐ 'f ^'，:(
7:/x-{ ftｯ¨ ヽ ftｯ ^ v:/⌒ いよっしゃ信玄が死んだ！これでもうなにも恐い物はなぁい！！
ｲ( f ﾞ'， :l:. ノ/
ゝ､ ', ` √(
)八 r== ァ ｲ({ﾍヽ 全軍、京を取り戻すぞぉおおぉ！！！
＿,,､＼ゝ--" ｡ﾟ lf ￣`ヽ､
， '’7( } ゝ;;; イ ﾉ /￣ ヽ7
V 7 ) / ＼__,． '^｀ _″ 〈
_､丶｀ y(ﾆ7-ty7 (⌒)､--く ￣^- ＿
_,． '^｀ ム // /^Y^ ヽ ¨“ ‐-...,,_ `丶、
7(￣二= _＿､イ ￣7'´ ', ', 」 ｲ\ﾉ'ｯ｡,＿ ´ _
/(＿ == '//// ﾉ'ｯ｡, / / l l _,． '^｀//',＿ 二ﾆ= _ ﾊ
/＿ ￣=//////////＞,′//l l､イ/////////} r=z ＿」
″ ニ=_{//////////// ￣/l ￣///////////八_,． '^｀ _'，
″＿＿ = l/////////////// |//////////////∥)ﾆ__､丶｀ ',
′ ===lYﾆ= _///////////|///////////､丶` ( rz ＿＿ }
′￣￣￣ﾆ__l ', ¨“ ‐-...,,_//八///_,,...-‐ “¨ ﾊヽ'´´ ＿＿}
Ｌ＿＿ ＿＿l ﾊ ¨“‐‘¨¨ √ ヽ_､‐゛ '，
/ / ', Y √ '， '/
.′ / ', :l: √ ﾊ 〉
_〔 〈 ', | √ ∧ ｲ
', ＿＿ ヽ '， l √ ｲ ^ ー …＜ ﾑ
＼ '´ ＼ ヽ l √´ ｲ
＼ ｀`` ＼ l イ イ
┌────────────────────────────────┐
│出迎えたのは親信長派の幕臣だった細川藤孝、荒木村重の両名だった ....│
└────────────────────────────────┘
,ｲヾﾒ､:::',:i:i:i:i:i:/:ィィ:ヽ、
,j斗=ミヾﾒ;:i|i|:!:i|i|／斗≦ﾊ,
〃≦三≧xヾ!i|i|i|i|xﾒ,v≦三ﾊ
,ｲ／〃/'〃 ｀~´ }} ヽ:､ヾ:{, お待ちしていました、信長殿。
〃.!:::;'::ｱ |i、 ,ﾘ _v!ヾ::{
/i .!:::!|:{{ー|ト - ﾐ、 ,ｨｱ_´__}!|_∨
i' i .i:::i.|:::v弋,芍ｧ ｀ ' ﾉ'茫沙}'.}ｒ',' これよりは我等がご案内いたす
|. { .!::i !vﾊ｀¨¨~´ / ﾊ,ﾊ!
', v|ゝヽ',ヽ ' ';ｲ
'| ｀,fﾑ ヾ'_ /从
! ｀｀ヽ、 'ｰ一' .ｲi{
_ﾉ､:＞.、 ／: :!ヘ、 【幕臣：細川（与一郎）藤孝】
,.イv ｀ヽ≧≦, イ 〉:..、
＞f: : : V、 /芥':, /!: : ｀:＜
＞:≦: !: : !: : : :.V、 ∧//,∧ / ': : : :.!: : ≧＜
＞:≦: : : : : : : :,: :j: : : : : V､ヽ, :}/,{ 〉／ ,': : : : :',: : ,: : : : ≧＜
ｒ:≦: : : : : : : : : : : : : ',:,': : : : : :.v ヾ ､.ﾊﾊ /'" ,ﾊ: : : : : ,: ,: : : : : : : : : ≧＜_
i: : V: : : : : : : : : : : : : v: : : : : ∧､ ｀!//', ,/: !: : : : : V: : : : :: : : : : : : : ,': :!
,: : :V: : : : : : : : : : : :.,': : : : : :,: :V＼ j//,ﾊ /: : i: : : : : : 〉: : : : : : : : : : : :,': :.!
',: ヽ:ヽ: : : : ヽ: : : : :く、: : : :/: : :.vヽj///,ﾊ/,':,': ァ一' jｱ ヽ;ノ: : : : : : : : ﾉ': : i
V:、＼＼: : : ':,: : : : : j｀フ´: : : : :vヾv//,//::／,.斗'" ／、: : : : : ｖ: /:/: :,ﾘ
ヾ:ヽ: :ヽ: ヽ: : ヽ: : : : :./: : : : : : : :v: ヾv'/:/ ィ´ .／v: : : : : :V:/: : :ﾘ
-――-
／ ＿＿ ＼
/ _ -====- _
┌― ､￣ ,. ―┐
} _ ／￣ ＼)__(／￣ ＼ _ { あぁ＾～よう来てくれたんだぜ。
┌{⌒＼＿_／} {＼＿_／⌒}┐
Ⅵ ／} {＼ Ⅳ
Ⅵ .／(ｎ ｎ)＼. Ⅳ どうだい信長殿、酒とつまみをやってから
└ { } /┘
＼ v ｱ ／ 洛北の川の土手の下で幕府軍と殺りあおうや。
r''"´:::::::＼ ／´ヽ
__|::::::::::::/::::::｀丁¨¨¨´|:::::::〈.、__
_,,..-‐''"´ |＼.／,::::::::::::| |:::::／-ヽ、｀''-..,,_
|ヽ | __ '.,::::::::::＼. .l／::::| ＜_ .| 【幕臣：荒木（弥介）村重】
| ヽ ￣／ '.,::::::::::::＼,':::::::::::', .| .|
| ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::', | .|
| ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::', | |
| l ＼ |:::::::::::::::::::::::::::::| l .|
| | ＼|:::::::::::::::::::::::::::::| ,' |
5619 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:24:40 ID:zuri
┌─────────────────────────────┐
│信長は京のあちこちを焼き払い、さらには御所の回りを包囲して │
└─────────────────────────────┘
/ .:::::::::≠=ミ＼:::::＼＼:::::::ヽ::::::::::::::::::::::}:::/::::::::::::: }
ﾊ{::::::::/::::::::::::::::::辷,_:ヽ:::＼:::::::::::::::::::::::::::}/:::::::::::::::人ﾉ丿
∧/⌒ヽ─-::::::::ﾕ /＾ｰ-ﾆ:;_:::::::::::::::::::ノﾍ:::::::::::彡::／
/ :∨ ﾊ ':::::::::爻 { /⌒^'ｰ--‐￢}弌-ｧ＜⌒ヽ
/ /ﾊ l }:::::彡 { { ,ﾘ } {:{::l ヽ ',
. / / ∨ }::ﾘ __ { ／ / 从:{ ﾊ} :}
', / ', }::l ⌒^弌、 ヽ ／ ﾊ::::}/ }
∨ ,rﾍ //∧:l l朷トミ≧ｭ_ _,x≦ /ノ乂 /
／ V /////ﾊ ｀¨ - 'j `-‐´ /f拆ﾃァ /
ノ｢ / ////' ￣￣） / ＾¨ ′ '
／ |: / /.／ ／￣'.'. ,′ /
_.. -‐'^ ／ |: ｌ {/ ≠::::; -‐- 、 , : /│ 俺だ、今三条川原で陣を整えている。
. -‐''^ ││ ./ ∧:／ . - ＼ ヽ ノ ／ }|
l | ./ /／ ／:::::::ﾍ ┘rｰ- .._ . ﾘ ……二条に籠もっている公方様が動く気配はないようだ。
∧〈 { ' ／_,. -─ﾍ. ｀二ﾆ´ ／ /
/ ヽ', '´ ,．‐ァ寸 ; ; ／ | }/
＼ / } ／ ／ `ｰ++ﾁ' │ / ひとまず、講和の道を探しつつ公方様に籠城する意義がないことを示さねばならん。
＼ { { //| | /
＼ { }＿ ＿彡 | l }
┌─────────────────────┐
│輸送路を断ち切って、義昭方の戦意を下げる ....│
└─────────────────────┘
┌──────────────────────────────────┐
│一方で、村井貞勝らを中心に幾度も和睦交渉をするも義昭方はこれを拒否 ....│
└──────────────────────────────────┘
, -‐ ￣￣ ‐- ､
／ rn ヽ
/ }ｲ i
| .=-‐斧‐-､. | ,
ﾄ､_|､_.レ-＜二-‐――-二ﾑi__ノ|＿, あの、お、お互いに京を焼き払うのは本意ではないと思いますので……
≧: : : : : :ﾄ{fﾓﾃ")厂frﾓﾃ")}': : :´≦､
-=彡,: : : : ﾐ辷￣￣ .i￣￣フ; : : : :ヽ=ｨ
'´|ｲ/: :ﾄゝ ｀i '´ﾉｨ: : ﾇ'≦ ど、どうですかお、ここらで退去するっていうのは……
'リ7､ -‐ 彳ヾ`｀
_/ ｀ ‐- __＿_, ＜´ ∨
,=イ´ ゝ､ 〉ヽ､ 【織田家臣：村井（吉兵衛）貞勝】
ｨ＜ ｀ヽ､二‐- ､＿＿＿, -‐'´_ノ´ `ヽ､
-‐'´ ｀ゝ――――‐'"´ ｀ ‐-
／ ＼
/ ､ ヽ､
(:::/ ＞----＜
_ -へ('"::::::::::::::::::::::::::｀ ー-"/
／::::::::::::::::::::r"｀:::::::::￣＼::::::ヾ
/:::::::::::::::／::::`:::::::::::::::、::::::丶:::::ヽ
/::::::::::::::/:::::::::/:::::::::::::::::',::::::::::::::::::::ヽ
,,;:::::::::::::::/;;;::::::::l::::::::::;;::::::::|::::::::、:::::、:::;ゝ、
ノ::::::/:::::::::{;;;::::::::/l:::::::::;;::j:::::!＼_::;;::::::',::::',ー"
,.ィ:::::::::::i:::::::::::{;;/:::/"{￣ヾ;j::j::::j'""ヾ:;;::::::j:::::}
￣.j::;;::::j:::::::::::{/／ ヾ;{ ヾ:::::/- ＿ゝj::::j::::::!
{;;;;;ﾉ::入:::::ヾ'"テ示｀ ノ）::/ 'テ/}｀ｱ::/::ト;.ゝ （そんなこと言われる筋合いは）ないです
ヾヾ;;( .:ヾ:::;､｀ じ/ﾘ jノ じリ /::ｲ:::;| ⌒
ヾ､ ( (ヾゝ、 ゝ ,ｨ＾ﾊ:ノ
);;:＼__、 /ｲ こっちは戦うつもりなのでお帰り願って、どうぞ。
'"^}:::::::::}ー=、 __ ノヾ;、
f-'" ￣ __ ]、 ／-.[￣'7
[_,,ィ//////7 !::＞ .,_. ／--;=j r7
V//////// .|::.. !////// //
rﾍ//////// ﾄ＝≠}､////j jｲ
ィ//へ//////ﾊ .ﾄ.､..ィ/＾ヾV./ ∧、
ィ///////ゝ,////∧ V::::::::〉 {// ////ゝ、
5620 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:25:23 ID:zuri
┌────────────────────────┐
│最終的には正親町天皇の勅命により、講和している │
└────────────────────────┘
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | | (講和の仲介）やれ
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
| | |[[|ニニニニニ|[[|ニニニニニ|[[|ニニニニニ|]]|ニニニニニ|]]|ニニニニニ|]]| | |
| |／:────────────────────────────‐:＼| !
| |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| .|
｀¨¨¨¨´ ｀¨¨¨¨´
_,､‐'''"~´::::::::::::::_,,、､::::::::
／:::::::::::::::::::_､‐''"゛:::::::::／::
／:::::::::::::::::::／:::::___:rへ:::::::-‐
. ／::/::::::::::::::::::::::: /:⌒入//∨::::::
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|::::|:::ｲ/::::|::::/ ::::::: |::::::/:: |::::::::::`、:::
|:::::/ |:::::::|:::/::::::::/:|:::: { :: |:::::::::::::`、
|:::/ ∨:::|:::|ヶィ:::: |:::::::/: |::|:::::::::::::
|/x== ∨::: |==f¨}┐:::/:::/::|:::::::::::::::
ﾉ {| } |:::: | } },｣:::/:::/:: |::::|:::::::::: はい（棒読み）
ゝﾉ |: : | (_/ｨⅣ::/::::::|::::|::::::::::
j{ |:::│ . :|:/::::::/::: |::::::::/:
.八 |::: | . : : |:|::::::::::::::::::::::::::: 【公卿：吉田兼見】
`､ |::ｌ:| . : : : :|:|イ:::::::::::/::::::::::
. ヽ|::|:| /.: : : : :|:乂^Mﾙ^^Ⅵ:/
|::|:L､､-=ﾍ/:::::| |
ﾉイ| / :::: | |
ﾉ |:: :::::|__ _|
|::| :: |,',','￣￣,',',`
r‐ ｧ=‐- _／|::| :: |＝===＝-‐
|,',',＼ｰ''ﾞ ,',' |::|::::ﾉ,',',',',',',',',',',','
┌────────────────────────────┐
│しかし、その数ヶ月の内に義昭は一方的に講和を破っている .│
└────────────────────────────┘
/| ,,--―-､、
(:::レ"::::::::::::::::::`ー-ァ
,-=''"'':::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::｀ヽ、
/::::::::::::/:::::::::::::ヽ::::::'，:::::ヽ:::::ヽ
／::::::::::::/:::::::: |::::::::}:::}:::!:::::::::::'，:::::'､
ﾉ:::／::::::::|:::::::::::|::::::/::ﾉ::::}､:::::::::::'，:::::ヽ、
.ﾚ7::::::::::::::!:::::::::∧::/::/::::/. ＼}::::::|::::「"''
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.／,,へ::::i:i:､:::', .乂ｿ .乂ｿ .ﾚ}i:i:＼:::ゝ
'ー" ',:i:i:i:へゝ. ' }へ/
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ノ;/>ｰ='''"~} /⌒ヽ、 ┌―-'- ､、 我慢したしもういいよね？やっちゃえー
>''"_-=二 ! ￣￣ .| ﾆ-､ /
',ﾆニニニ .ト､ ＿＿ ／! ,'ニﾆﾆ/
',ニニﾆﾆ |.======={ﾆ| ニﾆﾆ/
>､ニﾆﾆ ..|＼ .／`.| |ニﾆ/_
/::::::｀ヽ､ﾆ !. ヽ∧ | .ﾆﾆ/:::::＼
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／ / / i{ ./ , i : ＼ ﾑ `ｰ‐‐∧ ﾉﾊ、,. ＜
.' ￣ 7 .,:: .〆 .i{ ,:' :, l l ヽ .i ﾑ ｲ: : : : : : Y
, /.:/ i/ -‐‐‐ﾉ Ⅷ ; :; 乂‐‐- 、 i : 」 ,..イ ゝ: : : : :..}!
ｲ /.: i{ 三三三三 Ⅷ :. ; 三三三三マ } .ﾉ i{ Ｖヽ: :.ﾉ
r ,._/」../ / ﾑ ,. ==:., .Ⅴ , ,.:==:, ＼! ﾏ___ ＿ ┐
ゝ. }/⌒,: i{ , Y:ゝ.ﾉ:.Y Ⅴ ﾏ ﾑ Y.:ゝﾉ:.Y }! / ;_ -‐ ~ ｲ
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/ >： .{ ﾑ ∧ Ⅶ:::::::ﾉ ＼ ﾏ . Ⅶ:::::::ﾉ / / .}! イ ﾏ
,' .／ i{ ≧ ゝ .∧ ` ‐ ﾞ ⌒> ヽ.` ｰ ゛ ' , : }- ´ .ﾄ. :
, ｲ ﾏ :, ＼ .∧ ＼. ＼ .: . }! , , }
i ﾔ ﾑ ∧｀ヽﾑ ゛ ゛ ゛ 、 > ｲ／ i j; .i ∨ ぷぎゅっ！？
.ﾔ ヽ ∧ ≧ｓ。 ___ ≧=彡 ,' ﾉ : }
ゝ、 ∧ } i / / / .}! /
> '., し ＼／ ,.: ｲ ,' ，'
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,:::::::::::::::::::::::::::::::〈ｰ‐彡ヽ ﾉ::::i{ﾏﾑ > ＞ ≧==≦ ＜ .ﾑﾉ ﾊ 〃 乂_ノ） ,
5621 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:25:43 ID:zuri
┌────────────────────────────┐
│また、本願寺はこの頃、義昭の味方になることを了承している ..│
└────────────────────────────┘
,,､､､､､､､,,,,,
,.:.ｨｲｲ .:.:,',',','ミミﾐヽ
,.:, '´ ｀ﾞﾞﾞ"""ﾞﾞ´￣｀ヽﾐヽ
,':,.' _..､､｀,ﾐﾐ;.
〃 _,,. ､ ,,.._,ｨｨｨﾍ､;:.;ﾐﾐ';,
{;{ '´￣ ,.:'´ jﾐj 一度は兵を収めたけど、最近織田とウチも関係悪くなってるしなぁ……
N _, ,.rrﾃｼ'} ,':.:`ﾃｪ'ｭ､ _~｀ ﾚL
,ﾊj ´~ ¨¨´.; ;.:.:.､´￣｀ﾞﾞ` Vﾊ
い ,. ｨ､,,,...:;:;;:､ ﾉ j やっちゃうか☆
'､j , ｀ヽ Vﾉ
{ { -‐ __-=＝_ｧ-‐j} j j
ﾄ､ `ﾞ"""´ .ｲ ※石山合戦は最初の挙兵後、すぐに和睦して数年ほど戦火を交えていない
LLヽ ゞ---- ‐' ∠_,j
{「 「ﾆﾆﾆﾆTTﾆﾆﾆﾆﾆi }
{三} l.:::::::::::j } i.:.:::::::::::::::l 「_jｰ‐---､､､､
__ _ _,. ｨｲ __ 」.:.:::::.:.j j j.:.:::::::::::.:.レイ ´/ ￣ ｀`777｀ヽ 【本願寺法主：顕如】
ィｲ T「¨¨"""´ ￣ /// ´￣ , ′ /// . :.'.
/ ﾘ」 /// ' ,.′ /´ .: .:. :.:i
,′ /// 「三三二三 ｴｴi / .: .:. :.:.:.l
.; /// Lｴｴ二二三ｴｴj / . :.:.:..:.l
/// / .: .::.::l
┌───────────────────────┐
│７月３日、義昭は真木島昭光の居城槇島城で挙兵 │
└───────────────────────┘
/.|ﾍ
| .|. |
,,,|.｜ |
／ .| ｜ .|
,乂 .| .| .|`;;,、
／;;;;;;;;;;;| .| .|;;;;;;＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;| | |;;;;;;;;;;;＼
／;;;;;/;;;;/;;;;;;;| | |∧;;;;;;;;;;;Ⅶ
￣/;;{;;;;;{;;;;;;;;;| | |;;;;};;;;;;;;;;;;;ヽ
.{;;;|:::::|/ |;;;;| ｜ |;;;;|;;;;;;;;;;;;ー＞
|;;;;;;;;;/ ヽ;;| ｜ | ヽ;;;|;;;;;;;;;;ヽ 逆臣、織田信長を討つべし。
ヽ;;;;;;| 、__,,.| ｜ |__,,|;;f `;;;/
ヽ .| ◇ | ／
ヽ |. ｜ / 尊氏公、どうか僕らに武運長久を……
＜.ii川|ヽ| .|:i|川ii＞
,,,,,;;;;;;|ii川川|:i:| .∧ .|:i|川川ii;;;,,,,
//////ヽiii川|:i:|. ∨ .|:|川ii／////＞、
/////////ヽii|:i|. ◇ |川//////////|
|////////／ / ﾍ◎//////////|
.|ﾂﾂﾂﾂ///洲ii/ ／ ヽ ﾍ//ﾂﾂﾂﾂﾂﾂﾂ|
|ﾂﾂﾂ//／洲ii／.ヽ) ∧ (／ヽヽ/////ﾂﾂヽ
|///:／洲洲ii|. ＿|＿ ﾍ洲ヽ///////ﾍ
|/／ |ヽ洲洲| ｜ |洲iiiiiﾍ/////／
.|洲洲ii| ﾍ洲iiヽ／ i∧ｆヽ、 /洲ii/ ﾍ////ヽ
/ ／ /― ﾍ洲ii| ｆ＞―、/洲ii/ | ﾍ////
./、/ ／／ ／...........／::::二〈:} ＞ ヽ ﾍ://∧
/二ヽ .|二|／::::::::::::::::|::::::::::--/ ／::...ヽ＿ヽ .ﾍ//∧
.//二=:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ヽ----`／::::::::::::ヽ＿_}. ﾍ//∧
//|二二二`ー―＝＝ィi〔|二::::::}:::::::::::::::::::::::/＿／ﾍ://∧
//.|二| |二二=fヽ--| | .|--:::::/,,,,,,,,,,,,,｡sく|二二|二.ﾍ//∧
.///|二| |二二|￣￣.|`ヽ `ー´ ／|￣￣|::=二|:=二ﾍ//∧
/:://|二|二|二=/ー― |_／ （ヽ__/ )( .|――.|／ヽ::二|=:ﾍ//∧
////|:二|二二::/ | | | .) ( ヽ.| | .| ヽ=.|二ﾍ//:|
. ////:|=二|二二/ .| | .| `´ `´、ヽ .| | | |=:|::二ﾍ//|
/////|=二|:=二/ .| | ヽ /ヽlllヽ| | .|=:|二二:ﾍ/|
////::|=二|::二/ | | ヽ / ヽllllヽ | /=:|=二二::ﾍ|
┌───────────────────────┐
│二条御所は他の幕臣たちの守りにつかせていた ....│
└───────────────────────┘
__＿___
／::::::::::::::::::::::::丶
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
ｒ ⌒:::::::::r‐‐‐ 、:::、:::::;::::::::,'
i:::::::´::::::::::ｰ―ﾟ′::｀:r --v
',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾟｰ/ こちらの守りは我等にお任せを！！
>:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ
/::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/
./::::::::::::ヽ:::::::::｀ ￣´:::::/ 上様、ご武運を！！
人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/
_____／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::/::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::＼
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー 、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
5622 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:26:09 ID:zuri
┌───────────────────────────┐
│――が、信長が直ちに上洛すると二条御所は瞬く間に降伏 ..│
└───────────────────────────┘
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r' rぅ, ヽ::::::f::V:l やっべ、あんな大軍じゃかなわねぇや☆
:::::::::::::; -―､::::::::::::::::ゝ､ゞ_ ノ::::::::l:::|::!
';::::}:Y fッ ム::_::::::::::::::::::::::r:‐:‐::､::::|::ﾄ､
';::!::ﾄ:一:／:／::ﾉ::::::::::::::::::::ｰ:::､:::i:::::!::l:::〉
. 爿::l::／:／::／:::::::::::::::::::::::::::;-:::::}::/::ﾑ' 降伏しまーす
〈:::|:::/:::/:::::/::::::／￣_ア:;:::イ::::::::::/::/
';|::{:::::{:::::::ヽ::::￣こ::::;/:::::::::::::::::::／
ヽ::::::::::::::::::＼::::::::::::j::::::::::ヽ::／
. γ:⌒:ー::: ...＞､::::::::::::::::ヽ::-::ｆ::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::}:::::::ゝ::::::::::::::::::＼
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::＼:::::::::::::::::＼＿__
::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::＼:::::ヽ
┌─────────────────────────────┐
│そして７月１８日、信長が槇島一帯を焼き払ったことに震撼すると ....│
└─────────────────────────────┘
{: : : :/: : : : : : : : :{: : : : : : : : : : : : : : : : : :}: : }: : : :}＼; ; ; ; ; }: : : : : : }: : : :＼
.{: :.／: : : : : : : : : :{: : : : : ＿＿＿＿: : : : :}: : }: : : :＿＿＿: :.}: : : : : :.}: : : : : :＼
{／: : : : : : : : : : : :{: : :／: : : : : : : : : : :}: :.}: : : : : : ＼: : : : : :}: : : } `＜ヽ
／:_:_:_:_:/: : : : : : : : :{: : : : : :／ ﾍ: :}ﾍ: : : }: /: : : } ﾍ: : : : : : : :}: : : :}
7: : : : :/: : :{: : : : : : :{: :/.{／ ＿＿.ﾍ } ,ﾍ: :.}:/: : : :} ＿＿ ﾍ: }: : : : }: : : : }
/: : {: :./: : : :.{: : : : : : { ,, "´ ＿ ＼ ,ﾍ:}/: : : :/／ ＿ ¨` 、}: : : :.}: : :}: : }
＜:_:_:_{:./: : : : : :{: : : : : :{／ .ﾑ三ﾑ }: : : :./ .ﾑ三ﾑ `}: : : /: : :}: : :＼
/: : : : :／ {: : : : :.{＼ {::::{||}::} .}: : :./ {:::{||}::} /}: : :/: : : :.}`ー--
＜:_:_:_:_／ { .{: : : : :{ 乂＿ノ }: :./ 乂__ノ }: :/: : /＼}
ﾍ: }ﾍ: : { ﾍ: : : : :{ }: / }/}: : /
ﾍ: ﾍ .ﾍ: : : :.{ 、 u } ./: / 「」
ﾍ: :＼ ＼: : :{ u } {:./
ﾍ: ∧`ーﾍー`＿_ .} {
{ {: :＞´ | u./ Г＞、
＞ ´ | ／＼ u ／} .|. ﾍ ┌────────────────┐
＞ ´ .|、 ⌒ ／＼} | | │あっさりと、降伏を願い出ている ....│
/ |. ＼ .／/ | | └────────────────┘
| .| ＞u、 ＜} {/ ＿| |
.ﾍ .| ＞＜ .}―＝￣ ./ /
.ﾍ { } / /
┌──────────────────────────────────────┐
│それも、２歳となる息子を人質に出した上での降伏……つまり完全敗北を認めていた ....│
└──────────────────────────────────────┘
5623 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:27:10 ID:zuri
┌──────────────────────────────┐
│その後、義昭はわずかな幕臣と供に京を落ち、流浪することとなる ......│
└──────────────────────────────┘
＿＿／: : : : : : : : : : :＞ー--,
.／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＜
.／__: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、
￣/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : r-
/: : : : : : : : : : : : : : :ヽ、,--、: : : : :ﾍ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.{r-.ﾍ: : : : : : ヽ
{: : : : : : : : : : : : : : : : : : :{ 〉 }ヽ: : : : : : :＞ニニニ―- 、 将軍なのに……どうしてこんな……
{: : : : : : : : : : : : : :.}: : : :/ ノ レ￣ ／. `＜
{: : : : : : : : : : : : : :} {: :./ ヽ .／ ヽ
/_: : : : {: : : : : : : :./ .{:./ } / u ﾍ
ヽ: : {ヽ: : : :/´ /:/:/:/ u.}-‐-./ .ﾍ
ヽ{ ヽ:/ヽ .} .{ ヽ
L 、_/_＿__/ .{ ／ ┌────────────────────────────┐
./ ／ │道中で一揆に財産を奪われるなど、散々な目に遭っているが │
./ / └────────────────────────────┘
/ ∧ ヽ、
./ u / ﾍ
┌──────────────────────────┐
│本願寺の兵によって警護された義昭は三好の城へと入る .│
└──────────────────────────┘
＼ |
. ヽ、 |
| | __＿＿ ＿＿
| | , '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣＼
｜ | ／,,:::::::::::::::::::::::::::::-::::､::::::::::::::::::::::::::＼
丶 | ／／ ／ ／ ｀ヽ::::::::::::::::::::::::＼
＼ ､ ／／ ／ / ／ ,:::::::::::::::::::/
} } { { ./ / , イ／| ,ｲ ヽ ヽ:::::::::::::::}
/ .' /:::| ./ / .／ﾒ / | / .l | |::::::::::::::::|
／ /.. // !/| .| ./ {/ヽ-. { / | | |::::::::::::::::|
/ . ′ // . ゝ､|/l.圷≧ｧ ヽ/＼ ヽ .| |::::::::::::::::| あーもー命あっただけでめっけもんと思いましょ。
{ { {::{ .｀ヽー--!} 込ソ x、/ヽ ､＼.| .!::::::::::::::::|
. ＼ ヽ. ＼ ｀ーﾉ {rf≧ｘ jヽ Y/::::::::::::::::::} 兄上様だって、あちこち放浪してたんですから
＼ ＼ ヽ ､ ´￣￣ ゝ―く:::::::::::::::::::::}
￣￣￣￣ .イ#エエエﾆヽ. ゝー-／ .!::::::::::::::／ （めんどくせぇ……）
／::::::::::/:::｀ヽ_＞ｰ―=｀= |ゝ､. }:::::;;;／
／::::::::::::::{:::::::-/_/-､:::::｀i::ー｀--{ /=´ 【雑賀衆頭目：雑賀孫市】
／::::::::::::::::::::ゝ-イ /＼___／::::::::::::::/ ｀ |::＼
／::::::::::::::::::::::::::／:::::/:::::::::::::::::::::::::::::/ !:::::::ヽ
人:::::::::::::::::､ﾞ｀"'､::::,'" ﾞヾ::::::::::::::::::::::/ |:::::::::::∧
＿＿ ,. -― '' ￣ ＼:::::::::";､, ノ ﾞ､ _ ,,ﾞ:::::::::::::::::::::/ .!:::::／|ノ
／ ヽ `:::::::::::::::::::::ノ ゝ-::::―:::::::::::{ }／ ﾉ
5624 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:27:30 ID:zuri
┌─────────────────────┐
│かくして、足利義昭は京を追われる身となる .│
└─────────────────────┘
／/
./: / ＿＿＿
{: : {＞: ´: : : : : : : : : :＞ー´:/
.>_:＞: : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : /: : : : : : : : : : ＼: : : : : : :＼
./: : /: : : : : : : : : : : : : : :.ﾍ: : : : : : : :ﾍ
./: : /: : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : : :＞: :}
／: : :{: : :{: : : : : :{ヽ＿_ :ﾍ: : : : : : : ＞: : ＼
＜: : : : :＿＿: : : : :／ ヽ: : : ﾍ: : : }: : ヽ: : : :＿＞
{: : : : : :/＼: : : : :} `＜:.}: : :}r--、＞: :}
{: : : :{:/＿__＼: : } /二＼ }: : } / .}: : : :.} このままじゃ終われない……なんとしても返り咲く……！
{∧: :{ 〈 r-、 {:./ {:::::`i }: / r /: :fヽ:}
.ヽ{ﾍ {:::} ゞ-´ -- ´: : :}
ﾍ ￣ ` ∧: :f {/ヽ} そのためにも、織田に負けない力のある大名を味方にしないと……！！
.ﾍ ／:::ﾍ: }
＼ ´ ` .／:::::::::: ＜
＞ 、 ＜::::::::::::: } ＜
／ { } ＜
.／ {__ ＿＿_.} ＿.ヽ
./ {. ヽ ／ .／ ／ ヽﾍ
/ ﾍ .／ ／ .} ﾍ
/ {; ﾍ ／ ／ } }
{ .{; { | ﾍ.／ .| {; { .} .}
.{ {.{ | .◇ .| {;{. } .} ┌──────────────────┐
{. ヽ{ .| | {; .} .} │やがて義昭は中国地方に流れ着くと .│
{ .{ | | { .} } └──────────────────┘
{ ﾍ ﾍ | { } }
{ ﾍ ﾍ | { } .}
{ }ﾍ ﾍ | {. } .}
{ } ＼. ﾍ | { .} }
5625 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:29:27 ID:zuri
┌──────────────────────────────── ── ─
└────────────────────────── ── ─
┌──────────────────── ── ─
└──────────── ── ─
┌──────── ── ─
└── ── ─
┌──────────┐
│――備後：鞆御所 ......│
└──────────┘
、、 、、
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.......................................... | ..||―∧― 7, 7,―ｙ 7, 7, 7,＼＼＼ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_:::::
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.......................................... | ..||―∧-∧― 7, 7,―ｙ 7, 7, 7,. ＼＼＼＼ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_ ｒ―ｙ_
5626 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:29:48 ID:zuri
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¨¨´｀`ヽ､|::| ￣￣￣￣ ｘ'´:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:｀`""|_|〈 》∨ .〉 ∨/∧/∨〈爻爻ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:
: : : : : : : : ｀ヽ､＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ミ:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,ミ∨ 〉ｘＸ爻爻XｘｘＸ爻爻ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;
: : : : : : : :.: : :.::.＼三三三三三三三三三|爻:;.:,:;.:,ノ:;.:,:;.:,爻爻从 ∨;';';';';';';';';';';';';';';';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;
: : : : : : : : : : : : : : ＼¨¨匚]¨¨¨¨¨匚］¨¨¨|_|乂:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,爻ソi:i:i:i:爻;';';';';';';';';';';';';';';';ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:;ヾ;:ﾐ:ﾐ;:ﾐ
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´| ﾆﾆﾆﾆ ＾^' ' ' ' ' ´ vwｯ爻爻;';';';';';';';';';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:;ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:,,ノ ⊂二二二⊃ . . .爻爻;';';';';';';';';';';';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
￣ヾ￣￣ ＼￣ -‐……‐- ⌒＾爻爻;';';';';';'ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
. }.:}: : : .:.:.:} ｀¨¨¨¨¨¨¨¨(´￣￣￣｀Ｙｖ ｖ爻爻ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:;ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
¨¨´::/: : : .:.:./ ｀¨¨¨¨¨¨つ乂爻爻⌒;';';';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;;ﾐ;
¨¨¨´: : :.:.:／ __爻爻乂乂;';';';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
: : : : :／｀`丶 ⌒Ｘ爻爻;';';';';ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
¨¨¨¨¨´:::::::::::::::::＼ 爻爻;';';';';';';';';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
{ あ、ちょうちょ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＼＿＿＿＿＿＿＿＿{ ほら昭光、とんでるね
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_
／ }j
/ ／ }
/／| |!
「≧s｡.._ /j.／|／|!.
Ⅶ℡ 「` 、 |/|／|／|!
Ⅶ℡..|、 ＼ /ノ| | ∧
＼℡ ＼ ＼ ,、 | ..| ／} }
`ー ハ￣￣＼ ∧ .| /／ / 」
乂 ﾊ＿＿_. ＼ ./／ ＿ 」
＼‐－――寸K――＜＿
Ⅶ―￢冖 寸、――} ハ
乂＿／￣/ﾍ」＼＿/ノ ＼
Y/ // ´''＜_ハ
乂.// ￣￣￣
)/
5627 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:31:13 ID:zuri
／ ／ ／ ／ （＼
/ / / ／ ／/ （＞＜）|
/ / / ／/ ｉ ｝｢¨ |
__ノ ﾉ / ＿／⌒ | / L 必＼
／＿＿ ／ . Ｘﾆ=-ミ | / |／Lノ
. ／ ＼ ＼ア/ | i:灯孑T外ﾐ | |⌒ | )
/／/ ＼ i .| | | V/iり | |＼ |ｲi
| ∨| ＼ ＼ ,.,., |弋外ﾄミV.ﾉ八
八 , ( | ＼( ＼ ﾋり 小人ﾉヽ
|／| ＼ ＼ ´ ,.,., ﾊ | i
´ |ノ|. ＼ | ｢￣ ＼ 八| | i
⌒＼ ） ﾄ ＼_,／ .ｲ//l |,.´ ええ、そうですね主様。
＿＿＿人__)＼ ﾉ .イ／ ノ ／
／////////∨Ｌ＿＿_／(_,＞r-=≦j ／
／////////////[二二] ＼＿/ （ 厂￣ 今日はずいぶんと穏やかで、いい日和になりそうです。
／///////////////∧＼＼ノﾊ ,] ＼ ＼_
///////////////////∧ノ＼ ￣_｣Ｌ ￣￣
/////////////////////∧／ ￣| |￣＼
////////////////////////| 厂＼; ＼
/////////////////////////| [ (i:i) ｝ ｝
/ j}
f:{ ,．-…'':::ノ..､_
乂:':::::::r:::::::､::::::､::＼
, ':::::::::::/::::.::::.:::ヽ::::ヽ:::ヽ
f::::/:::::::':::::{::::_::1:::i,_ﾍ:::､:V＞
l:::/::::::::i::::::ﾄ::{ `ﾘ:::} ヽi:::}:ヽ
ﾉ::;::{:::::::{::ｨ/´｀ ' V .ﾘ:/''`
＜ｨ:i::;:ﾍ:::::ﾏ' _,, '⌒ V-､
Vk;;;:fﾍ::ﾍ '´ ｀ .}x, ヽ そうだねー、ずっとこんな日が続けばいいのになぁ
{ 乂:::ﾐ､,_`ゞ 'ｰ ’ ｨ匁' /
ヽ､｀¨¨¨"^^l＞ ,イ三/ ／
〈三三三ﾐ､ ﾄ''''ﾌ i.Yミ/ィ::、 そうしたらみんな戦なんてする気持ちも起こんないから
ｲ::::.::::.::＞ミﾍ V〈☆ i}1/_::.::::ﾊ
/::::.::::.::::.::::.::::.::( |=＝＝ﾆ| .）:::.:1 平和になるんだろうなぁ
{::::.::::.::::.::::.::::.::: /l^'T､アT!iiilﾍ::::.:::,
|::::.::::.::::.::::.::::.::/:::|li.｜`’::|.|ii}::ﾍ:::: }
{::::.::::.::::.::::.::: /:::: {liｉ 1 j:| ii１::::ゞ::.:ヽ
r'^::::.::::.::::.::::.::::.::::.:::1l} .} /:| /:| ::::.::::.:::::}
∥::'､::::.::::.::::.::::.::::.::::. |_ | /:n/:..⌒:Y:::: ::::}
. {::::.:::ヽ､_::::.:::::::.::::.::::.:j rｲ/:.:.,xヲﾍ}､:::.::ヽ
j ::::.::::.::::｀::::.::::.＞''^ア ´ ゞ::,ﾉ } jﾝ’ 丁::ヾ
∥::::.::::.::::.::::.::ア^ | ／}`'''::i´ V::::}
∥::::.::::.::::.::::.::::! {イ..jノ ヽ::::`{ ,rー､V:/
{::::.::::.::::.::::.::::.::j ___,,...＞' ヽ ゝ {/:、 《
{::::.::::.::::.::::.::::.::|｀¨´ヽヽ. ヽヽ `ﾍ ､
5628 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:31:48 ID:zuri
t.ー､,r''フ ､.....,_
,.． ヾ / ｀ 丶､
,. ´ rー:.､ _ ヽ
. ／ 乂:.:.:.V.:.:.Y ,.r‐'^ヾ
' ＜:.:人＞‐ 《. ﾄ
. / / く ....,__.... 人'.
/ { rﾍ ....ゝ'... Y
. ./ .| ﾄ、 ノ:.:.'^`7 Y ﾉヽ
.' j /|_ | ＼ ｀ヽ:.:入 ノ`"~::}. ヽ
.' j l '/ １ '. ＼ '. !ﾍ.イく:.:.-‐'' ヽ
∥{ { .|./ '、 ､ 丶､、 1 j 1‐'^´/ 1 }
j./| ､{ ､｡..,_ヽ ヽ. ,r≦斤ヾト-‐' Y ／ } V それは素晴らしきお考えですね。
li ! lくf＾ﾋ'苡ヽ ＼こf6ﾟi .ﾘ|/ } . }/|
i: { ‘､ 'ﾄヽヾじ'〉 ＼. `＜ﾉ.._/_,.. i j } }
:、i ＼ 丶､/// , 丶､.,__. ｧ＜ / / ﾉﾚ' けど、往々にして人というのは中々歩調を合わせられぬもの
ヽゞ. ｀^''T` ' .ｲノ.j／
丶 ヽ t‐つ .{ _／/ゝ{ 皆が皆そのようにお考えになるのは難しきことです
｀ ､_ :＞.､ .ｨ{ ／ Y'^´ ｀ヽ
. ,rへ、 }::'::.:`ト イ.ィ圦 ゝ..ィ/ ,
/:::t‐' ﾉ::: :::7.{ {/ ∧ヽ >x..イ }
{.:::.:::`'''´:::.:::.::j/丶.ゝ--'_,.ィ〈 .i .'
|:::.:::.:::.::i:::.:::.:::|./ o￣ ヽヽ .j _,.． ､,_ '
{:::.:::.:::.::i:::.:::.:::|' ,ｨr:::j.ヽ ヽ Y_,.. ...,_ ヽ
1:::.:::.:::::.:::.:::.:::| f ﾊゞ'.∧} ｀} ヽ.)
/:::!:::.:::.:::.:::.:::.:::.1 い ﾉﾉ / -- ､ /
{:::::',:::.:::.:::.:::.:::.:::.l ｀'ー '′ (.ィ'''' 丶、ヽ
.ﾉ:::::ﾍ:::.:::.:::.:::.:::.:ﾊ / ＼
｛: :{ .> -‐‐‐- _
, ヽ.V: : : : : : : : : : : : :` ｰ‐ 彡´
＞. : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＜: :＜
/.: : : : : : ／: : : : : : : ヽ: : : : : : : : : :V/
/. : : : : : / : : : : : : : : : : :Ⅶ: : : : : ﾏ: : V/
/. : : :/:..i/ : : : :.i : : : : : : : :i : : : : : : :ﾏ: : :ヽ _ _
ﾉ. : : :/: : {: : : : : i : : : : : : : :}ﾄ、: Ｖ: : : :,: :`ｰ‐
, : : :.ｨ: : : :i: :／⌒: .ハ: : : : : ,⌒ヽ: : : : :}!: :,
／. : : :.i{: : : :.i: :ｲ∨ V ﾏ: : : , ∨i: : }!: : ,
＜. ｨ: : : .八: : : :/ .ｨz=ミ V: :/ｨ斥ミ, }: : :八: :ﾑ
i{:∧: : :.>: : :ﾑ《 ぅ::ヽ }ノ .ぅ::Y 》: : ｲ;ﾉ ＞ ‐
i{ ﾏY ^ヽ: : ﾑ 弋ﾂ 弋ﾂ ﾉ:ノ}/ そっか、だから戦がなくならないのかー
∧ゝ, ｀ヽＮ , .ｲ{_ノ
ヽ从> _. __ 八
Ｎ ＞ ´ i{ ο .ｲ ┌＜ 日ノ本にいる皆が同じようになればいいのにねー
＞ ´ ,.:≦ﾑ , (::::｀ヽｲ ﾉ ヽ
〈 イ///./ﾑ ＞ _ ＞:::::ヽ¨´/ /＼/
∨//////.ﾑ , _Ｙ::⌒ヽ::::ﾏ ////
ｒ´ ゝ///////, , ｛__::｀ヽ:::::::::::Y///
＞. : : : : ＼./////, ﾏＹ:::::｀ヽ::::::::::::.}! / ┐
ｨi〔: : : : : : : : : : : :＜//ﾑ 〈:::ｧ::::::::::::::::::::.j/: : : :｀ ＜
ｨi〔 : : : : : : : : : ニ=- __: (⌒ヽ_ ¨^i:::::::::::::::::::i : : : : : : : : :Y
, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＞「_ ` V ::::::::::::::[ : : : : : : : : : ,
i{ : : : : : : :／ : : : : : : : : : 〆: : :/|＞ _.V::::::::::::∧⌒ヽ : : : : : i
i{ : : : : .／ : : : : : : : : :.／: : : :/ l＼ V:::::::::: ∧_ノ: :＼: : : :i
5629 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:32:35 ID:zuri
(ノ＞┴ ─-
厂ｱ( Z ｀'tノ＼
／ ⌒し灯￣＼ ヽ
´ | ノ廴 tう-＜
.' ｜ ﾄ L ＿( Ｔ＼__）
/ | | 十 入___ノ廴＞
. | 十 ＼ ヽ } ﾔヽｲ
| ｉ |/ 八 ∨ｨ笊トミﾄｱ や/＼
| | |斗ｔ笊＼ ＼Vい ]|/ V
| | x狄 Vい ＼＿＿＞ / ） 人| ええ、まことその通りかと存じます
ﾞくこ| ＼ ＼,,,, ｀ ''''/ 人 ﾉ
| | ﾄ ＼__＞ ノ＞、 ｛ イ人(
| 人Ｌ＼ ＼ _｢ｱ 二）ｨ人 圦 ……あなたがたもそうお考えになりませんか？
八(＼Tニﾉ＼ ﾄﾐ| | ﾄﾉ ﾉ＼__ノ ￣＼
厂_.ﾉ ﾉi人＼ ﾏ ノｉ＼
⌒T´ ∨ﾊ ﾄﾐ ＼＼ |
| 〈｢二二]) ヽ ＼∨＿＿ |
| ＿_ ] 「_ノ や二二二]
｝ ﾉ ＼二 人 ｣ ｢
ｔ | , ｜ [ 二二二]
（-人 ／ |二二｢ , {
（￣ 「＼ ﾉ二二| ／ ｝
,､ O､ /: :ﾊ
l: `''‐.､_ .ヽヽ../:∧: ﾍ
|: : : : : : "': ‐-= _ ＿＿＿＿＿,，．--‐‐- ．_ |./: / ﾊ: : ',
|: |＼ : : : : : : : : : : : : : : : : , ＜´ ___，．-`.i:/ .》: : :',
',::i ..{.＼ﾊ::,､: : : : : : : : : ／ ._，-‐‐.' " /l::i /.{: : ヽ
ﾊ:',ﾍ . .そ : : : :_, ｲ´-‐ "/::l. ／ :::ﾊ/. ',:, ::: !
＼そ .／: : : : :: ´‐---==/: └‐---‐‐ .::´: : : : :| / l: : |
ζ::,>: : : : : : : : : : : /l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧_ ./: : :l,､,､,へ
フ : : : : : : : : :::,: :://: : : : : : : : : : : : :,: : : : : : : ::-´__,_l: : : |;;;;;;;;;;;;;;＼
／:: : : : : : : : : :/l::/ |_:: : : : : : : : : : : : :|＼: : : U : : : : : : : : :＼;;;;;;;;;;;;;;;`ﾍ
フ: : : : : : : : ::, .=-‐､､|: : : : : : : :: : :ﾊ /. ',: ﾄ､:: : : : : : : : : : :ﾒ^ ､;;;;;;;;;;;;;;;;;
/: : : : : : : : :l/ ./｡C:ﾊ.',: :l',: : : : ::/,-=,=- ､- ､ ',: : : : : : : : : : :ﾊ ＼;;;;;;;;;;
.|::/l: : : : : : ::l{ . {::::::::::::| ﾚ'. ＼: : / .｡○:::::::ヽ ＼|: : : : : : : : : : : :| ＼;;;;
. ﾚ' .l: : : : : : :人 l::::::::: / _ /:／ |::::::::::::::::::l |: : : : : : : : : : : :ト､
》: : : : :,､:丶ゝ.--i´: ｀;＝=､, -‐t､ﾟ::::, -､/ //: : : : : : : : : : :|;;;;;＼
.／: : : : : ﾍ ￣ 弋 __ソ { .ﾘ‐-`-.' ／/: : : : : : : : : : : l;;;;;;;;;;;;＼ あ、はい、それはもちろん、そうですね……
.∠ : : : : : ::ﾊ´. u .､_,､____,,..` - ´ ∠,:: : : : : : : : : : : :l;;;;;;;;;;;;;;;;;`
/ : : : : : :: ﾍ { ∨', /: : : : : : : : : : : ::l'､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
i: : /＼: :::k: :ヽ ' , ./ u ./ : : : : : : : : /.|: / ＼;;;;;;;;;;;;;;; み、みんなで仲良くできたら、いいかなって……思います
',_l. ＼| ｿ::,､: ＞ ー‐‐ イ: : : /: : : : : / i/ .＼;;;;;;;;;
｀´ ＼: : :__/ ‐-t- " |: ::/|／-‐‐´／;;;＼ .ヽ;;;;;;
,-､ ／ .| |＿ .／｀´ ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ﾍ;;;;
.／ .∨ ／-､. i l´ .｀.´､,／ .ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ .ﾍ
.／ ヽｿ /'´-´ﾍ｀ゝl￣￣"" ' ､<. ＿|＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ /´
i ＼／. / , '＞､´ ＿＿＿ ｀>▽ ７￣ ＼| ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', /
.l -´ ＼/ // ､ .` .┌┼,.-= ､.', / .| ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;V
', ヽ . || ` |ノ./"'- ＼_/ / ',;;;;;;;;;;;;;;／
＼ ､／ .├/^- ￣ /;;;` ｀ー‐´
5630 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:33:02 ID:zuri
＿／￣￣￣￣￣￣￣＼
／. . . .__＿＿ . . ￣￣￣￣￣＼
. . . . .／ . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . ＼
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| . . . . . . . . . |. . ./ | . . . .|. . . . . . . . .l. . .＼. |
| ./ .|. . . . . .│. . ′| . . . .|. . . . .│. . | . .|ﾊ|
|/. . |. . . . . .│ .′ . . . . .＼. .￣|￣＼ . .│
│. . |. . . . . .│ |／￣ ＼|＼|＼. .∨|│ . .│
∧. . |. .|. | . .│ | -‐┐ r三∧|. . /
. ＼乂|. | . .人_ j／￣ { 丿ィ/ ですが、皆が皆同じような思考をしていたら
/＼|:人乂__ ′ {＼
人_. .人 .＞-へ r‐／＼ノ_,ノ 人は皆同じことしかしなくなってしまうやもしれませんよ？
（ 〔 . Υ. . 厂| : . _冫 ￣＼_｝
￣＞r' ＼ |/ ￣＼〉
／ | ＼ / 厂｝丿 「みんな違ってみんないい」それこそが人であるべき証かと
／￣＼∧ 厂￣＼ ∧＼
/ |'∧ /￣＼ ∨＼, ＼
-‐=＝ ﾆニニ| ＼|' /∨ . 〉 | |‐-
| ＼ .′ ∨ ∨ | ＼
／￣￣￣￣ |: ／ 人/ ヽ,！ │
〈 ∧ ／ ／ ⅰ┐ |
│ 、: . . / ∧ / |／ | | | |
人丶. : . . . ′∨ 人 ..:.... 人| | |
／:::::::::,' : ::::::::::::,::::::::::::::::::::, ::::::::::::::::::::::::＼
. / : ::::::::/::::::::::::::::.i::::::::::::::::::::.i､:::､::::::＼:::::::::::｀､
. / : :::::: /{ ::::::::::::::::| : ::::::::::::i::::i !::::.}:::::::::}､:::::::._,::',
. ,'::::::::::::,' {:i: :::::::::::::,i: : :::::::::::.|::::| i :::.}:::::::::}, -'´::::::i
i : ::::::: ,' {:| ::::::::::::,ｲ:i::::::::::::::::|::::| i :::},:::::::} i :::::::::i
|::::::::::::/ |::|:::::::::::::i |:| : :::::::::::.|::::|,-'|:::.}i::::::} i : ::::::|
|:::::::::./ |;;|;;;;;;;;;;; | |;| ; ;;;;;;;;;;;;|;;;;| .};;;;i.};;;;;| ',::::::::,'
{:: : ::,' 二二二ﾆ';‐-.､／ ,.．-''''""~"'' !:::::/
冫-!/ ／ .／｀ﾍ ´,．- 〉‐〈 左様ですな、世の中には米を作るものもいれば
i ヘ', ／ .／ / _,,,,,,,,_ /ヘ i
. | /´||',.／ .／ , ' ''"~´￣｀｀" ||／/ 魚をとるもの、獣を狩るものもいるのが世の定め
＼ .||ﾍ ／ ／ /||／
. |｀||∧｀￣￣´ ､ /-||
|:::l!:::::'., / l! 上様も、牡蠣をたいそうお喜びになったとお聞きしておりますが
|::::! :::::::ヽ. ヽ フ ／ !
| : :::::::::::::|｀丶､ ／
| ::::::::::::::::| |｀丶 ､.,__,..． '´|
| ::::::::::::::::|┌‐,|__＿＿ ,__,,..!ﾆ=┐
| : : :::::::::::| | | | |
| ::::::::::::::::| | | | |,､
|_;;::､; ‐'"｀~"' - ．., ___| |__,,..．-''´ ＼,___
_,.．- '''"´ ＼ ,└'´ / ｀".'' -.．..,,__
.／＼__,,.. ．-‐ '''"~´ | ◯ "" '''''‐‐- ．..,,_/＼
| ＼ | /ﾍ
5631 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:35:56 ID:zuri
ゝ〈/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〃.::＞/｀ヽ:::::＼:::::::::::::::::::::＼
/.::::::: /:::::::::|:::::::::::V/::::::::ヽ:::::::::_ノ
/:::::::::::|:::::::::::|:::::::::::::}｀ヽ:::::::::V::::＼
,'::::::::::::i{:::::::::::l::::::::::::::l-‐‐ ﾏ::::::::::::::_彡
ﾉ:::::::::::::::N／从^ヽ:::::,' __ ﾏ:::i_::::::}
_ ｲ:::::::::::::::::{ __ Ｖ ,_＿Y Ｙ从 、 うん、あれは美味しかった。
i{:::::∧::::∧ _ ´^⌒ .ﾉ/>。 ヽ
Ｎ:::::::ヽ_::ﾑ.彡^ﾟ゛ 、 }´/////> 〉
,'｀ .i{｀ヽ｀ ﾉ/////,' /_ そっか、みんな違うから違う仕事につくんだねー
.{Ｖ//ゝ,.__ 、 ゝ ノ <、///> ,ｲ: :Y
ゝ`ｰﾐ////≧=‐ イ ,ｨ＞ ´ イ' : : ﾉヽ
_ /.:ヽ ﾏ///,'〃ゝｰ=彡´ _,ィ/>ﾟ. :／: : : :ﾏ /
〈 ヽ , : : :..＼∨/i{{ 〉<´] //.／. :.ｲ : : : : : :.∨ /
.> ´ >、.: : :__: :_ﾑ＼i ', 〈 .〉] ,' > . :／: : : : : : : : :.∨ /
｛ ／_,.ｨＹ : :￣⌒><＼ゝ `´ .i i/. :/ : : : : : : : : : : : :.∨
ヽ. _／〉 : : : : : : :ﾊ。 `＜ , | i. : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
〉、_／ﾉ 、: : :／/:i:}＞。 `＜_」_ : : : : : : : : : : : : : : : : '，
,'...} Ｖ,ヽ_ノ ｲ:i:i i::.ﾑ＞。] 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
]∨ i〉ヽ_／<:i:i: i:..:.ﾑ l ¨,⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :'，
] ＼ .ﾉ 〉/＼ ヽ} ﾑ: :ﾑ | |ﾑ : : :＼: : : : : : : : : : : : : : '，
_,.．､ ,r‐ｧ
└‐= `' '^^^ 丶､
／ _,...,_ｎ、 丶 __
／ ＞:.:.:.ト-､ 〉'″ﾞ,
/ ￣ ﾍ ..ヽ... ...〉
. / | i ､ ,＞r.....O.... ヽ
.′ 1 .ﾄ、 ＼ ＜:.:.ﾊ .j､___,＞
l ﾟ, i-＜^^ ヽ i￣ }-＜:.:.:.:_ﾄ、
, ' l 1rf'T '、 丶､_ﾍ 1 ﾏ''"´.ﾉﾍ
l.{ 1 l..| ヽ '､ ,_i_} １／. ト.}
l:1 ､ Y ＼. ヾrz≠ ∥ .} } リ 左様にございます、主様。
i '. ﾍ ﾍxkz=' ` 丶､｀...‐j / /} /
. い. 丶ゝ､''' ' ｌ /iﾉ ノ 皆がそれぞれの役目、仕事を全うしてこそ世というのは成り立つもの
｀..＼ ﾍ. <フ ,{ .ｲ从
｀ -丶､,_ Y‐y...、 .ィノ1 /‐ ユ....,_
.丁.}::::/V l＼ 乂_,ﾌ' ヽ 一所懸命、これぞまさに人の本懐でございます。
/`ーrｈ,/丶ニ- '１1 1
.':::.::::f!l いnク=７ い ヽ. |
.':.:::!::::{{ﾋﾍ '､V 'ﾌ 丶ヽ |r‐…ｰi
j::.:::{::::ﾍ ｉ ヽ. V! 丶}´ ｀Y
r::´:: :::V'( ヾ ｀'L 〉 ＿ヽ.
,＞::;:ニr{丶ﾆﾊ.__,ノ.人,..rx==テ´ ヾ}
/:::::/ . /ヽ.,___ﾉz.マ ﾉ.） 、 ヽ {
. 〈:::.:::{ i/ ∥.V＜ヒ..ィ゛ ｀ ＼. l
. 7:::√ ｉ / ﾉ {｀ へ、 ﾞ｜
ゞ:ﾍ ゝ ｲ ｨ::ﾊ 乂,_ 丶､,_ ' }
. ヽ、_,..ｨﾍ:::i:::.:::, /....｀..丶、 _,ノ
_,/-イ::＜ﾆk:::}.／..... .... .... ... }
,．-‐::'^~::::.::::.:::.::::.::::>ﾐニ= ､.... ......／´ 〉
ｲ i′:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.／.... ...｀マﾆﾆV .∠zzｈ、
5632 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:36:19 ID:zuri
＿＿_
＼:.:.:＼
ヽ:.::.:|
､＿＿＿ ―――ｖ:.::.::|
＼:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:￣＼
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／:.::.:／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼:.::.::.::.::｀、
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/:.:.:/:.::.::.::.::.:/:.::.::.::.::.::.::.::.::.:: |:.::.::.::.::.::.::.:.: ｀:.＿__
／:.: / :.::.::.::.:.: | :.::.::.::.::.::.::.::.::.:: |:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:／
＿／ :.::.::.::.::.: |:.::.::.:.:|:.::.::.::.::.::|:.::.::.::.:.:| :.::.::.: |:.::.::.::.::.::.:|
＼＿_|:.:.:|:.::.:: |:.::.::.:.:|:.::.::.::.:.:Λ:.::.::.::.:| :.::.::.: |:.::.::.::.::.::.:|
|:.:.:|:.::.:: |:.:―-|:.::.::.::-――一: | :.::.::.: |:.::.::.:.: Λ|
|:.:.:|:.::.:: |:.:/ |:.::.::.:.:/ ＼:.:.:| :.::.::.: |＾Y:.::.:.:＼ 一所懸命、武士が己の領地のためならば命を賭して守りぬく、ってことだね。
|: 八:.::.::|:T::ｈ |/|:／ 丁ｈ｀Y:.:|:.::.::Λ| |:.::.:.:l⌒
|/＼:＼:: ﾋ:り ﾋ り ﾉ |:.:.:/<リ ﾉ: Λ|
＼Λ 、 |: / _,／:.::/ じゃあやっぱり、自分の土地のためなら頑張らないといけないねー
＿_ 人 |/ :.:.: Λ〈
| | : : : >ー┐ |￣￣￣￣￣￣｝
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／￣￣￣￣￣￣￣＼
{ ね、輝元？ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＼＿＿＿＿＿＿＿{ 僕のお願い、聞いてくれるよね？
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧
_,,.. -─-､ ′∨
,X ／{ ,. '"´ ,. '´ヽ γ⌒,′. ∨
./ / } ｧ'´ ／──- ､ノ）r{ !
┼ 「￣ヽr' { ,.::'::::::::::::::::::::::::｀'::.人____ ノ
} Y ｒ--┘ ／:::::::::::::::::::::ヽ;::::::::::::＼｀＞ ､..,,,__
./ ｧ''´ / ／;::::::::::::;::::::}:::::::::::',::::::::::::::::ヽ::::} }:::::ﾉ
{_ イ／ ,. イ／::;'::::／＿/l::::::::::::}::::::::::',:::::::::':l '／
, ' ／:::::/::::::::|::/{:::／ }:::::::::;ﾊ::::::::::}:::::::::::∨＼
／ ,.イ/:::::;:':::::::::::l, ｧ＝ ﾐk ;:::::／ ;'-､:::;:'::::::::::}::} ヽ い、いやーそれにつきましてはもう少しお時間を……
/ '"´ ;'::::::／:::::::::::::::{ ,.,. ' /:::::／::::::::::::;::;' /
く /::∠::;八:::::::::::::'､ u '气ﾐ}:::::::::::;:'/ ／
｀' ､,':::::::::::;:::::::`::､::;__;;:＞ . 7:::::／:::'､イ も、もちろん、上様に忠義を尽くす所存ではありますが
／::::::::::::/::::::::|::::::::;{ ｒ- ､ ∠::イ::::ｒ'⌒ヽ
＜:::::::::::::;:イ::::::::::;::::::::/:.､ ノ u 人∧:::'､
/:::::::::::;'::::::'､:::::;':::::::;':::::} 、 ,. イ:::::/::::';:::::｀フ 【毛利家当主：毛利（少輔太郎）輝元】
{:r'"´八:::::::::ヽ{:::／::::::j| `=ｧ l'"{:::::/:::;:':::::::::}::::く
｀ _,ｒ''"´￣￣｀''＜ﾊヽ {|､:ﾚ':::／:::::::／ヽ::::) ┼
／ ﾑ ､_ _ｒ'Y -‐─＜ ﾉ'´ メ
／ ＼ } ﾄ､ ｀ ∨| ｀ヽ __ノ´）
＜ r＼ ヽ// ｀' ｰ‐ ∨､ ｒ＼ , '´ /､__,.ノ´} ┌──────────────────┐
7 ｒヽ ／ ､ | ./＿く / ﾉ --‐'´ﾉ │――西国大名、毛利の庇護下にいた ......│
|＿,,..､rﾍ ｒ､ / ﾚ＼r '"ﾑ / --‐'´ﾉ └──────────────────┘
, ' ＼/｀'rヽ! ∨´ , / ⌒´ノ´
／ ／､ ﾉ ノ, ,ﾊ ∨ /´￣´
,:' `く::::::ヽ' "´ ｲ ,' ,'
＞ ￣｀ 、 _
＞‐ ´ = ﾐ ＼ ｀ヽ
／ ／ ヽ ヽ 丶
/ / ゛ V ∧
/ /1 ,、 ﾔ
i / l l 7 ∨ ｌ l l
/ / `7 ー-ｖ l{ 'ｰ -ｖ =-r l Ｎ !
i ' i'―tｯ‐寸V{ ｰｔｯ―i ; ﾘ 7 ﾘト/ﾘ
| ﾊ 八 ＿ ノ ` ゛ ､ ＿_ ﾉ , ,ｨ' /⌒V Ｙﾍ⌒
lハ{l >` /／"/ /⌒ ) ﾊｊ' ｊ
l u {/< ィ Ｖ, ｒ′
. 丶 r っ u ,ｲ´￣ 彡_ ノ
＞ _ r:く, ,ｒく＿ノ 【毛利一門衆筆頭：小早川（又四郎）隆景】
,≧ﾊ ｊ'/ﾊ `
_///>' 〉 ///,7ﾞヽ
/>'⌒Ｙ- 、 ,《､/,ｌ 寸ヽ、
/ ヽ /' ﾞ′ ヾｊ{
／ / ｀ﾞ.メ'′ ヽ / ｌ
／ ｌ / } |
=≡≡二＝≡=二≡=≡=≡=二≡=≡≡二＝=≡
=≡ ≡二＝
≡= 「「ほんとどーすんだこの上様……」」 =≡
,． ' ""~~~"" ' ． =≡ ≡二＝
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ =≡≡二=≡≡=二≡=≡≡=二≡=≡二＝=≡＝
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. ,'::::::/i::::i:::::::::i:::::::::ii:::::::i::::i::::',
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',::'Y´ /:/｀Y´ ノ_____ iﾍ,
< ,ﾍ._/:/_,ノ ι ｌiｌiｌiｌiｌiｌ /X
ヽｿ、￣ι ､ υ/ .|
|:::＼ _＿＿_ ／ j
|:::: |/＞､..___,,.イ
_,.．-'''"_,.ゝi ＼／´ |｀"'''' - ．._ 【毛利一門衆筆頭：吉川（少輔次郎）元春】
i＼_,.-''" ｀ヽ || ／￣"'''- ．／i
| ＼ |o ／ |
| ,.' /｀ﾝ^ヽ..| ﾍ. |
|. { ,.イ ',|.ｏ ', |
| ／ ', ／| } |
|／ Ⅶ￣ |.o / |
5633 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:39:16 ID:zuri
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
やる夫は北国で羽ばたくようです
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
_ , -―-､ 【これまでの物語】
, 'ﾆニﾆ､::::(0::::::::::ヽ、
￣￣ヽ'::::::::::::::: ヾ
）::: .... ＼
/ ::::::::::::::::::ヽ
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／￣￣￣＼ ::::::::::::::::::::::::::|
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| （_人__） | :::::::::::::::::::|
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| ~ .ヽ::::|:::::::/
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ヽ ::::|
ト､＿ | ::::::ヽ､
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-‐Ｗ~フ { ト､:::::::::::::::::::ヽ
ｚ＿_,―'￣Σ Z ￣ヽ―-､＿ﾉ
'―ｚ＿,┴'~
┌──────────────────────────────────────┐
│【序章】 ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1629201662/4469のリンクより .│
└──────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│【２章】 ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1629201662/7203のリンクより .│
└──────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│【３章】 ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1657512365/3756のリンクより .│
└──────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│【４章】 ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1657512365/3340のリンクより .│
└──────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│【５章】 ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1688647451/4330のリンクより .│
└──────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│【番外編】 ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1629201662/7223-7299 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1657512365/3803-3876 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1671278635/3335-3466 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1671278635/3519-3683 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1671278635/3713-3860 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1671278635/3885-3953 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1688647451/4342-4480 ....│
├────────────────────────────────────┤
│ ttp://hosirin.sakura.ne.jp/test/read.cgi/bbs/1688647451/4503-4643 ....│
└────────────────────────────────────┘
5634 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:39:39 ID:zuri
＝≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡
番外編：流浪公方、思慮して候
＝≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡
＿＿_
＼:.:.:＼
ヽ:.::.:|
､＿＿＿ ―――ｖ:.::.::|
＼:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:￣＼
／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: ＼
／:.::.:／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼:.::.::.::.::｀、
/:.:: ／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.: ＼:.::.::＼ :.::.:.:｀、
/:.:.:/:.::.::.::.::.:/:.::.::.::.::.::.::.::.::.:: |:.::.::.::.::.::.::.:.: ｀:.＿__
／:.: / :.::.::.::.:.: | :.::.::.::.::.::.::.::.::.:: |:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:／
＿／ :.::.::.::.::.: |:.::.::.:.:|:.::.::.::.::.::|:.::.::.::.:.:| :.::.::.: |:.::.::.::.::.::.:|
＼＿_|:.:.:|:.::.:: |:.::.::.:.:|:.::.::.::.:.:Λ:.::.::.::.:| :.::.::.: |:.::.::.::.::.::.:|
|:.:.:|:.::.:: |:.:―-|:.::.::.::-――一: | :.::.::.: |:.::.::.:.: Λ|
|:.:.:|:.::.:: |:.:/ |:.::.::.:.:/ ＼:.:.:| :.::.::.: |＾Y:.::.:.:＼
|: 八:.::.::|:T::ｈ |/|:／ 丁ｈ｀Y:.:|:.::.::Λ| |:.::.:.:l⌒
|/＼:＼:: ﾋ:り ﾋ り ﾉ |:.:.:/<リ ﾉ: Λ|
＼Λ 、 |: / _,／:.::/
＿_ 人 |/ :.:.: Λ〈
| | : : : >ー┐ |￣￣￣￣￣￣｝
| | : : / :..: ´￣} | |￣￣￣￣￣|
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/ : :／:..:..:..:./| |.／ ／／ | : ／.: : : : : : : : : : : : : : : : :.}
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/:<:..:..:..:..:..:../ : TT ／ /| |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : Λ
5635 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:41:14 ID:zuri
┌───────────────────────────────────────┐
│天正4年（1576年）、義昭は流浪の末に備後国の「鞆」という場所に住まいを移している。 │
└───────────────────────────────────────┘
,,,..―'￣￣,ﾞ|´ .,,,..- ....................―ｰ'´ﾞl
'(ﾞ´ ヽ ￣ ﾞｌ
_./ / .＿ ._,、 .′
,／ / _,..-'゛ ｀ﾞ''"゛ ｀-, !
,／ ,,,,_,,,,,,_,,,,,,! ./ ｀'''"ﾞ/"
／ ／ ｀ﾞ| /
_／ ﾞi !、 !
_..-" ,, --''''''''''"゛ ｌ lﾞ
_, イ ./ ■【吉田郡山】 ｌ ゝ
_,,＿＿___ ／ ヽ ,ﾉ │ ,／゛
.i'" | ,-ヽ ) ､__ ‐''- ‐'"
.! `''''''゛ .ｌ .__.. ､ .__,...... -''､◎_/
.| ゝｒ'" . ﾞ!, _ ‐'" 【鞆】
.!､ ,, ､ /
.'~'' `' .. ―'ｰ''ｰ'''ｰ....､ .,〉
＼ ,./
┌──────────────────────────────────────┐
│ここはかつて、足利尊氏が新田義貞追悼の院宣を受けた、足利由来の場所であった。 .│
└──────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────┐
│そしてこの地を支配下に置くのは中国の覇者、毛利家 .│
└─────────────────────────┘
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.｛三三三三三三三三三｝
￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.,ｨ≦≧ ､
.仁二二ハ
.Ⅵ二二Ⅳ
.`'＜＞'"
,ｨ≦≧ ､ ,ｨ≦≧ ､ ┌──────────────┐
仁二二ハ. .仁二二ハ │西国きっての大大名である │
Ⅵ二二Ⅳ. .Ⅵ二二Ⅳ └──────────────┘
`'＜＞'" ..`'＜＞'"
5636 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:41:51 ID:zuri
┌───────────────────────────┐
│かつては安芸の一国人だったが、毛利元就の代に急拡大 .│
└───────────────────────────┘
_,.. -――-....､
≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ;::::::::::::::::ヽ
,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ V::::::::::::::::::ﾊ
.l::::::::::::::::::::,::-―: ＜ ヽ::::::::::::::::::::}
.{:::::::::::／＿..,,._ ＿ ヽ:::::::::::::::l
l::::Y ´ ´ ¨｀ヽ:::::::::::l
':::::{/ {￣￣￣ }´⌒Y{￣￣￣｀ト}::::::/
ゝ､{ 弋＿＿ノｲ 弋＿ ﾉ´l::::/
{ ヽ ￣ '⌒:
ﾊ ､.{ l } ﾉ
ヽ.ﾊ , ﾉ ／
ヽ ｀=ﾆ ‐ =‐ ﾉ"´
ヽ ￣ /
} ＼ ／' 【中国地方の覇者：毛利（少輔次郎）元就】 ※故人
/} ヽ＿ ィ ﾄ､
／7 { ヽ ＿ ﾉ }/ヽ､
_..., -ｲ///{く＿二＿＿￣｀ ヽ l///ﾊ､.._
z ≦///////ﾉ イ ＿＿ ｀ヽ ､ ヽ､//}//≧､_
ハ////////＞ ﾆ二 ...＿ ￣ ⌒ ＜///////≧z..._
//ﾊ/////／ _ ＿ ｀ ＞ ＜./////／/ﾊ
////ﾊ/// ,ィ´_,,,ｨ ＜r ‐ヽ､ ヽ//／////ﾊ
/////／{ .. -イ ,イ l::::::::l ト､ ヽ､ ハ././////ﾊ
////／ ヽ ／ l .l. l:::::::l / } ヽ ノ V//////}
┌─────────────────────────────────────┐
│元就の知略、そして優れた統治によって瞬く間に戦国大名へと一躍名乗り出ている ...│
└─────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────────────┐
│当時大勢力だった大内と尼子の間を行き渡り、両勢力を滅ぼして中国地方の大半を支配下に収める .│
└────────────────────────────────────────────┘
＿＿
／//////＼
'//////,ｨ///,
. |///＞'' _ヽ//|
. V{ﾆﾆ}-{ﾆﾆ}'i/ 子供のころに父が酒毒で死ぬと、城を追い出されて困窮していた時期もありました。
ヾ、 '__, ﾘ'
. ＿＿_,イl＞ - ＜､＿ それでも養母だった杉大方様のおかげでなんとか生き延びれてたんですよ。
. ／ニﾆﾆ/ﾆ.! `,文 ´|=Vﾆ≧s｡
. ,,rt´ﾆVニ く_／|∨}-{V|ニ∨.ニニ＼ んで元服後に兄も酒毒で死んだから甥の後見となって家を盛り立て……ほんと酒なんてクソですよ！！
＞'´ _| |__ニVニ{ニﾆ|. / | .|`＜ニﾆ|ニニ＼
＞'´___ﾆ/ ニ} __|ニ∧ﾆ=| | | |ﾆﾆ/ﾆﾆ|i.ニニニ＼
. /ニニﾆ｢l ニ}⌒|ﾆﾆ∧ニ|.| .|.|ニ/ニﾆト､ニニニニ＼ ※こういった経緯からかかなり健康志向が強かった模様
ヽニニﾆl_!''¨ ´ |ニﾆ.∧ﾆ|| |/ﾆ/ニニ| ` ､､ニニﾆヽ
. ` ¨¨ ´ .|ニニニヽ!. /／ニニﾆ!. ／ニニﾆ.／
. |ニニニﾆ|i´ニニニニ| ／ニニﾆ.／
i|ニニニo|iニニニﾆ__r＜ニニニ／
. /ニニニﾆ.|iニニニ.｢ヽ＼ﾆﾆ＞''´
/ニニニﾆ o|iニニニﾊ l i`'`''´
/ニニニニﾆ/|ニニニﾆ`l |!
Vニニニニ/i=Vニニニﾆ`'V
. Vニﾆﾆ／ﾆlニVニニニﾆﾆ}
. ＼_／ニニ|ﾆﾆ＼＿____／
∨ニﾆﾆ.|ニニニニ|
∨ニニ.!ニニニﾆ.|
. ∨ニﾆ|ニニニﾆ.|
. ∨ニ.lニニニﾆ.|
┌──────────────────────────────┐
│が、元就の死後その遺言により毛利氏は勢力の現状維持に留める │
└──────────────────────────────┘
. ＿＿＿＿
. ＞ ''´//////////≧s｡.
／/////////////////// ＼
/////////////////////////ヽ
. '////////////////////////// ',
. '////////////////////////////!
|////////////////////////////!
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| ////////////////////////＞'l 我々が10ヶ国を手に入れられたのは時の運であり、これ以上望むべきではない
. '////////////////,'γヽ＝== ｪｪt
. ∨///////////////i| ri /ﾉ
∨//////////////i| k} ! それに隆元（長男）がいなくなって内政外交共に不安なものとなりました
. ヽ//////////////`- /
＼/////////／ ､. / 以後は足元を固めることに専念なさい……
7''￣￣￣ ＼ /
. r-' _ {─ `´
| ￣ － - _{
‐ ─‐ ┴── - _ ￣|
ﾆニニニニニニニニニ≧s｡._|
ﾆニニニニニニニニニニニﾆ≧s｡.
┌─────────────────────────────┐
│1569(永禄12)年ごろには、毛利は織田と外交での交流が繋がる ......│
└─────────────────────────────┘
5637 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:44:14 ID:zuri
┌─────────────────────────────────────┐
│織田方は羽柴秀吉、毛利方は安国寺恵瓊がそれぞれ交渉担当として出向いている ..│
└─────────────────────────────────────┘
〃⌒≧=-
／⌒ヽ_jI斗-――- j{ー―
/_i:i:i＜⌒7 ＜ 乂 ｀ 、
／.:i:i:i:i:i:i:i;/ ｀ヽ ｀ 、 ＼
,.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i; V/ ＼ .＼
ノイi:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ :. /}! ヽ
j{i:i:i:i:ij{:i:i:i:i; }! }! ./ .}!.ｲ .; .V
j{:i:i:i:i:j{:i:i:ij{ }!-―- / }!.／; .}!./
j{i:i:i:i:i:iⅣ从 .i;ﾊ /}／ :}!７/ ;/. :
从i:i:i{:i:ｉ:ｨfぅミ、 { ｨfぅｯﾃ ;.ｲ/ /. :
＼{i:i:i:込ツ ＼{ ゞ ”; / |' ./. : /
|i:i:i:i乂 〈{ ムイ !| ./. : / 安国寺はあくまで寺の名前で、通り名は瑶甫恵瓊って言うんですよね～
|i:i:i:i「￣ ＿ /}:| .:| /. : /
|i:i:i:ｉ|i:iゝ _ ヽ ノ ｲ: }:| .:| ./. : /
|i:i:i:ｉ|i:i:i:⌒＞ _／ ./ }:| .:| /. : : .′ 元は安芸武田っていうれっきとした武士の出なんすよ。
|i:i:i八:i:i:i:「{: rrｭー..〈 ..:}:| .:|′: : j{
ｒ―――|i:i:i{⌒＞_⌒-}l-=ニ⌒}!| :} |ゝ _: : 从
/ ＼ : : 从:i:i{/-=ニ=-∥.-=ﾆニ}!| :} ; : ⌒≧=- 【毛利家臣：安国寺（瑶甫）恵瓊】
./. : : :.ヽ: : : ヽ{ニニ=-.∥-=ニﾆﾆりｲ/: : : : : : : : /^ヽ
/. : : : : : :V／-=ニﾆ=-∥-=ニニニ=-i{: : : : : : ;. : : : :ﾊ
.′: : : : :_-=ニニニﾆ=-,_-=ニニニニ=-{. : : : ／: : : : : :.}
j{: : : __-=ニニニニ=-／-=ニニニﾆﾆ=-i{: :,／: : : : : : : :.;
j{__-=ニニニニﾆ=-〃-=ニニニニニﾆ=-V: : : : : : : : : :/〉
／-=ニニニニニ=-.∥-=ニニニニニﾆﾆ=-_. : : : : : : : : :/
／-=ニニニニニニ=-∥-=ニニニニニニﾆﾆ=-_Ⅶ: : : : :.:/
,__-=ニニニニニニﾆ=-∥-=ニニニニニニニニ=-_Ⅶ: : : :/
┌───────────────────────────────────────────┐
│軍事的同盟であり、中国地方での危急のときは秀吉が出兵するなどしてよい関係が続いていた。 .│
└───────────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│また義昭が織田に対し敵対行動を取っても親織田派として立場を一貫している。 │
└────────────────────────────────────┘
/ヽ ./ヽ
i:::::ヽ ＿＿＿ ./::::::i
i／::::::::::／⌒i:::::::::ヽi
/:::::::::::::/＿ ノ::::::::::::::ヽ 公方様がなんかしてるけどうちは織田一択！
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
. ! :::::::iヽ::ヽ::i::::i:::i:::::/i:::::::i そもそもそっちにまで今手は回せないしー。
.|:::::::::i ヽi Ｖ .i／ .i:::::::i ￣￣￣￣￣
iノヽ|≧ｚ） － （ｚ≦iヽノ ／⌒ヽ
/::::::i “ “ i::::::ヽ:::::::::::::::i わしらはこのまま領内を整えることに専念するんじゃー
ヽ（＼ ー' /￣）/ /
| ｀`ー――‐''| ヽ:::::::::::::/
ゝ ノ ヽ ノ ／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
※旧大内家臣による大規模な反乱と山中幸盛ら尼子の残党が暴れ回っていた
.
5638 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:47:35 ID:zuri
┌──────────────────┐
│しかし義昭が流浪中、毛利に対し │
└──────────────────┘
／: / . . . . . . . . . .
ﾍ: : :{／: : : : : : : : : : : ＞、＿__／/
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.／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : :＼: : : : :＼
/: : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : :ﾍ
/: : : : : : : : /: : : :./: : : : : : : : :}: : : : : : : : : : :ﾍ
/: : : : : : :{: : : : : : :{: : : : : {: : : :.}: : : : : : : : : : : :ﾍ
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{: ＼ー ` }./ ´ 信長やっつけたいから、協力して
ﾉノヽ:`ー´ﾍ }´
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＞ ヽ ヽ | |ヽ＿__// } / .∧
＞ ´ ヽ ヽ .ﾍ ﾍ`-ノ `-、 .} ./ ./ ＼
. / ヽ .ﾍ ﾍ !、`} / .} ./ ./ ﾍ
/ .ﾍ .ﾍ ` ´ } ./ ./ ﾍ
,へ ,へ
i::::::ヽ /::::::i
.i::::::::ヽ-―――-/::::::::i
.i／::::::::＿＿::::::::::＼:::i
/:::::::／＿＿ ヽ-::::::::ヽ
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,':::::∨∨∨∨∨∨∨∨::::::lヽ
ヽ::::::l ● (_)‐(_) ● |:::::/::::i ふぁぁ～～～！！！？？？
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|:::|人 ､___ﾉ 人|:::|::::/
∨l/V＞‐r┬┬rｰ＜ﾊ/∨ /
/＿i i_________i i＿ヽ:::::/ __
⊂ .ィ i .i .ヽ. ⊃ i i
./⌒ヾ 7⌒ヽノ / ￣ ヽ
| .|―--―|. | i 酒 i
ヽ___ノ＝==＝ヽ___ノ ヽ____ノ
┌──────────────────────────────────────┐
│この依頼、もとい命令には輝元を始めとする毛利家の主な面々は困惑することとなる .│
└──────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────┐
│そもそも、この鞆への移動は毛利に対して何一つ連絡をしていない。 .│
└───────────────────────────────┘
-- ＿
, ',´ ´￣ ヽ
／ ／ ,| ＼ ＼
/ / ／ | l | ＼ ヽ
/ / / ‐- ､、､ ', ヽ ‘,
′/ / /,,_ ｀ヽヽ ‘,
| ,'l | ≪ ⌒ ﾐ、 ＼､ __ l |
. r ､ ∧ ' l ゝ 、ノ｀ ｀～｀ヽ| | | |
γ /.l ∨ ‘,l , ｒ~"''ﾐ.､|.// /|/ 「」
_,..,_ ( ( .八 乂ﾐ ゝ ィ'',l'/ ｨ /
: : : :＼ ､、 ｀ .ヽ ／ ｀丶、 彡ｨ／
: : : : : :ゝ､ﾐｰ､'.=∧ ｀ヽ / ///
: : : : : : : : : ｀:‐~"''～＞_-‐:‐-＜￣_ノ
: : : : : : : : : : : : :, : :'´_:_:_:_ ｀:ヽ、;｀ｰ‐‐-. ､
､: : : : :_:_:_: :ィ:/:´: : : : : : : :｀ヽ: ｀`～､: : : :｀ｰ‐:､
: : ; -､: : : : : j> ' ￣｀`～､: : : :‘, : : : : : : : : : : : : ＼
: :,′ ,｀ ｰ, ´‐' ヽ: : : :l: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
:./ / / , , - ‘; : : l : : : : : : : : : : : : : : : : }
/ /ﾞ/ / ／' lｨ: : ｨ: : : : : : : : : : : : : : : ／
. ' / / / /-/ ｨ'==' ィ´--- ‐‐ '' "´ ￣￣
ｰ ´ .| / , ′/ /
┌────────────────────────────────────┐
│近臣らにも箝口令を敷いたほどであり、かなり意図的なものであったことは窺える │
└────────────────────────────────────┘
5639 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:49:10 ID:zuri
┌────────────────────────────────────┐
│そして毛利としては同盟相手である織田との全面戦争は避けたい事態でもあった ..│
└────────────────────────────────────┘
_,,.............,,_
,. '"::::::::::::::::::::::::: `丶、
／:::::::, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
, ':::::::::::/:::::ｉ:::i::::::::::::::ii:::::ヽ:::＼::｀､
/::::::::::,./:::::::i|:::ｉ:::::::::::::ｉ.i::::::: ', ::::｀､:ﾍ.
,'::::::::::/ |: ::::::||:::|:::::::::::::| i::::::::::', :::::ﾍ;:ﾊ
. i::::::::;ｲ |:::::::::||:::|:::::::::::::| |:::::::i:::i i::::::ﾊ :i
{ ::::::/!i:: : ---‐‐一／ ー-､____ }::: i|
| :::::::i. r''"~／:::／ﾍ '" /ﾞヽ| ま、まあまあ上様も長旅でお疲れでしょうからひとまずはごゆるりと……
. V::::::| {. ／:::／ .| z=＝ミ ,':／
. }'"ヽ|| ､:::／ ノ ､ ,'´
{｛.. || |`'''''''''"´ u .i|! お、織田殿との交渉は我等にお任せを。
ﾍヽ､|| | ┌―‐‐┐ /||
ヽ､i|__jへ. ヽ ノ , ' i| 必ずやよい返事をもらってきますから。
|::::|:::::: トiヽ､ ／ |
|:::::::::::::|..|. ＞ ．,,.ィ'´
|:::::::::::r―――‐┐ ├―i （なんとしても引き取ってもらわないとNEEEEE！！！）
|:::::::::::| |. .| |
|:::::::r'´ｰ----- 〆 -‐＼＿
_,..．‐'''"ゝ く О ﾍ､＞ ．,
_,.．‐'''",.．‐'''" ﾍ ｀ﾞ'＜._ `丶、
｛ヽ､‐'" ', ｀ﾞ'＜/ﾍ
. | ﾍ. ヽ, ', / |
. | ∧ i ', ＼ .|
┌───────────────────────────────────┐
│流浪中もなんどか信長と連絡を図り、義昭を和解させようと輝元は試みている ....│
└───────────────────────────────────┘
┌────────────────────────┐
│しかし義昭が断固として反織田の姿勢を貫き続けた ......│
└────────────────────────┘
(:::/ ＞----＜
_ -へ('"::::::::::::::::::::::::::｀ ー-"/
／::::::::::::::::::::r"｀:::::::::￣＼::::::ヾ
/:::::::::::::::／::::`:::::::::::::::、::::::丶:::::ヽ
/::::::::::::::/:::::::::/:::::::::::::::::',::::::::::::::::::::ヽ
,,;:::::::::::::::/;;;::::::::l::::::::::;;::::::::|::::::::、:::::、:::;ゝ、
ノ::::::/:::::::::{;;;::::::::/l:::::::::;;::j:::::!＼_::;;::::::',::::',ー"
,.ィ:::::::::::i:::::::::::{;;/:::/"{￣ヾ;j::j::::j'""ヾ:;;::::::j:::::}
￣.j::;;::::j:::::::::::{/／ ヾ;{ ヾ:::::/- ＿ゝj::::j::::::!
{;;;;;ﾉ::入:::::ヾ'"テ示｀ ノ）::/ 'テ/}｀ｱ::/::ト;.ゝ どうしてもっていうんなら、信長のほうからも人質ださせて。
ヾヾ;;( .:ヾ:::;､｀ じ/ﾘ jノ じリ /::ｲ:::;| ⌒
ヾ､ ( (ヾゝ、 ゝ ,ｨ＾ﾊ:ノ
);;:＼__、 /ｲ うちの生まれたばかりの息子（後の足利義尋）を
'"^}:::::::::}ー=、 __ ノヾ;、
f-'" ￣ __ ]、 ／-.[￣'7 信長に差し出しているんだし当然だよね？
[_,,ィ//////7 !::＞ .,_. ／--;=j r7
V//////// .|::.. !////// //
rﾍ//////// ﾄ＝≠}､////j jｲ
ィ//へ//////ﾊ .ﾄ.､..ィ/＾ヾV./ ∧、
ィ///////ゝ,////∧ V::::::::〉 {// ////ゝ、
/:ｉ;／i:i:i:i:i:i:i/ ｀ 、＿乂
.,..:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〈 V ヽ ￣ ｀ヽ∧
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} :. ∨ / ′∨
.:i:i:i:i:i|i:i:|i:i:i:i:i:i;| |! }! }! :./ ,′. ∨
.:i:i:i:i:ij{i:i:{i:i:i:i:i:il{ }! ; ; :}! ,{ !
.j{i:i:i:i:从i:i:.、i:i:i:j{ i :}! / / / :|!イ人___ ノ
.j{i:i:i:i:i:i:{＼{＼{从 .|,ﾊ／ }／ }／} }!}. ;
.从i:i:i:i:i:i:┌┬┬ ＼{ ┬‐┬‐┐ ./.; ., / （対等ないし君臣関係ならまだしも、今の立場的にあなたのほうが下なんじゃ……）
.＼i:i:i乂￣￣ ￣￣ _ノ , }!/／/ /
|＼{⌒ ⌒}／ .,.ｲ´ ./ /
|i:i八 / / .:′ /{ ※なおこの件の後、信長は義昭と同等以上の官位を得ている
/:|i:i:i:i:l:.、 u .:′ ./ j{ ./: :
./ｉ:ｉ|i:i:i:i:|i:ｉ＼ ―― イi{ /{￣| i{ i{: : .
/i:i:ｉ:|i:i:i:i:|i:i:i:i:i＼＿_ ＜: : : i| :{ l_ j{ i{: : .
.′i:ｉ:|i:i:i:i:|――{ {: r}ー-=≦i| :{／⌒≧=-
┌─────────────────────────────────────┐
│毛利、また織田も義昭が帰京すること自体は望んでたほどであったがそれは叶わず .│
└─────────────────────────────────────┘
5640 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:50:18 ID:zuri
┌────────────────────────┐
│とうとう、織田側の交渉代表であった秀吉も手を焼き .....│
└────────────────────────┘
, (⌒ ⌒)
(⌒ ( ) ⌒)
（ ) )
（＿ヽ＿ﾊ从人＿ﾉ＿ノ
| || | |
ﾉ Ｌ,l ,|| |､l、- _
_ -ﾆ ⌒ニニニニニニﾆ-_
／ニﾆ/＼／＼／＼／＼ニ-_
/ﾆﾆｌ⌒＿__ ＿__ Vｌﾆ-_
|ﾆ-/／､─ ､＼｝ {／､─ ､＼|ﾆﾆ!
＿|ﾆ/ ｀´-─ 、｀¨ ¨´─ 、｀´ Vﾆ|__
{ ∨ ｛ `､ / `､ ∨ .}
{ )ﾞ、 ＼ o ノ 、o / /r) } もうどこにでも行ったらよかろう！！！
＼_/ ｀ﾞ／￣｀ ー‐ 'ﾞ 〈 ／
| ／／ { ヽ ／／ ﾞｌ
| ﾞ､＿＿r‐┘ |
_ -=ﾆ､ _ -ﾆ::::::::::::ﾆ- _ ,- _
_ -=ニニ二二∧ ／::::::::::::::::::::::::::::::＼ /|ニニニﾆ=- _
_ -ニニニニニ二二/ニ- _ ＼::／⌒_⌒＼::::／ _ -=|ニニニニニニﾆ=- _
／ﾆニニニニニ二二/二二二|=-￣＿＿_￣_ -=ﾆ二.'，ニニニニニニニニﾆ- _
./ニニニ二二二二二/二ニニﾆ|、 ＼＿＿＿／ ,|ﾆﾆニニ'，ニニニニニニニニニﾆ-_
-ニニニニニニニニ/ﾆ､ヽ`＼ﾆ] ＼＿＿＿＿／ !=／⌒＼'，二二ニニニニニニニﾆ-_
┌──────────────┐
│そう言い捨てるほどであった .│
└──────────────┘
┌─────────────────────┐
│毛利も何度か義昭に対して連絡をしているが .....│
└─────────────────────┘
＞ ￣｀ 、 _
＞‐ ´ = ﾐ ＼ ｀ヽ
／ ／ ヽ ヽ 丶
/ / ゛ V ∧
/ /1 ,、 ﾔ
i / l l 7 ∨ ｌ l l
/ / `7 ー-ｖ l{ 'ｰ -ｖ =-r l Ｎ !
i ' i'―tｯ‐寸V{ ｰｔｯ―i ; ﾘ 7 ﾘト/ﾘ
| ﾊ 八 ＿ ノ ` ゛ ､ ＿_ ﾉ , ,ｨ' /⌒V Ｙﾍ⌒ あの、言っときますけど、このことで西国に下向されても迷惑なので来ないでくださいね？
lハ{l >` /／"/ /⌒ ) ﾊｊ' ｊ
l u {/< ィ Ｖ, ｒ′
. 丶 r っ u ,ｲ´￣ 彡_ ノ いやこれ、フリでもなんでもなく本気ですからね？いいですね？？？
＞ _ r:く, ,ｒく＿ノ
,≧ﾊ ｊ'/ﾊ `
_///>' 〉 ///,7ﾞヽ
/>'⌒Ｙ- 、 ,《､/,ｌ 寸ヽ、
/ ヽ /' ﾞ′ ヾｊ{
／ / ｀ﾞ.メ'′ ヽ / ｌ
／ ｌ / } |
／:_:_＞
／: / ＿＿
＿ﾍ: :.}: : : : : : : :＞、＿ノ:/
／: : : : :_:_: : : : : : : : : : : : : : <
／: : : : :／: : : : : : : -:-: : : : 、: : :＼
./: : : : : : : : : : :,-:-:´: : : : : : : : ＼: : : ＼
./: : : : : : : : : : :´: : : : : : : : : : : : : : ＼: : :ﾍ
＜二: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}: : : : : : : : : : : ＼＿
/: : : :/: : : : : : : /: : : {: : :{: : : }:}: : : : : : : : : :}ー‐´
{: : ＜: : : : : : : /: : : : : : : : : : }:}: }ﾍ: : :}: : }: : }
ﾚ{: : :/: : {: : : : {: : :-―‐- : :}/: ＿_: : }: : }: : }
{: :/: :,-{: : : : {/ V V ﾍ: : : : :}: :.}: : :}
＜／{ {: : : :.{__＞r:::::i- ﾍ:/ r:::::i、 }: /:/ヽ}
ﾍ: :{ ﾍ: : : { ` {::0} .{::0} ./:/:/
/: :＼_ﾍ: : { ￣￣ ￣ /:/{:}
_￣V{: : : ` ` ./＿＿ うん、わかった（わかってない）
{二二二二二￣| ／＼／＿_| r|
{ | |、 r-{--- ＼ | |}
.ﾍ .| .| `{ 〈---- } .| ./
r-ﾍ .| .|--- { 〈---- .} //
＞ ´ ﾍ ...| .|`‐.o { { r-, }./、
/ ＼ .| .| ▽ﾍし .{ { .} ＼
./ ＞、r---, ﾍ { { ヽ. ﾍ
./ ヽ_ﾉ ＞ 、 `i {. ＼. ﾍ
. / /| ＜ ＞{. ﾍ. ＼ﾍ
/ ／ /...| | `ー.{ ﾍ. ＼
.／ ./ | | .{ ﾍ. ＼
┌──────────────────────┐
│はっきりこう伝えるほどに義昭を歓迎していない .│
└──────────────────────┘
5641 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:52:00 ID:zuri
┌───────────────────┐
│しかし義昭は毛利家の庇護下に入った ....│
└───────────────────┘
｀ヽ、 ｀ヽ ＼
＼ ﾞヽ. ＼ ＼
`＼ ＼ ＼ ヽ
ヽ ＼ ＼ ヽ
_ ヽ ム､ ヽ ヽ _＿ゝ,､
.{ﾆ＼ ﾑ三.ヽ､ r ､ _,,_ ＿｀ヽ ｀ヽ｀ヽ _
r=､ﾆﾆ/'＜ ＿＿ /≧_､三ﾘ: : :｀'＜___＞- ､ vr ＞‐｀＝ヽ､ ｀ヽ ﾞ´(
|三＼ﾑ: : : ￣￣: : : : :_:_:￣{三三三{: : : : : : : : : : : : ＼ﾞ'､ f／ }}／./＼ ',
ゝﾆﾆ./￣: : :￣: : : :￣ : :￣}ﾆ=‐-三!: : : : : : : : : : rﾆ=.､ヽ-| ＞-ﾉ‐-､ゝ l
ﾍ三ヽ:_:_:_:_:_:_:_: : : : : :_rｰ─ rｰー───---─`ｰ＜`〈 | ｲ ￣｀ﾞ''‐-､ｿ ! あれほどこないでって言ったじゃないですかヤダー！！！！
`ｰ‐'´ ￣￣ ゝ二 | j: : : : : : : : : : : : : : : : : : ノ^ｿ / l_,/ '"´￣ ,'
_,ノて ￣`ｰ‐‐‐-――‐‐――‐''ス´ ｛､ ﾍ＜´ ｌ /
／＾Ｙ＾＼ ＿ ゞ､_ ゝｿ ＼ゝ ｀' ,.' /
| 、 ￣) { ´ゝ`j ヘ､_ ／ ノし／
-＝''''＾ヽ ＼_ ゝ＞ ､_ ￣ _,, イ ｝ て＿＿ ，
／⌒) ¨＝ー-｡.､`ｰ'´￣ _ノ √￣
／⌒ ,.。-一…´¨ (⌒ヾ
┌─────────────────────────┐
│そして吉川元春を通じて、幕府の再興を依頼している .│
└─────────────────────────┘
〃⌒ Y,,...
,,.. ⌒ゝ ∠｀ヽ
_ ‐ ‐ _
_ ‐ ＼
/ .,' ヽ ‐- ,__ノ',/｀ヽ∨/
,' 〃 / 乂;;;::}{:::::)_::;;〃 ヽ
,' / ／.. ノ,' ,'／:::::ゝ《 ヽ )_
,../ / __ l { ｀ｰ^ 》、__ .〇 ∨/
,.. /／ ./ ヽ l l⌒ ＜::::::( )__ ゝ
＼,'/,' { ｛-ｚﾐ｀ヽ l l ＼ }゛¨ヽ..ノ;;:.ｰ ゝ これまでのことを鑑みれば、信長の上様に対する逆心は明らかなものかと存じます。
,,:::/ヽ{ {γ ﾋﾘ刈x ∨ {≧ﾐ=‐ ト-‐ ,,=‐
⌒,'::::,' ゝヽ 乂ﾘ ＼ ﾋﾘ刈 》 }_ ／:::∨/
(::::{ ヾ‐ ' ＼`- ',, ﾉ }:::::::}ヽ::} つきましては、毛利殿に上洛を願い出て、逆臣信長の征伐をお願いしたく
{ 从 _ _ ¨^／ ,ﾉﾉ∨ ﾘ
＞。 ヽ＼ ／ ﾉ
)ヽ 》 ＞ _ ＜,' _,,. -‐
≦ヾ ノ⌒}＼__.／ { (
-‐.::::::〃ヽ/△∨ ノ ヽ,,..≧_..
,':::::::::::::,'／／二. '∧￣ ｀ヽ
/:::::::::::::::l／ { ○ } '∧ ∨/
/::::::::::::::::l .乂___ノ '∧ ヽ. l
./::::::::::::::::::l ／} '∧ ::', l
./:::::::::::::::::::l / } '∧::／ ￣ ｀ヽ
,. ´￣￣｀ ､
. ／::::::;ｲ:i:::::i:::::ﾍヽ::::ヽ
. /:::/: : i | |:: :|i::::::ﾊ:::}ゞ: ',
{:::/!: : :| !ｉ|:: :||: :: ::|::| ﾍ:::}
i:::{ '"三`' ／ "´｀ﾞヽ }::i
ﾍ;:i'´ /:::/ .｝ z==ミ .｝/
{ ﾍ./:::/ ノ ､ ,ﾞ~} そ、それはまたずいぶんと……壮大なお話ですね……
ヽ,ﾊ￣ "" i,Ｘ
｛｀ﾍ.u ⊂ニつ ｲ ｝
＞ ．____,. イ::::| い、いかがでしょう、まずはこちらの唐茶を飲みながらゆっくりとお話しを……
| ≧ ≦ |.|:::::|
, ＜ヽ. ∨ ＜＞ i
. ,＜＞'ﾞ´ i´o. ｀ﾞ''＜＞､
/ ﾍ. | / ',
| / | o. ∨ .!
| ｛ |. ｝ .!
5642 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:52:17 ID:zuri
,r=‐ ､r=ﾆ>
,..．-ヽ 'ｰ- ､_
,． ´ ｀丶
／ / r:::-.､ ,､＼
' l `ｧ-:》:ﾉ__ ' ,r┐
/ / .ｲ .i `'''''ﾏ .Y.. ',
/ ∥ 'ﾞ | lﾍ .入 ...C....ﾉ 、
. / / l ／''^ { l ＼^ く::.::ｱ .....､... '、
' / . | ｱ,..､.,_ 1 ' _,＼ 1弋 .ﾉ:-r '^
/././ { ｨ'ﾟ f::hﾊ. ヽ Vfiじ1 Y1' ).イ'ｰ-:》
r‐/j '.ヽ ヾﾞゾ ＼ ヾソ | .′ﾏ-‐￢
/ ／{''| 丶､＼ ′ 丶､ _＼_ ,|/ 1イ ヽ
.ﾚ ハ..{ i｀¨ // .}.. ト. Y …………そうですね。
{..乂'､ '､ く > .// .//l. ∥ リ
V 丶 _ ヽ .ｲ.. ノノ .}/ 上様もお疲れでしょうから、まずはお茶でゆっくりしましょうか。
Ｖ `丶.､ Ｙト..、 .｡＜.{/ .／/ｲ
,.｡::＜__ノﾉト`丶.´彡'{∨ゝ...＞
./:::.:::.:::.:::.:::iﾄヽ､/∧ヽ.ノﾉ｀¨´￣｀ ヽ 主様、どうぞこちらへ。
/:::.:::.:::.:::.:::.::ｉ{ /> ニﾆイﾍ ,
. {:::.:::.:::.:::.::i:::::/>=‐ｧ - .r‐xh / }
'::::.::::､:::.:::i//'Y'^入,ィ＾ヽ〉 ∨{r---､ '
〉:::.:::丶:::∨ ､ rX /１./(‐''' ヽ 1
{:::.:::.:::.::＼:ﾍ '. 从 / .}´リ..--､ /
乂:::.:::.:::.:::.`Y-､ Ｖ ∨ ..ﾊ,∨^"ヽ`.{
{:::.:::::丶::r{ `'''''}ﾄ､ｨ{￣ '}v’ ヾ
/:::.:／^,...ゝ､__フ==《ｰ_,ノ.く丶 }
. /:::.::j .ｲ...... ...../.....Y.ﾊ .... .... ヽ..、 {
/:::.:::ﾉf/｛.........../.......ﾉ...入 .... ..... Y} Y
* ／/
＋ / / ☆＿
十 ＼f, ´ ` ､＿_ノ )
, ´ <
× ／ ＼
o O / | ﾍ
/ / | ﾍ ※
/ / .| |＼ ﾍ |
※ ｡ / / /-| | |‐-＼ | ＼
/ | / ヽ/ / ＼| ＼
｡ ／ |/レ´ -- .ﾍ / -- | | ヽ￣
o * ￣/ | , ==＝ |／ ＝== ､ | | ､ ヽ
| fﾍ .| |/´ ヽ | ￣￣ うん、分かった。
＿ ※ ヽ|ﾍ ﾍ ヽ| ` |) / /
f | ＼＼| | / |/ +
| | |／| ヽ ノ /-´/ じゃあみんな、後はよろしくね。
,--――､ | | ＼ ／ / o
. | ＿＿ | .| ´レ ` ､ イ |ヽ|`
. 〈 ＿＿ 〉 | o レ| | ´ ※
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i l､ | ※ , ´￣ | |`ー― ､ , ―― | |￣ ＜
､ r= i l , l l , , ` ､
． - ´ , , : : : , , ､
． : , : : : , , ､
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5643 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:52:27 ID:zuri
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┃|:::::|:::::::::::::::::::::|::::::||:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|┃
┃|:::::!:::::::::::::::::::::!::::::||:::::!:::::::::::::::::::::|:::::|┃ 三
┃|:::::|:::::::::::::::::::::|::::::||: て::::::::::::::::::::|:::::|┃ 三
┃|:::::!:::::::::::::::::::::|::::::||:: て:ﾋﾟｼｬｯ!::::|:::::|┃ 三
┃|::::├┬┬┬┤:[|||[|（-┬┬┬┤::::|┃ 三
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┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃
┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃
┃|::::├┼┼┼┤::::||:::├┼┼┼┤::::|┃
┃|::::└┴┴┴┘::::||:::└┴┴┴┘::::|┃
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
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.':::::::::::::::|＼ニ=-::::::::::::::::::::::::::∨::Λ
. /:/:::l:::::|_::」 ＼ニ=-:::::::::::::::::::::::∨::Λ
｜|:::::|:::::l＞-- ∧ ﾏﾆ=-::::::::::::::::::|::::::Λ …………行ったな
｜|:::::|／ ___ ' } ｝＼::::::::::::::::::/|:::::::::::
} '´ { 〈__} 丶::::::::: ′:::::::::::
_/ `ヽ::′ ;::::::::::
｀ヽ__ノ .′ ___|＿/::::::::/
＼ ィ . : ´ /::::::::/
｀¨´ ／ ...::::::::::／[二二]ヽ
〈 ＿_ ／:::::::::／
／ ／ /::::::::::／
／ ／ :::::::／
厂｀ヽ {:::/
′ Ⅳ
i {
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､～｀ ｀～､
／ ＼
／ l ＼ '､
/ | | ', .',
./ l | | ', }
i /| | l＼_､＿_'、 | .′
| ､～.T. | ⌒＼｀` | ||/､
| { ∨ i{ { ＼ | ｀` | i Ⅵ ､｝ ええ、行かれたようですね。
Ⅳ＼＼{ミzzィ ミzzx.ﾘ} /｀ ).)′
＼＼: : : : : : : : :/／ ／.）
乂_'、 、 , ／_ﾌー´
｀～ ､＿_ -‐_八
.､～| .八￣ ／｀～、
／ﾆニ{'〉i:ｲ＼/ﾆﾆﾆﾆ:ム
iﾆﾆﾆﾆⅥ:ﾘ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
{ﾆﾆﾆニ:｀´ﾆﾆ「￣ lﾆﾆニ}
{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ乂_ソﾆﾆニ〉
}ﾆミ、ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ, -―-ﾆﾆ}
/ﾆ＞＝-､ﾆ, --´-､ﾆﾆニﾘ
―――――‐｀ー=へ).).).(.(_f_～-'----´――
5644 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:55:13 ID:zuri
/: : /: : : : : : :l／: : i:ヽ
/: :彡L: : 」:.／:」L: : :」: :l
l :彳＿＿Ｖ ノ ﾐ::l
l: :l/ // .i ―― ﾐ:l
l::八 // 丿 ―― l::! ﾋｿﾋｿ
rヾ/￣￣ ′ ハ
.,ゝ/ U lメ、 （おい、どうするんだ！いくら足利の将軍といえどこんな願い聞き入れられるか！？）
l: :| ゝ ＝ ノ )
l: :l ェ - ェ
l: :l 丿 | / |
l: :l/ﾆ二l 「~ 二ﾆヽ
l: ハ | Ｏ ヽ|
/〉 r ､
「＼ ＞──- ､// /::/ヽ
｜::::＼ ／ ／ /::/ ';
／::::::_／__,.. -‐ '´ /::/:＿_:＼
/::::::::::::＼＿＿(⌒)＿／:::::::::::::::::::｀ヽ
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::i
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!:::::::::::::ミ// /::::::／/::::／ レ V::::::::::::::::::::| ﾋｿﾋｿ
.!:::::⊂⊃ ハ/::／ /:／ ＿,,.r ﾚi::::::::::::::::::::＼
|:::::::::::::| /_/＜ '／ ~ ｨz＝=- ､ ';::::::::::::!::::`'ｰ..､ （どうすることもできませんわい叔父上！）
|::::::::::::f!´ O心 / し苅 7:::::::::/::::::::;::::::＼
|:::::::::::::|` 辷ﾘ ),r==f{ 込ソ if=ｰ∠::::イ::::::::::|::::::::::::::':, （幕府の頂点に君臨する方がここまで来たのに
.j:::/:::::::::ﾄ ､`＿,ノ 弋_ __＿ ﾉ {::::::|:::::::::::;::::::::::::::::::}
|:/ .!:::::::::i//// ￣///// ! 八:::ﾊ::::::::/:::::::/:::/ 追い返したら世間や近隣諸大名になんと言われるか……！！）
' i:::::::::|! ` | ,_／|::::::::::::::::ｲﾚ' ﾋｿﾋｿ
/::::::ﾊ u V::／/ |::::::::::ｲﾚ'
/／ !::ﾄ:::::::ヽ ／:|::::| |::::::／
!| ';:::::|::::::＼ -─-- ,. イ::::|´|/ レ
';::|::::::::::::｀ ､＿,.. イ ｜ ヽ、
＿ _`z､_, r ' ´ | .| ヽ
／三三/ ﾌ^j≡=- ､
/三三三{ ヽ､ ノ三三三三ヽ
!三三三∧ ` ー ーー/三三三三三三三ヽ
5645 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:55:46 ID:zuri
＞- ＜
. , / ヽ 、
／ / ﾟ ． ．
. , / ﾟ.． '．
/ ./ , ,l | ﾟ．. ．
/ / , , l 、 、 、 ﾟ． ．
| / / , / .l ﾄ ＼ ヽ ﾞ.
| _ / lﾍ { ヽ -―- l. | ￤
| , / | ￣｀ヽ. ∧ ´ ヽ |. l ,
| ∧ .l |_,4≦z_ }ヘ、 ,ｧ≦_≧、 }∧ .,
}' }∧ 寸 r':ij :} ｀＼ r':ij .:} Ⅳ , , ./
}ﾍ l ｰ‐ ゜ ｰ‐ﾟ´ / / ／
}ﾍ. ´ -イ イ ￣ 、
. Y´>、 ｰ ‐ ／ ｛ .） ……いえ、これはある意味では好機、とも捉えられます
弋 { 、 ／| / / ｀ヽ＜´
｀入_ 令ｭ、_ |ﾍﾊ{ ノ_ノ｀ 信長は近頃、天下を掌握したからか各地の大名に対し強気に出ています
入_ノ.,} .|ヽ、 _ノ´
. , .| ／ ',
}｀Y ＿ ,...:i/ | , ´ /＞..、
. ｒ┴┴ 、rzzzzzz入__＿___｀ヽ|／ ./i:i:i:i:i:i:＞..、
｝┬－、.}≧≧≧≧≧＞´, ﾟ．｀ヽ ./i:i:i:i:i:i, ' i:i:i:iヽ
. ,{ ｀￣}｀ﾟ＼ Y゜, ´_ ﾟ． ヽ4i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
Y:{ ｀ } 、 ﾟ{≧≦入_＿＿ }｀ヽi:i:i:i:i:｛' i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
Yｉ|∧ ｹ´,4}.Yi:i{i:i:/i:i:i:i:i:ﾍ:', /｀ヽ._ノi:i:i:i',_i:i:i∨i:,./ｉ:i:i:i:i:i:i:i|
. {i:|i:i:i＞＜i:i:i} {i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:iﾍ∨{i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノi:i｀ヽ{i:{/i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
┌───────────────────────────────────┐
│それに、我等と敵対していた備前の浦上宗景を織田は支援しているようです。 ....│
└───────────────────────────────────┘
_＿＿＿＿＿___
, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__::/
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ﾊ,'iヽ
｀ヽ ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ｙ::,'::/
::::::/:ヽ::::::::::::::::::::::::::; _＿_＿＿__::::::::::::::::ヽ___/:::ﾚ′ 暗殺上等、無血開城最高ぉ。
:::::',:::::::＼:::::::::::::::< __ _＞‐´::::::::::::::、::::::::::/
:::::::i::::::::::{:::::::::::::::::::::::｀￣´::::::::::::::::::::::::::::＼:::::,'
:::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>∧ ぶっちゃけこの作品では出番ないけどね
::::::::::::::::＼__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::＼
::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::＼__ 【備前岡山城主：宇喜多直家】
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣￣￣´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
┌────────────────────────────────┐
│一方でその浦上の家臣だった宇喜多は我等の支援を頼りとしていますし │
└────────────────────────────────┘
5646 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:58:18 ID:zuri
_ -──-
-‐ ⌒ ＿ ｀丶
´
/ ／ - ＼
' ^ ｀
.' / | l ＼ ､',
| .′ / /| ‘， ＼ _ ヽ
| | ′ / ‘， ‘， ,ィi〔 |v'
| | ,' ‘，､ Ｖ/,ｨ示ァ} l |
'､ | | _l_､‐''ニ＼ﾄ､_YJり l} ノlﾉ
r＼人 〈 |rｧ爪汽 ｲ´ いずれ、織田による中国方面への進出はやってくるでしょう
乂rヘ＼l､ -く 弋rソ 丶 '
{ Y´ ) ､_＞- ゝ _ ,ｲﾆoヽ
`ー'ー'ｰY=}h､､_ ／|////|/, むざむざと相手の言いようにされる前に、こちらから打ってでてもよいかと。
／＼ニ〕ｈ~__〕ﾆﾆ=|////|/,
／ﾆﾆ/ﾞ＼ニﾆｰ/|｡＼|///〈|//,
／ﾆﾆ／////＼=//|////厶---､}
/＼ﾟ／////////｀'/八/｡γ,.-─-､ヽ
| //＼/////////////＼{ l:::::::::::::::)∧
Ｖ////＼}l///////////⌒ゝ──''/∧
,.． ---- .
, ':´::::::::::,:::::::::::::::::`丶、
／ :::::::::::::::::,':::::::::::::i:::::::ﾍ;::＼
, ':/::/:/::::::::::;ｲ:::i::::::::::|:::i::::::ﾍ : ﾍ
/::/::/:/,'::::::::/ ｉ::::|:::::::: |:::|:::::::::i:::::::',
/::/::/{:i::i:::::::::{ |::::|:::::::: |:::|:::::::::|ﾍ;::::}
{:::i::ｲ__,,,..．＜´,／ ''‐ ．｀ﾞ'' ､! }:: |
ヽ､::i／´／::／ } ､,__｀"''‐- .i:: }
〉{.／::／ i /:::/
｛/ﾍ／ _,,／ ミ===ゝ /|!}' う、ううむ……しかしだな、親父殿の遺言を破ることになるのではないか？
|!､ } ￣ ヽ / .|/
| ‘､ U /_,} |
| ＼ ﾞ￣｀ヽ ,.ｲ-‐'ﾞ| 中国だけならまだしも、上洛ともなれば天下や他国のことも懸念せねばなるまいし……
＼. , イ::::::::|
|.ヽ､．＜..| |:::::::::|
/￣￣￣| .|＼|:::::::::|
／i三三三三‐‐--．.,, | .| }:::::::::|
/￣｀i 〉´ ヽ＝≠‐-､
/ | ﾍ.О iヽ､
. / ,,...-┤ ｀､ i ｝ .}
,.．‐''ﾞ´ ﾍ ｀､ ＼,' .ﾍ
,./ ∧ ,' ｀､ ＼∧
．＜ _,..．-'''"∧, ｀､ ｀､
5647 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 21:58:38 ID:zuri
┌──────────────────────────────┐
│あれは当時の国内事情を鑑みて、父上が出した結論なまでのこと。 │
└──────────────────────────────┘
r ､
__ /::/ヽ
|::::＼ /::/::::::::';
;:::::::::::ヽ,,.. -ﾉ}:::￣｀"''::::く:::::::::|
/::;::::'"´::::／､ ﾊ:::::::::::::::::::::ヽ::::|
／::::::::/／ ｰｧ' }::::::|:::::::::::::::::Y
./:::::::::::＜,＿__ｒ ､ノ‐ｧナ:::ﾊ:::::::::::'､ ┌──────────────────────┐
,':::::::::{:::::ﾊ:::::∧::::/ｧ=ｒテ'ｔ､::|::::::::!::::`'ｰ-..､ │幸鶴丸も元服して立派に当主を務めています。 ..│
_ノ;::::::::::∨::|ナ' ﾚ' _( ｊ＿ｒｿ)'!:::::::|:::::::::＜ヽ） └──────────────────────┘
（ｒ'´{::::::::::::::|::l,ｧ＝､）´ ｀ "´xx7::::::/::::::::;::::::＼
｀ '､:::::|:::::ヽxｰ ' ∠::::イ::::::::::|:::::::::::':,
＼ﾄ､:::/| ｒ7￣ヽ {::::::|:::::::::::;::::::::::::::}
）人 、 _ﾉ 八:::ﾊ::::::::/:::::::/:::/
／::::::::｀＞..､ , イ__rア二7'ｧ､::::ｲﾚ'
/::::|:::::::::/::::::::ﾉ「斤 ./ /ｱ´ Y |
{::rﾍ:::::;ﾍ:::::（／/ __/ // |/ __
/￣Y ｒ＜ //￣/_/ ; | ＿,,..ノ)"´￣＼｀ヽ、 ﾄ、
／´ ｀ヽン-'／ ./| | , '"´｀ヽ;::::::::｀ヽ. ';::::∨::|
/ ヽ-ｒｒ- } '´ {. ! ! ／:::＼ ';::::::::::::::', |::::|::::|
／） ヽ「八| | ヽ|. |':;::::::::::::::':, ; :::::::::::::; .!:::::::::|
/／). ､ﾉ|二」 ;. | .|::::::::::::::::::::'; |::::::::::::::| |:::::::::;'
;' ／） -‐/=- ､ __ .ノ | .|::::::::::::::::::::::! .|::::::::::::::| ;::::::::/
{{ /)、 ＿,.／ | .|:::::::::::::::::::::; ;::::::::::::::;' ,':::::;:'
|l__ﾉノ //二二7ヽ /| .|::::::::::::::::::/ /:::::::::::::/ /::／
'､＿／/ /// {::| .|::::::::::: ／ ／ ┌───────────────────────────────────┐
ｒく ./ /// ヽ| .|:::;:: '´_,,..∠ -│我等もそろそろ隠居を考える歳ですし、最後に一つ奉公しようではありませんか ....│
└───────────────────────────────────┘
/ :::::: /:/:///::::: : / |::|:::::::::::||| |::|:::::|::::l:|:::| ＼三二ニ＝==一::::|:::::::::::::.
|::::::::::|::|: |:|:|::::::: : | |::|:::::::::::||| |::|:::::|::::l:|:::| ヽー==＝ニ二三|:::::::::::::::.
|::::::::::|::|: |:|:|::::::: : | |::|:::::::::::|||／|::|:::::|::::l:|:::| ヽ::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::.
|::::::::::|::|: |:|:|::::::: : | |::|:::::::::::||| |::|:::::|::::l:|:::| ＼::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::
|::::::::::|::|: |:|:|::::::: : | |::|:::::::::::||| |::|:::::|.斗ヒi"´￣ ｝／￣`ヽ:: |::::::::::::::::::
|::::::::::|::|: |:|:|::::::: : | ／ ＿.＞ '´,.斗ﾋ:::Tニﾆ７ / .イ｀ヽ∨!:::::::::::::::::
|:::::::::::: V￣￣´::7 ヽ. ／ |:{ :::℃! l/ / <ｰ 、 |∧:::::::::::::::
' /::::/ ∨:::歹 .′ / _） ） .ｲ: ∧::::::::::::
∨:::/ | ′ ﾉ‐' ／ ∨:∧:::::::::: 武士にとっての当たり前、御恩と奉公、か……
|∨ / | （＿／ ∨:∧:::::::
| ／ ﾉ | / l/ ∨:∧:::::
| 人 ｀ |￣｀ヽ ∨:∧::: そのために家中を危機に陥れるのはやぶさかではないがな。
| ＼ | ∨:∧:
￣￣｀ ／ |-、 ∨:/:
. .． ´￣｀ ∨::
＞ .. イ .． ´ ', ∨
| ￣| /´ ', |:
| |./ ／￣＼ |:
5648 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:00:44 ID:zuri
─── ´ ｀丶、
── ／ ＼ シャ
─── ＼
── / / |
── / /| |│ _,人_ |
── | | ,' | |八 ／ `Y| |
── 八| │| 八 │イ＼ j |_
───── | Τ|￢ト＼ 斗テ允ｧ| ∧｀Yい
───── | |ャテ允 ＼∨ Ｖツ │ _丿人ノ
──── | 小. Vツ , ''' |厶イ_ノ_） そこは、私にお任せを。
───── ＼|＼｝人''' ､ ノ ／し人_丿
─────── ｀て＞ _ イ＼＿
───── {{::⌒し/｀ア__／ ／￣￣￣}} この舌を以て反織田勢力らをまとめようではありませんか
. ─────── ∨ ::::〈_xく. ／:::::／::::::::::::|
── (⌒（＼_＿__ 冫::::/〉∠＼_／ ::::Υ:::::::::::::::::|
── oと_ﾆ二二つ） ／.:::::〈／／:: ￢ :::::::| :::::::::::::::::|
── ｡ （＼______／ ／::::::::::::::::::::::::::（_／:::::::::ｌ::::::::::::::::::ﾉ
──｀ア二二∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::／〉
〈＼:::::::::人::::::::::ﾆ二:{::二::::::::::::::::::::ｌ::::::::::::::::/
. ─── ＼::::::::::::::丶::＿::::::人:::::::::::::::::::／|/:::::::::::/
＼:::::::::::::::入::::::::::::::::::::::::￣::／::::::::::::/
＼__／::::::丶:::::::::::::::::::::イ:: /:::::::::/
／::::::::::::＼＼ :::::::::::::: |∨ ::::: /
,.． ''""""''' ．
. ／ ::::::::::::::::::::::::::::::｀':､
/: :/!::i ::::i:::::::::i::::::',::ヽ::ﾍ
. |: :/ |::|:::::|!:::::::|!::::::|!:::}:::::}
〃i::/ 七卞l!:::::::l!ヒﾆi}:::|;;;;;|
|:;へY´ /::/'Y´ 下丁! L:i 分かった、お前の舌を信じよう、又四郎。
|:|δﾍ,/::/_ノ ､ 凹i.´ | 〕
| '-' }､￣ /V
|:::::| | ＼ , ､ ／ ! やれやれ、とんでもなく厄介なものが流れ込んできたようだな……
|:::::| | ＞;―,へ'´ j
|:::::| _,,,....{´Ⅴ〈/´＼
|:::厂 、 「o´ {彡 |≧‐､
∨ y / ル-'ﾍ.／ |
/ i / /o ∧ ∨ .|
/ i{ { ∨ ﾊ .|
〈 ｀∧ ', o ＼ ' /
∨ ´ヽ| | 厂´
┌──────────────────────┐
│かくして、毛利家は足利義昭を受け入れている ...│
└──────────────────────┘
5649 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:00:53 ID:zuri
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
{ ――ところであそこで呆けているうちの甥をどうしますか？
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
{ ほおっておいてやれ、ここしばらくずっとこのことで悩まされていたんだ }
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
{ 少しくらいは休息をやらねば死ぬぞ、まったく……
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
,へ ,へ
i::::::ヽ /::::::i
.i::::::::ヽ-―――-/::::::::i
.i／::::::::＿＿::::::::::＼:::i
/:::::::／＿＿ ヽ-::::::::ヽ
/::::::::::＼∧＿ ノ::::::::::::::::ヽ
,':::::∨∨∨∨∨∨∨∨::::::lヽ らーららー……わたしは毛利の当主、幸鶴丸ー
ヽ::::::l （●） .－ .（●） .|:::::/::::i
/::::::|⊂⊃┌―┐⊂⊃|::::ヽ i
|:::|人 ､___ﾉ 人|:::|::::/ 偉大なお爺さまと早死にした父上に代わって当主となったものー……
∨l/V＞‐r┬┬rｰ＜ﾊ/∨ /
/＿i i_________i i＿ヽ:::::/ __
⊂ .ィ i .i .ヽ. ⊃ i i ただでさえ広大な土地治めるのにその上将軍様まで抱え込むなんてー、あーどうしよー……
./⌒ヾ 7⌒ヽノ / ￣ ヽ
| .|―--―|. | i 酒 i
ヽ___ノ＝==＝ヽ___ノ ヽ____ノ
┌─────────────────────────┐
│なおこの結論に至るまで三ヶ月という期間を有していた .....│
└─────────────────────────┘
5650 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:03:55 ID:zuri
┌────────────────────────────────┐
│天正4年（１５７６）５月７日、毛利は反織田として立ち上がり同盟を解消 ....│
└────────────────────────────────┘
＞- ＜
. , / ヽ 、
／ / ﾟ ． ．
. , / ﾟ.． '．
/ ./ , ,l | ﾟ．. ．
/ / , , l 、 、 、 ﾟ． ．
| / / , / .l ﾄ ＼ ヽ ﾞ.
| _ / lﾍ { ヽ -―- l. | ￤
| , / | ￣｀ヽ. ∧ ´ ヽ |. l ,
| ∧ .l |_,4≦z_ }ヘ、 ,ｧ≦_≧、 }∧ .,
}' }∧ 寸 r':ij :} ｀＼ r':ij .:} Ⅳ , , ./
}ﾍ l ｰ‐ ゜ ｰ‐ﾟ´ / / ／ 我等毛利はこれより、公方様を擁して織田信長と戦うことにしました。
}ﾍ. ´ -イ イ ￣ 、
. Y´>、 ｰ ‐ ／ ｛ .）
弋 { 、 ／| / / ｀ヽ＜´ 足利幕府に忠節を誓う者たちよ、我等が旗印の下に集いなさい。
｀入_ 令ｭ、_ |ﾍﾊ{ ノ_ノ｀
入_ノ.,} .|ヽ、 _ノ´ 一本よりも三本、千万億本もの矢が一同に介せば何人とて折れぬ強きものとなるでしょう。
. , .| ／ ',
}｀Y ＿ ,...:i/ | , ´ /＞..、
. ｒ┴┴ 、rzzzzzz入__＿___｀ヽ|／ ./i:i:i:i:i:i:＞..、
｝┬－、.}≧≧≧≧≧＞´, ﾟ．｀ヽ ./i:i:i:i:i:i, ' i:i:i:iヽ
. ,{ ｀￣}｀ﾟ＼ Y゜, ´_ ﾟ． ヽ4i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
Y:{ ｀ } 、 ﾟ{≧≦入_＿＿ }｀ヽi:i:i:i:i:｛' i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
Yｉ|∧ ｹ´,4}.Yi:i{i:i:/i:i:i:i:i:ﾍ:', /｀ヽ._ノi:i:i:i',_i:i:i∨i:,./ｉ:i:i:i:i:i:i:i|
. {i:|i:i:i＞＜i:i:i} {i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:iﾍ∨{i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノi:i｀ヽ{i:{/i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
┌────────────────────────────────┐
│領国内に義昭の命令を受けること通達して、諸大名らにも支援を求めた ....│
└────────────────────────────────┘
,.．‐''"´￣￣｀~"'''‐ ．
, : '´::::, ':::::::::/::::::::::',:::::::｀､::｀ヽ
／::::::::／/:::::::/:i: :: i::::::i::::::、::' ,: '´＼
,.',.',.':::::/,':/::::::::,':/|::::::|:::i::|、::::',:::ﾍヽ::::::::､
＼ ///i::::://,'i::::::::::i::i .|::::::|:::|::|ﾍ::::::',:i:::',ﾍ::::::::',
.. ＼ /ｲ/::|:::::i:| |i;;::''''''´´ ／''''''''' '' '‐- !:!._;! ゝ::::: ',
... ＼ ! i:|::::|:;;‐-,．--‐-／ __,.．-,,',,'_"~ ヽ:::::: i
＼ |:i:::::| ／ / ./ ﾍ .／{瓦i了`iｧ .i:::::::::|
＼/,￣i、___ !''ii､ﾍ. / ./ | 乂ii丿.´ ヾ-､:i
＼ | | ｀i. ｀i‐‐､. ヽ,;∨../ / 〉:/ﾍi!
. ＼ ﾍ. .! | ./_ / /iﾍ､/＿,,／ ヽ |:|.ｿ/ かつて尊氏公は京を追われるも西国にて同志を集い立ち上がった！！
.. ＼ ヽ,|,{ ∨￣"'.､ |:|, ', ,-==‐.． ノ..|:|イ
/. ＼ 〉、｀>､ ', .||.＼、 i ', /__ノ|i:::|
,.' i.＼,.．---/ / } ||. i|. ＼ ', } ／::::::::::|!: | 今こそ尊氏公のように、忠勤篤き兵たちで公方様をお支えするのだ！！
. / ／ ./ / /＼i! ｀丶.. ヽ--‐ ' ,. '´|ハ ::::::::i!: |
/ ,' ,.‐'´ ／ /. ＼. |.ヽ､__,.．'´ .| ',:::::::::::::|
-/ _,．‐'" ,．- i'''´ ￣´ ／ .＼＿__|＿ ＿＿＿|＿ ';:::::::::: |
/ __,,.. ．-'~|. '‐．＿__,, -'＼ | | / |. ';::::::::::|
'''"´ / ＼ _,.．-| i,/ |. ',::::::: |
. / ,,,..〃"~´´_ _/ ｀ヽi"~´ '''''"""~~´ゝ‐- ．|,
/ _,.．-‐'''"!_,.．-'''"´ | ◯ _,.．‐'''"｀"''‐ ．, ｀"''‐ ．
/ ／', / "'''- ．/＼
5651 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:04:31 ID:zuri
┌──────────────────────────────────┐
│しかし、その効果は絶大なものであり、瞬く間に大名の子弟らが参加を表明 │
└──────────────────────────────────┘
＿＿＿＿＿
／
/ おい！上様が新しく幕府を立てたぞ！
∠
∧＿∧ ＼＿＿＿__／￣￣￣￣￣
（ ´Д｀） ,-っ | そうか！よし！織田は殺す！
／⌒ヽ/ / _） ＼
/ ＼＼／／ ￣￣￣V￣￣￣￣￣￣￣￣
/ /.＼／ ‐=≡ ∧ ∧
/ ∧_二つ ‐=≡ （ ´Д｀） ﾊｧﾊｧ 待ってろよ～
/ / ‐=≡＿＿＿__/ /＿
/ ＼ ‐=≡ / .＿＿ ゛ ＼ .∩
/ /~＼ ＼ ‐=≡ / / / /＼ ＼／／
/ / > ） ‐=≡ ⊂_/ / / .＼_／
／ ノ / ／ ‐=≡ / /
/ ／ . / ./ ‐=≡ | ＿|__ ┌────────────────────────────────┐
/ ./ （ ヽ､ ‐=≡ ＼＿＿ ＼ │かつての幕府奉公衆なども加わり、総勢100名からなる足利政権が設立 ....│
（ _) ＼__つ ‐=≡ / ／ ／ └────────────────────────────────┘
.￣ ｀｀) ‐=≡ /／ ／
｀)⌒｀) ‐=≡ ／ | /
;;;⌒｀) ‐=≡ ／ ／レ
;;⌒｀)⌒｀)‐=≡ （ ￣）
┌────────────────────────┐
│義昭が御所とした場所の名から「鞆幕府」と呼ばれる ....│
└────────────────────────┘
┌────────────────────────────────┐
│そして義昭は輝元を副将軍の地位に任じ、幕府軍の中核を担わせた。 │
└────────────────────────────────┘
.{.:/
.＞. ＜ , .┘.:::￣.:ｰ:: ﾉ
／. . ｒ___.:〉 ／.::::／.:::::ヽ::::::::::.Y ┌. .¨.マ
/.ヽ,. . ＞‐┘ /.::::::/.::::::/:::}::V::::::::::V/ 〈〈.:__ｧ. . .ﾏ
,: : : : >ｰ‐ ´ 、ノ.:{:::::〈.::::ﾉ.:ハ:::::}:::::::::::::＼ 〈⌒>.: . . . .ﾏ
,: : : : :{ > .:::ﾑ:::/∨ ∨⌒,:::::ﾉ:厂 ゝ,____ｨ: : : : Y
.: : : : : } ﾙ:::{ﾏ{ == ___ 〉:ｲ.〈 }: : : : : i
.i: : : : : : ＞‐‐┐:::: ￣┌＜ i: : : : : :i
「 ￣￣ } ＿r....‐‐＜:::┐.{、 ゝ ノ ｲ/ヽ > .i: : : : : :i
{ ＿＿ __ｲ.........｀ヽ..........＼： { ｝> _ .イ//.:::／.＜ __ _ ┌ ― ┐ 必要なことがあれば言ってね、手伝うから。
{ . . .／/. . ﾏ.............＼.........>,.L__ __ .ﾏ./.::/..／................｀ヽ.」＿＿ _.」
{. . . . /. . . . .マ..............≧ ゝ‐‐- … __ｺ⊃ _...＞................,ｲ.｀ヽ. . . {
.＼._._._ ＿＿ ≧=‐‐ ＜::::i iﾄ,＼ //} i::::`＜.....___＞`. . . . . . . . . .}
｝///////∧∨::::::::::.i i ＼_／ i i:::::::::::::/ ,<＿ ._.＿＿._._._.ﾉ
|//////// ∧∨::::::.i i .<> i i:::::::∨ ∧∨/////{
|//////////ﾑ ﾏ::::.i i : { i i:::>ﾞ ｲ/////////l
|////////// }ムﾏ.」i :: i i 〃 ｲ///////////,
|///////////i ヽ :: !／ }///////////.|
|///////////.｝ : i: V / /////// |
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l//////////〈 _」 ＿ .ﾉ ﾉ//////////,
┌┐
, -―- } / _,_、
|＼ ／ - zzr― ヽ、_/',',',
|',',',',ー-／ -イ⌒j }::/',',',',',
|',',',',',',/ _,/ ノ/',',',',',',',ヽ
{､ー ´ ／ r― ､_,／::::!',',',',',',',',',',＼
／:::＞ ----- ‐｀::::::::::::::::::::{',',',_......--....入
/:/::::::::/:::::ノi:::::::::::、:::::::::::::',::ーゞ:::::::::::::::::::::::ゝ
{::{::::::::::l／ {::::＼:::ト､:::::::::::}:/:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
):j:::::､::(_´￣ ｀ ー ｀ ￣ ヽ /:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
ィ)::::::厂 _ __ 厶ヘ::::::::::::::::::::::::_ - 'ヽ い、いえ！身に余る光栄です！必ずや、上様を再び京の地を踏ませてみせましょう！
／⌒::7 ≡≡ 、＿， ≡≡ }､_:::rwﾍ/´::::::::::::::::::!
,'::::::::::::::八 ＿ ノ￣ 丶 ＿＿ノ イ:/::'´::::::::::::::::::::::::::::ノ
ヽ:::::::::::{ｘｘ , ｘｘ/::::::::::::::::::::::::::::::::/ それまでは！この輝元に全てお任せを！！
)::::::::丶. └r ' ーr' /::::::::::::::::::::::::::i::::::(
⌒⌒ヾ:::::::::≧=zー‐ '―‐＜厂ヾ::::::::::::::::::::::ノー'⌒
⌒／三三三／￣ ｀ヽ込,_ ⌒ヾ／￣
7ﾐ｀三三／ _／／ゝ不7⌒
|三三／ └‐'_, 斗)以￣ヽ
Ⅶ厂 ／三三{ 酒 ハ
Ⅵ ／三三三丶、 /
丶 ／三三三三_/＼二{
＼ ／三三三三／/_／三 |
⌒ヾ三三三／ └'_ =三/
｀ ＜￣ ／ 三／
｀¨¨¨¨¨¨´
┌─────────────────────────────────┐
│かくして、毛利を中心とする新幕府軍と天下の覇者織田の争いが始まった │
└─────────────────────────────────┘
5652 ：
バーニィ ★
：2024/10/12(土) 22:06:20 ID:zaku
あまりにも厄介すぎるぅ
5653 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:07:14 ID:zuri
┌───────────────────────────────────────┐
│実際、初めは地の利を活かして、織田方についていた尼子残党を撃破するなどしており ....│
└───────────────────────────────────────┘
,. -‐‐‐- ．
. ,. '´:／::::/|::::::ﾍ;ヽ＼
. ／:::::;ｲ:: : :/ .|::::::::ﾊ::::ゞ:ヽ
/ﾍ:〃-‐ｧ:ｩ:､／_,.．‐'''" ﾍ::} ｉ
. {:/ /::/ ﾉ ＝＝= ｝::! __人__
Y ﾍ. /::/／ "" Y'´）. ｀Ｙ´
ゞ/｀￣´ ＿＿,. }'´. !
ゝ､ ／ﾍ.
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. ｛(ﾞとi￣￣￣￣ 〉 ',:::::i
ヽ｢ﾞ||_,,.. ．-‐ヽ /. !:: |
r＝＝､/ﾟ 〈 !:::| ←生涯戦績76戦64勝12分の西国きっての名将
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｀＞||.|.||＜三＞-､＿｝
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i||!/ ﾍ. ',
iii′ ﾍ__}
ゝ′ ヾ┘
┌────────────────────────────────────┐
│また本願寺や村上を始めとする水軍衆らを抱え、毛利優勢の状態が続いていた ....│
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／ ＼ ＼
′ / ､ v ∨
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. | `ト-ｲﾞ .|｀ﾞｰ--イ | | ｜
. | | i/ V |. ＼ ! |､ | ←熟慮遅断の人で父親の元就に並ぶとも劣らぬ賢将
. 乂| |ｉ ≡＼N ≡ ｰ/ / | y_ﾉ__
_ゝ_i{:::::: :::::: ／ _. :ｲ.ノ_ y_)⌒)
. (⌒(_ h｡ ﾏ _ﾌ ￣ﾑｲ≦ﾞ(_ y_)
(_(_y≧=zz--=ｌ爪(:_:(_:_(_ y_)⌒
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. 乂_薔_ノ( ｦ }三ﾆ{ : : : :｛o : : : : :(__ }ﾑ:.V
┴┴ ￣¨¨¨¨i｝ｰ: : :Io : ‐ :イ∧三:ﾉ
5654 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:07:41 ID:zuri
┌────────────────────────┐
│やがて上杉が北陸で織田を倒し、その勢いに乗じて ......│
└────────────────────────┘
,イ＞、／＼、＿＿
//:,ｲﾍｙ{: :::::::∨｀''＜>、
ノ /:::|!| ∧{:::::::::: ∨＼ ＼〉 、
,イ/::/ :: |∧',i!|::::::::::}:::∨::∨∧ ＼、
／ ７::/:/:: !i!｀´´|:::::::::i!::::::}:::::∨∧〉 「i|
トイ/::/:/∧ﾘ ,ﾘ::::::/|::::::}:::::::∨/＼寸i
／///::/:/| | 」、 //斗七''从}:::::::::},八::::寸}
７//{{ /从￣≧、 /＾ーﾃ=ｒ、ﾘ::/::八::::寸ｲト、 兄である義輝公のころに上洛して、かなり特別待遇を受けていたしね。
{/八/〈ﾘ ＾ゞ＾７ ＼￣´ /∧}/ ∧/ ｀マ }l
从/〉 /_ ／ ∨ｱ＾Y::::::ハ/ 「七免許」という地方大名として格の違うことを示すものも与えられていたんだ。
{ /〉 ヾ / んｒ 八::::::ハ
＼〉 、 _, ﾚ'／::: り/
∧ ￣￣￣´ /ﾌ::::ノ::::＜＿ノ 天正４年（１５７６年）の夏にも小早川殿を通して次の春に上洛する旨を伝えられていたんだよ。
イ∧ _,. ＼_,. ィ7::::::::::<＜´
_,.ィ7i ゞ=≦/＼＿_,. ィ7 /＿フ:::::,ィ:::::::::} ト＜
_,,､-=ﾆ///∧ フ/////}l 、￣ /ｒ―テ:::/::/::::::ノ::}乂⌒ 【越後国主：上杉（平三）謙信】
_,,､-=ﾆ￣∨∧ ／斗七¨∨{ｒ――-!|: : 7ノl{ /仄ノ＾り |
_,,､-=ﾆ￣＾∨∧ _,. ィ7: : : : :∧:i:i',||:i:i:i:i:i:i:i:l}: : : : :レ': : : : : : ∧
',i', ∨∧ ＼: : : : : :／::∧:i ||:i:i:i:i:i:i:i:i}: : : : : : : ―＝ユ ∧＿＿＿＿＿＿
,, 斗 '' ∨∧ ＼: : / _,ィ7!:〉:i||:i:i斗七!}|: ― ￣: : : :￣￣￣: : : : : : : ／￣￣＞ｘ、
',i!',, ∨∧ 〕七厂:i:i:i:i:iソ:i:i:i／:i//: : : : : : : : : : : : : : : : : : _, ィ7: : : : : : : : : ::∨
>ｒ-,、 ∨∧ _,ィ7/: :/:i:i:i:i ／:i:i:i:i／:i:i://: : : : : : : : : : : : : : : : :／ : : : : : : : : : : : : : : :∨
/{ } } ∨∧ _,ィ7: : //: :/:i:i:i:i /:i:i:i:iフ:i:i:i// |: : : : : ::::: : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : :::::::::::::::: ∨
¨ / ∨∧: : : : : ://: :/:i:i:i:i」」＞'":i:i:i:i／| !|: : : : : ::::::: : : : : : : : ::/: : : : : : : : :...:::::::::::::::::::::: ∨
. ／ _ｒ-, ∨∧: : : ://: :/斗七//:i:i:i:i:i:i／:i:i:|: :|: : : : : ::::::: : : : : : : ::/: : : : : : : : :...::::::::::::::::::::::::::: ∨
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│毛利が西国より公方義昭を擁して上洛することで ...│
└───────────────────────┘
ゝ〈/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〃.::＞/｀ヽ:::::＼:::::::::::::::::::::＼
/.::::::: /:::::::::|:::::::::::V/::::::::ヽ:::::::::_ノ
/:::::::::::|:::::::::::|:::::::::::::}｀ヽ:::::::::V::::＼
,'::::::::::::i{:::::::::::l::::::::::::::l-‐‐ ﾏ::::::::::::::_彡 北から上杉、西から毛利
ﾉ:::::::::::::::N／从^ヽ:::::,' __ ﾏ:::i_::::::}
_ ｲ:::::::::::::::::{ __ Ｖ ,_＿Y Ｙ从 、 更に東の武田も味方につければ信長包囲網の完成だー
i{:::::∧::::∧ _ ´^⌒ .ﾉ/>。 ヽ
Ｎ:::::::ヽ_::ﾑ.彡^ﾟ゛ 、 }´/////> 〉
,'｀ .i{｀ヽ｀ ﾉ/////,' /_ これならいくら織田が強くても、一気に壊滅できるよ、やったね。
.{Ｖ//ゝ,.__ 、 ゝ ノ <、///> ,ｲ: :Y
ゝ`ｰﾐ////≧=‐ イ ,ｨ＞ ´ イ' : : ﾉヽ
_ /.:ヽ ﾏ///,'〃ゝｰ=彡´ _,ィ/>ﾟ. :／: : : :ﾏ /
〈 ヽ , : : :..＼∨/i{{ 〉<´] //.／. :.ｲ : : : : : :.∨ /
.> ´ >、.: : :__: :_ﾑ＼i ', 〈 .〉] ,' > . :／: : : : : : : : :.∨ /
｛ ／_,.ｨＹ : :￣⌒><＼ゝ `´ .i i/. :/ : : : : : : : : : : : :.∨
ヽ. _／〉 : : : : : : :ﾊ。 `＜ , | i. : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
〉、_／ﾉ 、: : :／/:i:}＞。 `＜_」_ : : : : : : : : : : : : : : : : '，
,'...} Ｖ,ヽ_ノ ｲ:i:i i::.ﾑ＞。] 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :.'，
]∨ i〉ヽ_／<:i:i: i:..:.ﾑ l ¨,⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :'，
] ＼ .ﾉ 〉/＼ ヽ} ﾑ: :ﾑ | |ﾑ : : :＼: : : : : : : : : : : : : : '，
┌────────────────────────────┐
│足利幕府の再興、という路線もあったのではないかと推察する .│
└────────────────────────────┘
5655 ：
土方 ★
：2024/10/12(土) 22:10:20 ID:zuri
┌────────────────────────┐
│それから６年、義昭たちはどうしてたかというと―― ....│
└────────────────────────┘
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